’ちゃんg’ の ’ぶろg’

子供も成長したので、これからは趣味のバイクブログとして再出発します。

4月の読書メーター

2019-05-01 | Weblog

4月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2724
ナイス数:181

夜汐夜汐感想
読了後、しばし呆然。幕末の動乱の中、惚れた女に一目会うことを生きた証とするため、新選組前夜の浪士組を抜けて江戸へと疾走する。土方・沖田の追手、殺し屋夜汐(ヨシオ)との対峙と圧倒的な死の予感。生と死が鬩ぎあい、そのはざまで発せられる名セリフの数々にどっぷりと浸る。男も女も。なんだこれ、カッコいいぞ。
読了日:04月27日 著者:東山 彰良


検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)検事の本懐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
超〜面白いんですけど。ゴールデンウィークが始まるまで持たせようと思ってたのに1日で読んでしもうた。悲しい。読んでる最中、佐方のイメージはまるっきり「冤罪弁護士(ドラマ)」の坂口健太郎でした。抑えた表現の中に熱いものが感じられ、ズバッと解決!みたいなところがあるかと思えば挫折を感じて忸怩たる思いをしたり、切なさが溢れ出る場面があったり。「借りなら返すことができるが、受けた恩は返せない」(返しきれるもんじゃない)みたいなところが日本人の琴線に触れますなぁ。最新刊が出たようなので早速予約だ!
読了日:04月22日 著者:柚月 裕子


震える牛 (小学館文庫)震える牛 (小学館文庫)感想
面白かった。地道な捜査から一つずつ手掛かりを得て、一見関係のなさそうな事柄が繋がっていき、徐々に事件の全容が明らかになってくる・・王道ですな。冴えない中年の刑事を職人風に仕立てたキャラ作りがとても上手で味わい深い。最後のどんでん返し、そのまたどんでん返しも痛快。やっちゃえ!
読了日:04月20日 著者:相場 英雄


嘘ですけど、なにか?嘘ですけど、なにか?感想
フジコちゃんみたいな美女が嘘つきまくって男どもを翻弄する~みないな話かと思ったら全然違った。嘘というより想像力豊かとか機転が利くといった類の文芸編集者が殺人事件に巻き込まれ、マヌケな警察官僚やら架空のテロリストが登場して最後に解決するという内容でした。ツカミはオッケー、端々にでてくる小ネタもツボだし(哲学に精通したラブラドール・レトリーバーの眼!笑)志ん生ネタには笑った。ダイナマイトに妙に詳しかったり、細部にもこだわっている。装丁のイラストにしても映画の監督にしても才能の塊のような人とお見受けしました。
読了日:04月16日 著者:木内 一裕


僕はお父さんを訴えます (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)僕はお父さんを訴えます (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
第10回このミス大賞優秀賞にして、この作家さんのデビュー作。中学生が目的を持って裁判を起こすという設定のため、日本の司法制度についてのレクチャー的な部分が(必要なんだけれど)まどろっこしい。後半の裁判シーンには読ませるものがあるが「父が嘘をつくか?」という一点にのみ物語の転換点を任せるには、犯罪とのバランスから違和感を覚えた。うーん、着想はいいんだけれどテーマに対する力量不足って感じ。おしい。
読了日:04月14日 著者:友井 羊


アウト & アウト (講談社文庫)アウト & アウト (講談社文庫)感想
おもしろい!前作は典型的なハードボイルド小説だったが、本作は冒険小説的要素が強く、最後までワクワクしながら読むことができた。特に人物描写についてイメージしやすく、実は悪そうな人がいい人だったり、良さそうな人が悪役だったり、怖そうな人が面白キャラだったりと、登場人物の立たせ方が上手い。前作「水の中の犬」との連携もよく、先に読んでおいた方がより楽しめると思います。(修正:ハードドッグ、ドッグレースとシリーズ化されてました。楽しみ!)
読了日:04月12日 著者:木内 一裕


スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん ~今日を迎えるためのポタージュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
直前にちょっと辛辣なレビューを読んでしまったため、期待と不安の入り混じった状況で読み始めましたが、なんだ、全然オッケーじゃん。安心して読める恋バナものから、狩猟ガールという新しいジャンルに挑戦したもの、クレプトマニアを題材にしたり前作からの伏線を回収したりと楽しめる内容でした。ま、ちょっと捏ねくり回し感も多少は否めず。あと、露ちゃんはダークサイドに染まらずクールガール路線を貫いてほしい。。。
読了日:04月07日 著者:友井 羊


スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
これはイイ!平日の朝、オフィスビルの谷間にひっそりと佇み、芳醇な薫りに誘われた人々だけが味わうことのできる極上のスープ。登場するレギュラーメンバーが善人ばかりで安心して読めるし、最後の書き下ろしなんかは、どこぞの過激な惹句がおどる帯のついた文庫本よりよっぽど気分良く騙してくれる。
読了日:04月01日 著者:友井 羊

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