ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

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【DVD/映画】ステイホームで見た映画 2022.1.27

2022-01-27 08:00:00 | 映画・DVDレビュー
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今回は新作は少ないです。一度見ている映画もあります。良かった映画は何度も見返していますが、少し記憶がおぼろな映画を見直す時期の様です。

ホーリーモーターズ

ひとつの人生からもうひとつの人生へ、旅を続けるオスカーの1日。ある時は富豪の銀行家、またある時は殺人者、物乞いの女、怪物、そして父親へと、次々に姿を変えてゆく。オスカーはそれぞれの役になりきり、演じることを楽しんでいるように見えるが・・・、どこかにカメラはあるのだろうか?ブロンドの運転手セリーヌを唯一の供に、オスカーはメイク道具を満載した舞台裏のような白いリムジンで、パリの街中を移動する。行為の美しさを求めて。アクションの原動力を求めて。そして彼の人生に登場した女たちや亡霊たちを追い求めて。だが彼の家、家族、そして休息の場所はいったいどこにあるのだろうか?というアラスジです。
大学時代に大好きだったレオス・カラックス監督の映画で、10年程前の作品です。汚れた血を見て、映画監督を志してもいるわけでもないのに、こんな映画を作りたかったなんて思いました(笑)。フランスの監督で、ヌーベルバーグ第2世代とか、当時は言われていました。このホーリーモーターズも哲学的で、ヌーベルバーグの旗手ゴダール監督の色に近いものを感じます。やや難解なところもありますが、自分なりの解釈はできる程度です。ホーリー=聖なると考えれば、主人公は神の使いだったのかもしれません。それにしてもドニ・ラバン、、老けたなぁ。今年はこのレオス・カラックッス監督の作品が、超久し振りに公開されます。是非まちキネで公開してほしいです。


夏への扉 ―キミのいる未来へ―

舞台を日本に移して再構築し、人生のすべてを奪われた科学者が時を超えて未来を取り戻す姿を描く。1995年、東京。ロボット開発に従事する科学者・高倉宗一郎は、亡き父の親友だった偉大な科学者・松下の遺志を継ぐプラズマ蓄電池の完成を目前にしていた。愛猫ピートと松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する宗一郎だったが、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社も開発中のロボットや蓄電池もすべて奪われてしまう。さらに宗一郎は人体を冷凍保存する装置・コールドスリープに入れられ、2025年の東京で目を覚ます。というアラスジです。
これは慎重に、映画批評を読んでから、マズマズの評価でしたので借りました。ロバート・A・ハインラインの名作SF小説が原作との事です。名作と言われた古典的な小説らしく、本当に話の流れは素晴らしいと思いました。ストーリーとしては本当によくできているというと失礼ですが、誰が見ても間違いないものだと思いますが、脚本的にはタイムスリップの導入が、拙速というか展開が荒い様に感じました。結局ラブストーリーですが、そこにサスペンスも加わりと、楽しい作品でした。SFと言っても近未来なのですが、無理もあれば、無難な部分もあり、そこは原作の秀逸さに免じて、ご愛敬かな。+0.5


裸のランチ

害虫駆除を仕事にしている小説家志望の主人公ウィリアム。彼は寸暇を惜しんでタイプライターに向かっているが、その分、本業がおろそかになっている。妻は麻薬に手をだし、廃人の一歩手前。そんな中、かつては中毒者だった彼自身、自分の売る怪しげな殺虫剤を試して、恐ろしい幻覚と溢れる想像力を交互に得るようになる……。
W・バロウズの有名な同名小説を私も好きなD・クローネンバーグが監督した作品です。1991年の映画なので既に1度見ておりますが、カルトな映画を再確認のために借りて見ました。難解なストーリーです。虫のタイプライターが何の象徴なのか?当初は性的なモノかと思っていましたが、その瞬間その瞬間の心理状態の反映の様にも思えました。他の不気味なクリーチャーもラリっている幻覚だと思いましたが、やはり何かの象徴?考えれば考える程、深みにはまってしまう、超問題作です。


キャラクター

漫画家として売れることを夢見て、アシスタント生活を送る山城圭吾。ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまった山城は、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始める。お人好しな性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいく。そんな中、「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生する。というアラスジです。
菅田将暉主演のいまどきの映画かな?でもサイコパスが出てくる映画の様で、更には映画評もまぁまぁだったので借りて見ました。サイコサスペンスで、序盤から犯人は確定しているのですが、途中にも意外な展開も用意されて、ストリーにはかなりのめりこめたと思います。安定感のある役者を揃えているので、そこも安心して見ていられました。途中、画面が揺れるシーンがあり、走るシーンでも乱闘のシーンでも無く、あれは変な演出だと気をとられました。全体的にしっかりとまとまった映画です。グロもありますが、まぁ万人向けグロかな(笑)。+0.5

上述のレオスカラックッス監督のアネット。4月1日の公開が楽しみです。


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