備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

ソング&ダンス65

2017-11-03 15:01:42 | コンサート感想
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開演前は青い照明。
それが、白く染まっていく。
元々が白なんだけど。

”サムウェア”『WSS』
綿引@マリア
幕開けの一曲。
外部の人が一曲目なんだ、と
思いつつ、普通に歌い上げる一曲。

気になったのは舞台演出。

途中、舞台の床の一部が露わに。
基本は白い布が引いてあり、
唄うセンターの箇所が手動で引かれる。

で、唄い終わると、
その白い布がサーっと引かれる。
ビビさんのモーゼ感。


”ヴァリエーション23”
ダンサーインスト曲。

個々で踊っているけど、
微妙に統一感がなく、
センターで踊って、袖に捌ける。

こういう処に、ヅカのフォーメンション性を
求めてしまうのだが、ダメなのか。

バックには2017というロゴから、
一気にカウントダウンされ、
設立の歳と当時のポスターが。

その後も過去の公演ポスターが、
区分けされた枠に映し出され、
ちょっとよく見せて、となる。

ここの映像の使い方”だけ”は良かった。

この後、一気にカウントアップされ、
2023くらいまでは分かった。
このタイトルが23だから?

”お前のなかに生きている”『LK』
四つに分けられた鏡がステージに。
それにより、客席が映し出されるが、
背後にも鏡が有るので、その鏡が
マジックミラーなのが分かる。

これは二階席からでないと分からない。

最初はシンバに注目してたのに、
バックコーラス、スタンドマイク持参で登場。

下手にスタンバイする芝氏。
完全に後ろを向き、表情は客席に見せない。
でも、鏡に写る顔で表情は確認出来る。
この辺も二階席特権。

そして、階段に移動。
リズムにノリながら唄うも、
こう、昭和な振り付け。
(ヒデキ、ゴローとかその辺のノリ)

瀧山氏の振り付けが、
マイクを持った正しい振り付けだとすると、
かなりフリーダム、その1。

この曲で、センターでシンバが
結構格好良く踊っているけど、
下手の芝氏、ロックオン。


”何かがやってくる”『WSS』
なんとも、正統派なトニー。
こう、芝居歌というか、
演技を入れてくるけど、本役?


”アメリカ”『WSS』
サビは知っているけど、
フルで聞くには、ちょっと長い。

女性陣起用曲。
でも、男役っぽい、
ショートの女性が気になる。


”パリのアメリカ人”
インスト曲。
背景がパリの街中。
エッフェル塔でなんとなく。

基本、役はなく、モブ。
で、ビビさんが落とした赤い本を、
芝氏が拾い、ビビさんを気にしつつも去る。
なに、このマリウス感。パリだけに。

ま、ビビさんエポだけど。

ポイントはシャツが派手で、
フランス男っぽい芝氏。


”パリ野郎”
シャンソンの曲かな、一応。
瀧山氏、初ソロ。
やっと歌声が聞けたと思ったら、
かなりコミカル路線で、野太い声で、
こういう曲調を聞くのが新鮮。
途中で、飯田氏も参加。


”口笛バレエ”『壁ぬけ男』
インスト。
ここから、パリ繋がりでコチラの作品に。

”イザベルのソロ”『壁ぬけ男』
綿引@イザベル
ビビさんソロ。
旦那役がほんとにイヤらしく、ネチっこく(笑)

”恋するデュティユル”『壁ぬけ男』
そこに登場する芝@デュティユル。
先ほどの、パリの市民から仏人に。

衣装は替わっておらず、
派手なので、公務員には見えない。
でも、デュティユルの衣装は派手か。

”ラブ・チェンジ・エブリシング”『AOL』
瀧山氏、芝氏、飯田氏の順。
他に二人も追加で、濃厚な男性重唱曲に。

声的には瀧山氏が好みだけど、
役で観るなら飯田氏かな。

芝@アレックスという選択肢は無い。
優柔不断な男に見えないし、ジョージ?

”自由を求めて”『ウィキッド』
江畑@エルファバ

江畑さんソロかと思ったら、
ビビさんと三平さんが参戦。

先ほどとは対称的に、
今度は女性重唱曲アレンジ。
ビビさんの高音ハモリが良い。

ECさんが三魔女コンサートを
企画してるけど、確かにこの曲を
エルフィ女優三人が唄ったら迫力が有る。

で、『大空高く』で、またソロに。
この際、衣装に躓く江畑さんがツボ。

まだまだ続く一幕。

”オーバーチェア”『アンデルセン』
出演者全員によるマリンバ演奏。
この手の打楽器はソンダンに必須なのか。

結構、慎重に叩く芝氏。
ただ、本当に音が出てるのかは謎。

”僕はハンス”『アンデルセン』
ハンスが唄うなか、
下手でビビさん
上手で芝氏がマリンバ。

この必死で叩く芝氏が色々とツボ。

”みにくいアヒルの子”『アンデルセン』
白鳥になった時の女性が
ヅカの男役みたいで格好良い。
どうしても気になるビジュアル。

”海の上の世界”『LM』
綿引@アリエル

ビビさんソロ。
そういえば、こんな曲あったような。
ちょっと、”POYW”に似てて、
でも、そっちに行かないので、メンケン節と。

本役も居るし、”POYW”は
聞いたことあるし(多分)
むしろ、コッチの方が貴重。

”深海の秘密”『LM』
飯田@エリック

更に、こんな曲あったっけ?
基本は、王子と船員達だけど、
確実に若頭と海賊達。

トリトンという歌詞が出てくるので、
何時、芝氏が出てくるのかと思ったら、
海賊スタイルで芝氏もアンサンブルで居た。
意外と船長なのかも。

”POYW”『LM』
三平@アリエル

このはまり役感。
やはり、ここは外部でないらしい。

本作上演前から、ソンダンで唄われてたし、
本作上演後の今更感も有るけど、外せない楽曲。


CFYメドレー
基本、CFYが未見なので、
何がどうっていう感想も無いが、
舞台セッティング担当の芝氏と瀧山氏がツボ。
一応、タキシードを着てるけど、
唄わないし、踊らない。ひたすら、裏方。

二幕
”理想の相棒”『アラジン』
瀧山@ジーニー

唄う前に前説と完全にコント。
一応、コール&レスポンスの練習をするも、
これを歌唱中にいれるのは難易度が高い。

”行こうよどこまでも”『アラジン』
飯田@アラジン、三平@ジャスミン
”WNW”だと定番すぎるから、コッチ。
でも、外さないアラジン感。
この辺も笠松氏に譲るかと思ったら。


”リフレクション”『ムーラン』
綿引@ムーラン
これを四季調で唄われても感はあるので、
外部女優が起用された理由か。
実際、唄い込んでるし。

また、水の中で唄っているという
事を表現した、かなり面白い演出。

”誰にでも夢はある”『ラプンツェル』
基本、アンサンブル曲で、
リードボーカルが瀧山氏。

この辺になると、知ってるけど、
どの辺りで唄われた曲だっけ、と。
実際に色々な夢を唄うけど、
映画がこんな歌詞だったかは覚えてない。

むしろ、ラプンツェルでこの曲。

”ベル”『BB』
芝@ガストン。
それに尽きる一曲。
チンピラ風な登場で、
昭和のカヲリがする不良。
リーゼントなのが余計に。

声にそこまでの張りが無いのが残念。
むしろ、瀧山氏でも問題なさそうな。

”オーリム”『ノートルダム』
このイントロで一気に
ノートルダムの世界観に。

”陽ざしの中へ”『ノートルダム』
笠松@カジモド
ソンダンで聞き続けて、
今回、始めての別訳。

飯田氏かと思ったら笠松。
そこは若手に譲るらしい。


”いつか”『ノートルダム』
飯田@カジモド

やはり、メンケン節。
というか、ノートルダムの
エッセンスがたっぷり入った一曲。

そのまま、エビータの前奏に。

”こいつはサーカス”『エビータ』
芝@チェ
レクイエム中に、
頭巾を被った男登場。明らかにチェ。

普通に本役で歌い上げる。
ポイントは胸のアクセサリー。

”星降る今宵に”『エビータ』
瀧山@マカルディ

遊びの部分のイジリが小慣れてる。
本役で観たいけど、それでは勿体ない。
たぶん、もう、ペロンなんだろうけど。

”エビータとチェのワルツ”『エビータ』
インスト。
もう一回、芝@チェを期待したのだが無し。

キャッツメドレー
イントロはやはりテンションが上がる。

”メモリー”が入るのは分かる。
しかし、”泥棒猫”を海外ver。
(早いテンポのやつ)
歌詞は同じで曲調だけが違った模様。

それに、マキャビティ曲。
これは女性用ナンバーか。

ミスト曲は基本か。
ダンサーが居るなら余計に。


”オペラ座の怪人”『オペラ座の怪人』
そこから一気にこのイントロ。

綿引@クリス登場に、え、ここ外部と。
そこに芝怪人登場。
意外と唄い上げず、台詞重視。
でも、演技がネチっこい。
確実にフロロー路線。

更に、瀧山@怪人。
こちらは単にタキシードを来たオッサンという印象。
声だけはかなり好みなんだけど、仮面が無いと、ちょっと。
何かが足りない、となる。

”SOL”『LK』
シメはコレ。
オペラ座の余韻をブった切り、
客席から登場で、一気にサバンナへ。


”ヴォルツオブヘブン”
アンコールでコレ。
前回のソンダンでも有ったけど、
スゴいファミミュ感。
と思ったらALW楽曲という。
多分、歌詞の持つ印象か。

やはり、芝氏の振りが(笑)
瀧山氏の振りが、マイクを持った
正しい振り付けだとすると、
かなりフリーダム、その2。


選曲は、そこそこにマイナー曲と、
(でも四季のミュージカルを観てれば、
ほぼ、分かるレベル。あとはディズニー関係)
レパートリー作品を観てれば分かるメジャー曲と。

ファミミュ枠が減っても、
マイナー感が残るのが、幅広いというか。
ダンスナンバーがソコソコに。
そういえば、客席参加曲がなくなったらしい。


背景に映し出される映像がなんとも。
こう、スクリーンセイバーのような、
一体これは何をイメージしているのだろうか、と。


また、シンガー枠というのが無くなったので、
男性ボーカルが四人くらい居るのかな。
しかし、女性はビビさんしか分からず。

ラストでキャスト紹介をされて、
一部の役者と顔と名前が一致。
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