思考ダダ漏れ

なんとなく書こう

近況

2018-07-03 17:55:11 | 日常
先週の金曜日のこと。S松先生と話している最中、A山先生と出くわす。
  二人の共通理解として、僕の作品は絵画的だという話をされる。S松先生は詩を書いてみてはと提案するが、僕はその要領が掴めそうにないと答える。また、写実的な恋愛小説を書いてみてはどうだと聞かれるが、昔と違って割り切りが案外早いので恐らく苦手だろうと考える。だからこそ盛り上げようとする余裕もあるかもしれないが。
  S松先生曰く、自分は即物的なので木漏れ日の影を見るよりも台風で折れ曲がる木々の方が気になるそうで、すなわち僕は観念的であるということを伝えたかったらしい。文章は違うが三島由紀夫を連想すると言われる。確かに特に否定する要素はないものの、恐らくこの観念的な調子が強く現れているのは前半二作品が顕著だと思われるので、S松先生自身まだ前半しか読まれていないことを考えると、後半はどう思われるのか楽しみだ。
  そういえば、展覧会の日程を尋ね忘れる。

  最近は彼女にクーロン城の資料を借りてきて貰い、着々と次の作品のことを考えている。主人公を女性にするか悩んでみたものの、あまりそれが効果的な気はしないので止めることにする。建物と建物の間は電線と水道のホースが絡み合って、引っ掻き回された蜘蛛の巣のようになっている。その間の狭い路地裏に薄汚れたベッドが置かれているのが、天窓もないので恐らく雨が降れば顔面に雨粒を受けるのだろう。
  そんな景観が妙に惹かれるものがある。攻殻機動隊やカウボーイビバップなんかでもそうだが、もしかするとハードボイルド調のものと噛み合わせの良い舞台なのかもしれない。
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