野球のオリンピックとゼネラルマネージャー

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先のリオオリンピックで最も興味深く見ていたのは女子バスケです。次はラグビーで、陸上の400Mリレーは今見ても興奮します。この３つはいずれも期待はされていなかった、と言うよりフィジカル的に日本人には難しいとされている競技ですが、日本人らしい技術をもって、フィジカルな部分をカバーして良い結果を得た様な気がします。

東京オリンピックでは私も大好きな野球も加わりますが、競技人口から言っても東京限定になると思います。ただ北京までの様に完全にプロ参加型は止めた方がいいと思います。サッカーの様にアンダー○○でプロは数を限定する。大学4年生までと考えればU22で、プロも22歳まで。現況から選出するとプロは大谷（日ハム）や鈴木（広島）、松井（楽天）、森（西武）。大学では田中（創価）、佐々木（桜美林）、高校の寺島（履正社）、藤平（横浜）、清宮（早実）らが同一チームで戦うというのも面白そうです。

話は変わりますが、中日ドラゴンズが何とも酷い事になっています。最下位に低迷するばかりか内紛勃発。あるネットのコラムでは『暗黒球団』とまで書かれていました。

落合GMの現場介入が過ぎるという事で、そこまで介入して、なぜ谷繁だけが責任をとらなくてはいけないの？と中日ファンも騒いでいます。更には白井オーナーまでしゃしゃり出てきて火に油を注いでいます。

我が楽天では星野さんが球団副社長として、GMの様な役割を務めています。外国人の獲得や、ドラフト対策やFA選手の獲得や、逆に流出を止めたり、現場では手が回らないけど、選手の見極めができて、経営者側としての感覚も持っている人が適任だと思います。昨秋は星野さんが大学野球などをよく見て回っていたお蔭で、茂木の様な選手も獲れましたし、外国人も例年になく良いです。今江の獲得にも星野さんが奔走しました。星野さんがGM的な役割で良い働きをしているのは、もちろん選手を見る目があり、現場からも経営者側からも信頼が厚いからだと思います。

広島の様に、お金をあまり投資しなくても強くなるチームもありますし、オリックスの様にやたらに投資しても弱いチームもありますが、ノムさんが言っていましたが、やはり確率としてお金は使わないとチームは強くなれないそうです。

投資という企業努力もせずに、勝てとか客を呼べという中日のオーナー、現場介入しながら、負けの責任は監督一人という中日のGM。確かに暗黒球団になってしまったのかもしれません。小学校４年生から星野監督が退団する2000年まで、25年間も好きなチームだったので、とても残念ですね。先々代の加藤巳一郎オーナーは『金は出すが口は出さない』と言う素晴らしい方でしたが。中日ファンの中に星野待望論がありますが、絶対に楽天が手放しませんので、他の方を当たって下さい(笑)。

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