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総選挙2005(5)民主の敗因・ウケの狙えるナルシストvs空気の読めないナルシスト

2005-09-14 12:58:30 | 政治・事件
民主党は総選挙での惨敗を受けて岡田代表が辞任,
新代表選びに入りましたが,今回も党内で調整し候補を一本化,
選挙を回避する方針のようです。
せっかくのニュースのネタ,
党の存在と人材をアピールするチャンスだというのに
なんとバカなことをしていると呆れてしまいますが
思いを巡らせているうちに総選挙での民主の敗因分析が
遅ればせながらすごく書きたくなりましたので私見をUpし,
代表選びに関する意見も後で改めて述べてみたいと思います。

代表選出選挙をやったら党内が混乱・分裂してしまう
なんて了見の狭いご都合で世間へのアピールチャンスをむざむざ逃す
民主党(執行部)は見事に世間からずれていると思いますが,
今回一番世の中からずれていたのは他ならぬ岡田克也代表。

そもそも総選挙に際して,国民に選んでもらう立場でありながら
「政権交代」が選挙の争点であると訴え,国民に支持を迫るなんて
ミスも大ミス,傲慢にもほどがあると反感を買いかねない言動でしたが,
その過ちに全く気づかず,開票結果が判明,惨敗が明らかになるまで
「手応えを感じていた」という勘違いぶりは,他人ながら
頭を抱えたくなります。

前回の参院選では,選挙の目玉となったマニフェストを
作成する際に,どのようにすれば世の中にうけるか,
マーケティング会社の助言を取り入れたという民主党でしたが,
今回は予算をけちったのでしょうか?
己の力を過信したのか,世間の認識に鈍感だったとしか考えられません。

そもそも岡田氏,年金未納問題で辞任した管氏の後を受けて
民主党の代表に就任したわけですが,
そのカタブツ・偏屈・石頭とさえ言える真面目さ・潔癖さが
世の中にアピールできたのは未納問題で政界にダーティーな
イメージが蔓延した当時の話。
今回,郵政民営化が争点とされた総選挙では「改革をやってくれる」
期待感が何よりも重要であり,真面目とか几帳面さが支持を
集められるような状況では全くなかった。
そんな中で自分のキャラクターを頑固に通し,
イメージの力を軽視して,理屈で訴えれば通用すると考えていた
岡田氏では小泉首相相手に全く勝ち目があるわけなく,
小沢氏ら執行部の他の面々は何をやっていたのかと呆れるしかありません。

ただ,選挙が終わって振り返ってみると,岡田代表,
玉砕だったのかなと思いますね。
解散時に小泉首相が「自公合わせて過半数取れなければ退陣」とぶったのに
対抗して「(連立を考えずに)政権交代できなければ代表を辞任」という
無茶苦茶高いハードルを設定した時点で,
無謀のレベルを超えて自殺行為だと思ったものですが,
正直なところ辞めたかったんだなという気がしますね。

というのも,選挙結果を受けて引責辞任を表明する際に,
「代表を選んでも,党内で足を引っ張ってくるようなことがある。
新しい代表に対してはそのようなことがないように願う」
と発言していました。
最後っ屁というか,とてつもないイメージダウンにつながる発言
だと思うのですが,よほど代表在任中に嫌な思いをしてきたのでしょう。

それから考えると,選挙戦では勝つ努力,世の中にアピール
できるようなイメージ戦略は何一つやらず,
受けようが受けまいが自分の言いたい主張を繰り返すだけだった
(それも,数多くの争点をずらっと並べるから結局何が言いたいのか
記憶に残らない。再三行われたテレビの党首討論でも社民・福島と
共産・志井が「勝ち組優遇・庶民に厳しい」政府批判で一致していたのに
対してまるで影が薄かった)岡田氏の姿勢は少し納得がいきます。

とにかく自分のキャラを押し通したかった。
小泉のやってきたことなんて中途半端でいいかげんなことばかり
だったんだから,正論(と自分では思っている)を訴えれば
まともな有権者は民主党を支持ずるはず,
もし万が一有権者の支持が得られなかったらそれまで,
結果を受け入れて辞めるだけ…ということなんでしょうね。
要するに自分の考えの中でしか世の中を見れないナルシスト,
大政党のトップという器ではなかったように思います。
小泉首相も超がつくナルシストですが
「俺はこれがしたい(とアピールすることで世の中に認められたい)んだ!
だからお前ら俺の言うことを聞け!」
という野望力の有無で
決定的な差がついてしまいましたね。

自分のやり方を貫くというのもひとつの美学とは思いますが,
ポリシーというよりは単なるスタイルの問題ですから
後生大事に守るほどの価値があるとは思えませんが。
それに引きずられて落選していった候補者(特に前職)は
お気の毒としかいいようがありません(苦笑)。

※ネットでは民主党の中韓寄り政策を批判し「売国党」視する
 見解が多々見られ,私も岡田氏の,靖国問題などで中韓の訴えを
 そのまま小泉批判の材料にする態度は全く支持しませんが,
 このエントリーは民主党の政策については別においておいて,
 同党がまともな党であるという前提に立って書いております。
 「沖縄を中国に売り渡す“一国二制度”を主張している」という
 指摘がネット上にありましたが,2005年マニフェストを見ても
 そのような文言は見あたりませんでしたし。

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2 コメント

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TB有り難う存じます (チラシ)
2005-09-15 07:02:26
初めまして、先日はTB有り難う存じます。

この記事を読みまして、自分もイメージ戦略というものを考えたのですが、岡田代表の人相が悪い、なんか嫌な感じ、と我が家のノンポリ母が言っていたのを思い出しました。

よく言えば生真面目なんでしょうが、其れが過ぎると「近寄りがたい」などのマイナスイメージになってしまいますから。

また、選挙期間中にTVなどの発言を観ていても、オイオイこの前と言ってる事が違うじゃん、と突っ込み入れたくなったりしましたし。「臨機応変」と言えば聞こえはいいですが、「選挙」にはマイナスに働いたと思います。「朝令暮改」な人に映って。特に、小泉が「郵政」でぶれなかったのと比べると。

>「代表を選んでも,党内で足を引っ張ってくるようなことがある。新しい代表に対してはそのようなことがないように願う」

右派と左派の言ってる事が全然違うので、当然足を引っ張られてると感じる事も多々あったのだろうな、と推察致します。

なんにせよ、今後の民主党再生や自民の動きに目が離せないです。

コメントありがとうございます (d_d-)
2005-09-15 17:31:25
はっきりいって,岡田代表,賞味期限は完全に過ぎていましたが,「ゴタゴタしていると見られては困る」体質で何も手を打てずずるずるいってしまいましたね。



また,言うことがコロコロかわるようでは,最大の売りである生真面目さが全く意味がなくなってしまいますね。

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