思考ダダ漏れ

なんとなく書こう

グロ

2018-09-20 23:18:19 | 文章
最近書いているもので、なぜか主人公に蛆を食べさせている。意識の流れ的、かつ、道化芝居じみたメタ意識を混ぜているのだが、これがなんだかもう意味が分からない。最近は実験的なものを作った後は、そうでないものを作ってみるという具合で繰り返しているようだ。
  それはそうと蛆を食べるだけでは、あまりグロテスクとは思えない。前歯で切断した半身同士がうようよと蠢いていればグロテスクな気がする。これはただの感覚の違いでしかないか?  いや、そうではないだろう。グロテスクにも実は表と裏があるように思う。
  血飛沫をあげる、というのが表だとすれば、虫を食うことは裏のように思う。これは対象に生理的な嫌悪感を抱くかどうかの違いだろうか?  血飛沫ぐらいの描写は幾らでもあるだろうが、それにしたってあまりに見覚えがないせいで、本当にここまで噴き出るものかね?  という気持ちが湧いてきてしまう。これでは魔法を見ているようなものだ。虫はどうだろう。ワラジ虫の裏面には無数の足がある。歯の間に挟まると、その足がうようよと動き出して、噛もうとする圧力に負けて切断されてしまう。生命とは不思議だ。切断された半身のどちらの足も、舌の上でうようよ動いている。君は少しくすぐったいぐらいの感覚に襲われるだろうし、ワラジ虫の殻の破片が変に喉奥へ入り込みそうになって焦ることだろう。なに、エビの殻のかけらのようなものさ。いや、あるいは砂のようなものかもしれない。ワラジの身が口内でジャリっと音を立てるのだ。君は今すぐにでも吐き出したいだろうが、そうはいかない。しっかりジャリジャリと奥歯ですり潰すことになる。潰れた足の一本一本がばらばらになって、歯の間に挟まっているものも出てくるだろう。可哀想に、彼女の身篭った身体にはまだ白い卵があったというのに、君は数の子を食べるような感触でその卵も味わってしまうのだろうね。
  どうだろう?  グロいかね。
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