ダイワコーポレイション株式会社(リサイクルショップ ハローズ/家具のダイワ)社長のひとりごと

仕事の事、趣味の事、子供の事etc昭和40年生まれのおやじのブログ

ある時払いの催促無し

2024-07-30 07:54:59 | 家具

鶴岡市・庄内町のリサイクル品の買取り&販売はリサイクルショップハローズ
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数か月程前に、1人のおじいちゃんが6000円程の家具を購入したいといらっしゃいました。今は持ち合わせがないので、商品は持って帰るが、お金は今度持ってくると言っています。
全く見知らずのおじいちゃんがツケで買うというのですが、もちろん丁重にお断りしました。じゃぁお金のある時に来るのぉと帰りましたが、それ以来来ていないのを見ると悪意を感じます。

先日は、みっちゃんが接客した方が、分割で買いたいと言っていたので、クレジットカードでの分割払いだと思ったら、毎月持参するという事でした。信用割掛売りですが、当店との信用関係は全くありません。信用関係があってもやりませんけどね。

今でも、業種によってはBtoBなどでは掛売りはあります。食べもの屋さんは食材を掛けで買ったり、営業車の燃料は掛けで入れたり、工務店さんや建設会社は建材などを掛けで仕入れます。このような掛け仕入れは、信用できる相手と継続的という名の元の取引きです。

今はわかりませんが、街の電気屋さんや呉服屋さん、家具屋なんかは知合いとか常連さんには、個人でも掛売りしていました。飲み屋さんでツケで飲むというのも、昔はあった様に。

家具屋と申しましたが、当店が家具専門店時代は、掛売りが当たり前でした。これは当然、何らかの関係のある方で、上記の様な見も知らずの人には掛売りはしませんでした。持ち合わせが少ない方には前金を頂戴して、残りは配達した時に代金引換という事もやっていましたが、信用関係がない方には掛売りはしておりませんでした。

しかし、これが信用関係があっても貸し倒れになる。いくら請求しても、集金に行っても払わない人も多かったです。例えば10万円のソファーを、毎月1万円ずつ10回で払うという約束でも、途中で滞納したりしていると、もう払いたくなくなるのか、これが1万円ではなく、数千円で、それもたまにという感じになり、もう一切払わなくなります。

家具専門店を止める一因もこれにありました。実に売上の2割もの売掛金があっては、支払いもままなりません。これでしっかりと粗利を確保できればですが、掛けで売る営業マンに限って、必要以上の値引きをするのです。

信頼できる相手を信用して商売をするというのは、良い時代の話だったかと思いますが、裏切られることも多かったと思います。

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