Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

マーブル・ホットック。

2011-09-17 08:51:07 | 料理
今週の課題第二弾。
昨日に引き続き、韓国食材モニターの課題制作。

今回は、ホットックミックス。
ホットックとは、韓国版パンケーキ。
日本のおやきと似た軽食で、小麦粉と水でイースト発酵させた生地に、黒砂糖など甘い餡を入れて鉄板で揚げ焼きしたもの。
本場では屋台や露店で売られていて、庶民的なおやつですね。

韓国に行った時に、厳寒の中で食べたホットックがおいしくて、家でも何度か作って食べていますが、レシピはアメリカのものを使っていましたので、イースト発酵ではなく、ベーキングパウダーを使った即席系。

ホットックミックスは、ホットケーキミックスのように、水と混ぜて捏ねるだけで、ホットック生地ができるというもの。
粉とドライイースト、ジャムミックスの3点セットで1箱に入っています。
韓国の大手食品メーカーのCJ社のもので、日本用にレシピも韓国語と日本語で書かれています。

いただいたホットックミックスはさらに改良版のようで、イーストを加えて作るものの、生地を寝かせる時間は不要。
捏ねてすぐに焼くことが出来ます。

今回のホットックは見た目をちょっと変えて、生地にココアを加えたものとプレーンの生地の2色使いでマーブルにしたホットックを作ってみました。

<材料>(5個分)
ホットックミックス   1/2袋
ココアパウダー     小さじ2
植物油         小さじ1
ヨーグルト(加糖)    大さじ1~2
牛乳          大さじ1


2つのボウルにホットックミックスを半分づつに分けて入れます。

片方のボウルにココアパウダーをふるって加え、混ぜ合わせておきます。(ココア生地用)

器に温水100ml(50度くらい)とミックス粉に添付のイーストの半量を加えてよく混ぜ合わせます。

プレーン生地用のホットックミックスの入ったボウルにイーストを溶かした温水を半量(50ml)加え、ゴムベラで全体を混ぜて水分をなじませます。

水分が粉に吸収されたら、滑らかな生地になるまでさらに数分、ヘラでしっかりと押し伸ばすように捏ねます。

もう一方のココアパウダーの入った粉のボウルに残りのイースト水を加えて、プレーン生地と同様に捏ねてココア生地を作ります。

手に油を少々つけ、プレーン生地を1/5量すくい取り、手のひらの上で軽く広げます。

その上にココア生地をのせ、数回こね合わせてマーブル状のまだらの生地にします。

手のひらサイズに生地をひろげ、ミックス粉に添付のジャムミックスの粉を小さじ山盛り1杯程度いれ、ジャムミックス包みこみます。
これを繰り返して、5つのホットックを成型します。

テフロン加工のフライパンに油小さじ1を敷き、中火にかけて熱し、成型したホットックを並べていれて、焼きます。
焦げ目が少しついたらひっくり返して、全体がふっくらとし、表面がパリッとするまで焼き上げます。

このままでも食べることが出来ますが、ちょっと洋風にアレンジ。
皿の上に盛り付けて、ヨーグルトと牛乳を混ぜたソースをかけ、ジャムミックス粉を小さじ1杯振りかけて完成。

よく見かけるホットックというよりフィリング入り、パンケーキといったちょっと洋風仕様。
ナイフとフォークで食べるおしゃれな一品になりました。

味の方は、ホットケーキミックスと違い、もち米粉が入っているので生地はモチモチ。
食感の弾力が餅的でいつも作るものとはずいぶん違います。
外側はぱりぱりで、中はとろりとした砂糖蜜が出てきて、美味。

ヨーグルトをかけることで、油っぽさがなくなり、味もまろやか。

やはりアメリカンなレシピとは一味違ったホットックを作ることができました。

残りはコチジャン。何をつくろうかな。

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