終わりました。
なんだかんだいって,まぁよかったんじゃないですかね。
原作への思い入れからしたら,ここまでオリジナルな内容の展開で
いかがなものかという気もなくはないですが,
映画版コナンみたいな感じで最終的にはありかなと思いました。
見た後で「見て損した…」と思わされるドラマが少なくない昨今
視聴後最後まで見届けたいくばくかの満足感があるのは
やはり作り手のほうに愛があったからでしょうね。
********************************************************
ブラック・ジャック 9/4OA「Karte:21-17 生命の尊厳」
原作クレジットは「99%の水」「2人目がいた」
※公式ページの「ストーリー」より一部加筆・修正**************
スカイホスピタル(SH)に乗るB・J、白拍子医師、ピノコ、西川医師はフェニックス病に感染した疑いが強い。B・Jは犠牲者が増える事を恐れ、SHの行き先を東京から北極圏へ変更するように白拍子へ指示。この後、アラスカ州エレメンドルフ空軍基地の管制官からSHに連絡が入る。管制官は全ての状況を把握していると説明。大統領補佐官のクラーク・ボーマンは専門家たちがチームを作り、フェニックス病の対策を練っていると明かす。
北極って極端な目的地変更…
爆破スペースの確保もさることながら,
オーロラがBJたちの危機にかかわってくるという舞台作りの伏線だったのですね。
その1人、ドクター・クーマは現在までに掴んだデータをSHに送信。クーマのシミュレートでは、B・Jらが死に至るまでの猶予は約21時間しかない。
(21にこだわるなぁ…)
B・Jは全満徳から血液を採取し、免疫血清作りに取り掛かる。そして、時間が経過。猶予が残り8時間を切ると、クラークは空軍の管制室に超高熱ミサイルの発射準備をしろと指令を出す。フェニックス病の治療法が見つからない場合、全てを消し去ろうと考えているのだ。 B・Jはデータを分析し、フェニックス病の根本原因であるBOPは発電特性をなくせば、病状が治まるという考えに達する。クーマはその対処法を検討するが、発電特性をなくす方法はなかった…。この後、完全密封の服を着た蓮花と蒼龍がSHに現れる。蓮花は治療データを手に入れると、B・Jに銃口を向けて引き金を引く。その時、満徳がB・Jの前に飛び出し、銃弾は満徳の脳天に命中。同時に満徳も銃を撃ち、弾は蓮花の左胸に当たる。
父娘相喰む修羅の世界!鬱な場面だ…。
胴体でなく脳天かよ!ゴルゴ13以外では『FIVE』の篠原ともえ以来の衝撃。
同じ日テレ系つながりだからか?
と思ったら,心臓を温存するために頭を撃つしかなかったわけですね。
B・Jは自分の病状が悪化する中、蓮花の手術準備を進める。その頃、猶予の時間が過ぎ、管制官は意を決して超高熱ミサイルの発射ボタンを押す。手術中、B・Jは蓮花の心臓が人工心臓と気付く。B・Jは内部電池の発電力が弱まっている事からフェニックス病の治療法を発見、白拍子に蓮花の血液から免疫血清を作るように指示を出す。初期型BOPと進化したBOPは電気極性+と-が逆で、2つを一緒にすると発電特性がゼロになるのだ。さらにB・Jは死んだ満徳の心臓を蓮花に移植する手術を行う。
「到達まであと210秒!」(ここまで21かよ)
そして、ミサイルが爆破する直前、
紅蜥蜴やキリコや本間先生の幻を見るBJ。
さらには18歳アダルトタッチピノコまで…!
う~ん…最初まりんちゃんか!?と思っちゃいました。ちょっとイメージ違うなぁ…
っていうか,まどろんでいる場合か!BJ!
白拍子の操縦するSHが離陸。間一髪のところでSHは爆発に巻き込まれずに済む。そして、B・Jらはできあがった血清を注射して死なずに済む。帰国したB ・Jとピノコは喫茶トムに顔を出した後、爆破されたB・J邸の前へ…。
話が膨らみまくったBJ21でしたが
とりあえず,特に破綻も無惨なこじつけもなく
めでたしめでたしハッピーエンドで終わってよかったと思います。
最後は初代OPの『月光花』に乗せて展開。
「21」に入る前のシリーズが遥か昔のことのような
懐かしい思いがしました…。
和登サンやシャラクや久美子ちゃん,マスターが待つ町へ
帰ってきたって,すごくほっとします。
エンディングは「21」の名場面というかダイジェスト画面で
同じTRFの『Silence Whispers』でも雰囲気が違って聞こえました。
BJとピノコ,大変な旅を続けてきたものです。
おつかれさまでした
というわけで,2年間余裕のあるスケジュールを守り抜いて
眞監督も満足,『生命』をテーマにした物語を今の子どもたちや
学生たちに伝え,その感情を揺さぶることが出来たと
スワッチも満足ということでスタッフ,出演者(声優)の皆さんも
おつかれさまでした。
スワッチのアニメ日記(よみうりテレビ)
◇今週のマンガ雑誌
『BCオリジナル』…『最強伝説・黒沢』おい!そんな終わり方ありかよ!!!
活字作品ならともかく,漫画でそのあっけなさは衝撃だな。
福本ワールドで主人公が出世していくという夢物語も考えにくいけど…。
『BCスピリッツ』…『日露戦争物語』「第一部完」のクレジットが虚しいくらい強烈にあからさまな打ち切り。
壮大な話だけにちゃんとした形で最後を見届けられないのは残念ですが
ここ数ヶ月,戦闘シーンが延々と続いてあまりにも長すぎたから
常に人気を計算して描く江川作品にしては明らかな展開ミスでした。
それにしてもただでさえ文字情報がぎっしりのこの連載で
1話掲載分にこんだけ詰め込むなんて,編集からの終了通告,
『サルまん』で描かれていたような突然直前の話だったんだろうか?
●過去のブラック・ジャックエントリー
◆手塚眞監督のブログ「手塚眞の絶対の危機」
■よみうりテレビ ブラック・ジャック公式サイト
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※この駄文をお読みいただいて
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ブラック・ジャック Vol.13 8/2発売 初回特典:トレカトランプ
永続映像特典:静止画設定資料集、未放送Karte:NG集、PRスポット
ブラック・ジャック Vol.14 近日発売 初回特典:トレカトランプ
●前エンディングテーマ
なんだかんだいって,まぁよかったんじゃないですかね。
原作への思い入れからしたら,ここまでオリジナルな内容の展開で
いかがなものかという気もなくはないですが,
映画版コナンみたいな感じで最終的にはありかなと思いました。
見た後で「見て損した…」と思わされるドラマが少なくない昨今
視聴後最後まで見届けたいくばくかの満足感があるのは
やはり作り手のほうに愛があったからでしょうね。
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ブラック・ジャック 9/4OA「Karte:21-17 生命の尊厳」
原作クレジットは「99%の水」「2人目がいた」
※公式ページの「ストーリー」より一部加筆・修正**************
スカイホスピタル(SH)に乗るB・J、白拍子医師、ピノコ、西川医師はフェニックス病に感染した疑いが強い。B・Jは犠牲者が増える事を恐れ、SHの行き先を東京から北極圏へ変更するように白拍子へ指示。この後、アラスカ州エレメンドルフ空軍基地の管制官からSHに連絡が入る。管制官は全ての状況を把握していると説明。大統領補佐官のクラーク・ボーマンは専門家たちがチームを作り、フェニックス病の対策を練っていると明かす。
北極って極端な目的地変更…
爆破スペースの確保もさることながら,
オーロラがBJたちの危機にかかわってくるという舞台作りの伏線だったのですね。
その1人、ドクター・クーマは現在までに掴んだデータをSHに送信。クーマのシミュレートでは、B・Jらが死に至るまでの猶予は約21時間しかない。
(21にこだわるなぁ…)
B・Jは全満徳から血液を採取し、免疫血清作りに取り掛かる。そして、時間が経過。猶予が残り8時間を切ると、クラークは空軍の管制室に超高熱ミサイルの発射準備をしろと指令を出す。フェニックス病の治療法が見つからない場合、全てを消し去ろうと考えているのだ。 B・Jはデータを分析し、フェニックス病の根本原因であるBOPは発電特性をなくせば、病状が治まるという考えに達する。クーマはその対処法を検討するが、発電特性をなくす方法はなかった…。この後、完全密封の服を着た蓮花と蒼龍がSHに現れる。蓮花は治療データを手に入れると、B・Jに銃口を向けて引き金を引く。その時、満徳がB・Jの前に飛び出し、銃弾は満徳の脳天に命中。同時に満徳も銃を撃ち、弾は蓮花の左胸に当たる。
父娘相喰む修羅の世界!鬱な場面だ…。
胴体でなく脳天かよ!ゴルゴ13以外では『FIVE』の篠原ともえ以来の衝撃。
同じ日テレ系つながりだからか?
と思ったら,心臓を温存するために頭を撃つしかなかったわけですね。
B・Jは自分の病状が悪化する中、蓮花の手術準備を進める。その頃、猶予の時間が過ぎ、管制官は意を決して超高熱ミサイルの発射ボタンを押す。手術中、B・Jは蓮花の心臓が人工心臓と気付く。B・Jは内部電池の発電力が弱まっている事からフェニックス病の治療法を発見、白拍子に蓮花の血液から免疫血清を作るように指示を出す。初期型BOPと進化したBOPは電気極性+と-が逆で、2つを一緒にすると発電特性がゼロになるのだ。さらにB・Jは死んだ満徳の心臓を蓮花に移植する手術を行う。
「到達まであと210秒!」(ここまで21かよ)
そして、ミサイルが爆破する直前、
紅蜥蜴やキリコや本間先生の幻を見るBJ。
さらには18歳アダルトタッチピノコまで…!
う~ん…最初まりんちゃんか!?と思っちゃいました。ちょっとイメージ違うなぁ…
っていうか,まどろんでいる場合か!BJ!
白拍子の操縦するSHが離陸。間一髪のところでSHは爆発に巻き込まれずに済む。そして、B・Jらはできあがった血清を注射して死なずに済む。帰国したB ・Jとピノコは喫茶トムに顔を出した後、爆破されたB・J邸の前へ…。
話が膨らみまくったBJ21でしたが
とりあえず,特に破綻も無惨なこじつけもなく
めでたしめでたしハッピーエンドで終わってよかったと思います。
「21」に入る前のシリーズが遥か昔のことのような
懐かしい思いがしました…。
和登サンやシャラクや久美子ちゃん,マスターが待つ町へ
帰ってきたって,すごくほっとします。
エンディングは「21」の名場面というかダイジェスト画面で
同じTRFの『Silence Whispers』でも雰囲気が違って聞こえました。
BJとピノコ,大変な旅を続けてきたものです。
おつかれさまでした
というわけで,2年間余裕のあるスケジュールを守り抜いて
眞監督も満足,『生命』をテーマにした物語を今の子どもたちや
学生たちに伝え,その感情を揺さぶることが出来たと
スワッチも満足ということでスタッフ,出演者(声優)の皆さんも
おつかれさまでした。
ブラック・ジャック:大塚明夫 ピノコ:水谷優子 ラルゴ:石井 真 白拍子:森田順平 クーマ:飯塚昭三 クラーク:菅原淳一 西川アヤコ医師:長沢美樹 全満徳:松山政路 蓮花:高島雅羅 | 紅蜥蜴:冬馬由美 蒼龍:梁田清之 本間丈太郎:阪 脩 キリコ:速水 奨 間 みお:兵藤まこ 若い頃の影三:小野大輔 マスター:富田耕生 シャラク:佐藤ゆうこ 本間久美子:川瀬晶子 和登:小野涼子 |
スワッチのアニメ日記(よみうりテレビ)
◇今週のマンガ雑誌
活字作品ならともかく,漫画でそのあっけなさは衝撃だな。
福本ワールドで主人公が出世していくという夢物語も考えにくいけど…。
『BCスピリッツ』…『日露戦争物語』「第一部完」のクレジットが虚しいくらい強烈にあからさまな打ち切り。
壮大な話だけにちゃんとした形で最後を見届けられないのは残念ですが
ここ数ヶ月,戦闘シーンが延々と続いてあまりにも長すぎたから
常に人気を計算して描く江川作品にしては明らかな展開ミスでした。
それにしてもただでさえ文字情報がぎっしりのこの連載で
1話掲載分にこんだけ詰め込むなんて,編集からの終了通告,
『サルまん』で描かれていたような突然直前の話だったんだろうか?
●過去のブラック・ジャックエントリー
◆手塚眞監督のブログ「手塚眞の絶対の危機」
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ブラック・ジャック Vol.13 8/2発売 初回特典:トレカトランプ
永続映像特典:静止画設定資料集、未放送Karte:NG集、PRスポット
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●前エンディングテーマ
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