Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

好奇心

2022年11月12日 | Weblog
僕は45歳です
毎年紅葉を目にするし
酒はやめたけど
そろそろボジョレーの時期だろうし
クリスマスが来て 正月が来て
冬が過ぎれば春が来て
そんな毎年の繰り返しを 何十年と送ってきて
そうすると どんどん どんどん
時が過ぎるのを 本当に早く感じるようになってきたのです
一体何故でしょうか
今その瞬間 今そこに注力する 
意識を 感情を傾ける 
そんな 子供の頃のような あの新鮮な感覚が
薄れてしまったからでしょうか
それとも 体験 経験を忘れる 消去する 
老化によって そんな機能低下が起きているのでしょうか
それとも 気付かぬうちに 亀のように行動が遅延して
周囲は早く時間が流れているように錯覚しているからなのでしょうか
とにかく 玉手箱を少しずつ開いているかように
年齢とともに 一年のタイムスケールが確かに短縮している
そんな感覚があるのです

さて 話は変わりますが
明日は松本マラソンです
数年ぶりにフルマラソンを走ります
汗をかいて 苦痛に立ち向かいます 
秋晴れの続く中 明日だけ雨の予報・・修行だな
剣道だって続けます
中学生相手に変な所を打たれて痛い思いもするけれど
一緒に声を出して 真剣勝負を続けます
好奇心だって持ち続けたいと思います
少しお金はかかるけど
あちこちへ出かけるのを続けます 
色々見たり知ったりするのが好きなんです
好きなカメラや 時計や 物への関心も持ち続けます
そして 自分の人生の一番の軸となるスキーについても
生きている限り 老人になっても続けていきます
雪を感じ 自然を感じ そういう時間って
とても豊かなものだと確信しているからです
そういう 自分の人生の礎、きっかけを与えてくれた
両親には本当に感謝です
好奇心 生きる力 一度きりの人生で
生きているように生きれるように育ててくれた事を
とてもありがたく思っています
父がリフト乗り場で 父の友人が降り場で
僕を支えてくれながら始まったスキー
競争はさておき 自分にとってのスキー
ここにおいては 老化がどうの・・ではなく
そんな次元の話ではなく
武道というか 神というか 
自分にとってスキーとの出会いから
今に至るまで 本当に大切なものなのです
スキーとの出会いを始め
一度きりの人生で
好奇心を持って生きること
それはたとえ 老化によって時間的感覚が短縮しようとも
何にも変え難い 人生の質の豊かさであると
あらためて確信する
そんな土曜日の朝である


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