Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

お雛様。

2008-02-06 06:35:15 | その他
ここのところ寒い日が続いているせいか、昨日はダンナさんが風邪でダウン。
ということで、私も昨日は看病というわけでもないのですが、一日家にこもっていました。

時間が朝からあったため、お雛様を出すことに。
ここに引っ越して初めて出すお雛様なので、どこに出すかレイアウトから考えなければなりません。購入して以来25年以上毎年皆勤賞で出しているお雛様ですが、去年はさすがにアメリカまで持っていくわけにも行かず、実家で初のお蔵入り。
2年越しに出すので、虫やカビにやられていないか一番心配でした。

我が家のお雛様は昔はやった8段飾りでかなり大きいもの。実家は一戸建てだったので出す場所はあったのですが、私が結婚後は住居を3回変えてますのでそのたびに部屋は小さくなっています。部屋仕様は良くなっている分余分な生活スペースを削ってシンプルに住むようになったため、お雛様を出す場所の確保がだんだん難しくなっています。

まずは骨組みを組み立てておき場所の候補3箇所に置いてみて、考察。第一候補の玄関前は置けるものの玄関がほとんどお雛様になってしまい、通行に問題あり。

第二候補のリビングのテレビ横に置いてみました。
窓の真横になるため、窓の開閉にやや支障あり。
最後の候補のダイニングテーブルの後ろ側に出してみました。
なんとかテレビの位置を変えてリビングスペースを確保すれば1ヶ月なんとかなりそうです。この位置に決定。

毛氈をひいて人形とお道具を出して約1時間ちょっとでお飾り終了。
毎年一人で骨組みから飾りつけまでこなしているので作業的にはかなり早くできるようになっています。傷も虫穴もなく、道具もかけることなく例年と同じように出せて一安心。これでなんだかちょっと春が来た感じですね。

去年もアメリカでよくひな祭りと端午の節句については諸外国の皆様によくお話していて、お雛様の写真をみせるとかなり興味を示してくれました。こういう日本の文化は外国人にはかなりうけるようです。

今はお節句の習慣もかなり薄れてきていますが、できるだけ続けていくことが大事だなあと思っています。海外に出たとき、日本の文化を紹介するときは教科書的内容ではなく、生活習慣で紹介する方が自分にとっても相手にとっても喜ばしいことのように思います。

ちなみに節分は巻きすしを自家製作しました。今までは実家の近くの吉田神社でおまいり後、御用達のお寿司屋さんで購入していたのですが、今年は他に予定があってお参りに行くことが出来ず、家で作ることにしました。
巻きすしが作れるようになったのも、アメリカに行ってからでしたね。日本文化、習慣を強く意識出来たのはアメリカ文化のおかげなのかもしれませんね。変なはなしですが。。。。