Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

管理教育

2012年12月19日 | Weblog
子供に
あれ駄目だよ
これ駄目だよ
ほら駄目…
もしこんな自分がいるとしたら
変えなければいけない
子供の生きる力という芽を抜き取っているようなもの
自発的に生きるには
放任することが大切なことも多々ある

現代社会において
あまりにも大人はうるさすぎる
どうせ死ぬんだから大人は黙って若者 子供に任せろ 
過保護によって
自発性という芽を奪っているような社会に
非常に違和感をおぼえる近頃である

追伸 
情報化社会において
知識・情報の入力に重点を置くばかりで
どう 表現すればよいか 
どう 相手を思いやるか
どう 相手と血の通った関わりができるか
そういうことが おざなりにされている時代において
その骨頂を 石原や 橋下がよく示しているな
と感じる今宵である

おやすみなさい

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内田樹のブログより引用

2012年12月19日 | Weblog
内田樹が大切なことをブログに書いていたので
リンクさせて頂きます
中でも 以下の文章については
将来を言い当ててるな…と思ったので掲載させて頂きます

内田樹の研究室
国民国家とグローバル資本主義について』より一部引用

『グローバル企業は単一の国籍を持っていないし、
経営者や株主たちも特定の国家への帰属意識を持っていない。
だから企業の収益は原理的には「私物」である。
グローバル企業は特定の国の国民経済の健全な維持や、
領域内での雇用の創出や、
国庫への法人税の納税を「自分の義務だ」と考えない。
そんなことに無駄な金を使っていては
国際競争に勝ち残ることができないからだ。
これからのち、
政府は人件費を切り下げ、
巨額の公共事業を起こしてインフラを整備し、
原発を稼働して安価な電力を提供し、
法人税率を引き下げ、
公害規制を緩和し、
障壁を撤廃して市場開放すること
をグローバル企業から求められることになるだろう。
そして、私たちの国の政府はそのすべての要求を呑むはずである。
むろん、そのせいで
雇用は失われ、
地域経済は崩壊し、
歳入は減り、
国民国家の解体は加速することになる。
対策としては、ベタなやり方だが、
愛国主義教育や
隣国との軍事的緊張関係
を政府が意図的に仕掛けるくらいしか手がない。
気の滅入る見通しだが、たぶんこの通りになるはずである。』


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