Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

内田樹のブログ

2012年07月26日 | Weblog
内田樹がとても大切なことを
ブログに記していたので リンクさせて頂きます

同一労働最低賃金の法則について

その一部…

市長が着任して最初にやったことの一つは、
大阪市営バスの運転手の賃金が高すぎるので、
これを民間並に引き下げるということであった。
この政策に市民のほとんどは喝采を送った。
労働者たちが、同じ労働者の労働条件の引き下げに
「ざまあみろ」という喝采を送るというのは、
日本労働史上でおそらくはじめてのことである。
労働者というのは労働条件の向上のために
「連帯する」ものだと思っていたが、
それはもう違ってしまったのである。
現に市長の組合攻撃はすさまじい。
組合員というのは「非組織労働者」には
与えられていない特権を享受している「ワルモノ」である
という物語に有権者もメディアも同意署名を与えた。
それが自分たちの死刑執行書に署名したことかもしれない
ということに誰も気づいていない。
市営バスのケースは「同一労働では、最低賃金が標準賃金である」
という文字通り「前代未聞のルール」に
有権者たちが同意を与えたということを意味している。
このルールに大阪の有権者たちが同意した以上、
これから後、彼らはすべての賃金交渉において、
「同じ労働をもっと低い賃金で引き受けるものがいる」
事例を雇用者側が示し得た場合には、
最低賃金を呑む他ないのである。

そうだ…
よくよく考えてみたら
はっきり言って
日本の労働者は馬鹿になったんだ
自ら奴隷になり 
支配者にうまいこと付け込まれているだけなんだ

ゲバラが カストロが
この状況を知ったら
鼻で笑うんじゃないかな
「自業自得だよ!」って

奴隷船に乗せられるのは流れだから仕方ない という人
奴隷船になぜ乗せられなきゃならないんだ! という人がいたのなら
僕は絶対に後者でありたい

話は変わるが
いつかキューバに行ってみたいな

おやすみなさい
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