すごい話Σ（￣□￣；）//ェッッ!!?

嘘の様な実話です。何度かお話しましたが、私は小学校２年の夏に転校しました。引越する前日に、当時１番仲の良かった友達と遊んだ帰りに、同じクラスの女の子の家の前を通ると、その女の子が家の前で遊んでいました。私の顔をみるとあっと何か言いたげな様子でした。何かな？と立ち止まると逆にうつむくので、少々気にはなりましたが、立ち去りました。しかし、その時の表情はとても印象的で、今もハッキリと覚えています。

転校して、もちろん彼女の事など忘れていたのですが、地区の中学のイベントで彼女を発見。スッとした顔立ちで、きれいになっていてドキッとしました。またどこかで一緒になれれば良いなぁと思いました。

話は変わりますが、私の時代は公立高校の合格者が堂々と新聞に掲載されました。私が合格した高校の合格者の名前を見ると、その彼女の名前を発見。苗字は珍しくは無いのですが、ありふれた苗字ではありません。名前の方は漢字ひと文字で、あまり無い名前でした。間違い無い、これは彼女だ。『高校で一緒になれる』とキュンっとしました。

入学式が終わり、クラスでの自己紹介で、ある男性の名前（S君）を聞いてガッカリ。再会を楽しみにしていた彼女と音読みと訓読みの違いはあるが、異性なのに同姓同名だったのです。母校では３年間クラス替えをする事が無いのですが、かなりおとなしめの彼とは、ひょっとすると会話らしい会話を交わした事がなかったかもしれません。失礼ですが、それ程おとなしく、目立たない存在でした。

やはり高校３年間、同じクラスのK君はスポーツ万能。男なのに可愛い顔をして、性格も明るく、同期では１番もてていました。私は東京、彼は仙台の大学に通っていましたが、夏休みに彼の家で、学生生活の話などを交わしていると、先述の地味なS君について聞いてくるのです。するとK君の口から『Sから手紙をもらったんだ』私もちょとビックリ。K君は私以上にS君との接点は無いはずなのに、手紙の内容を聞いて更にビックリ。かなりドギツイ内容のラブレターだったのです。もちろん両者ともに男性です。

こんな面白い話を、この私が黙っている訳がありません。同級の友人には『気をつけなさい』という意味もこめてお話したはずでした。

それから１０年以上の歳月が流れ、やはり高校時代の同級生のＹ君と、彼が帰省した際に一緒に麻雀をしていました。Ｙがポツリと『Ｓって良いヤツだな、、、』（Ｓは先述の男好きのＳ君です）『良いヤツって、、良かったのか？その世界に踏み入ったのか？お前はどっち役なのだ？』Ｙとは長い付き合いの親友だったので、心臓が止まる思いだった。私の知らない間に、元クラスの仲間に蔓延していたのか、、、、当時そんなドラマが流行っていたし、、、

ちゃんと聞くと、新聞で見たＹの親族の不幸に際し、手紙をもらったそうだ。しかし私の１０年前の忠告を忘れて返事をかいてしまったそうだ。その後、しばらくＹはＳに付きまとわれて、大変な思いをしたそうだ。

このブログがＳに見つかったりしたら、今度は俺の番かな、、、


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