Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ミニ・シナモンロール。

2007-04-06 00:01:03 | 料理
英会話教室では、先月から毎週1回はアクティビティ、つまり遠足が開催されるようになりました。前セメスターでは月に1回程度パーティか遠足がある程度でしたが、なぜか数週間前から毎週遠足になっています。今週も木曜日にパサデナの"ハンティントン・ガーデン"へ行く事になっています。

ハンティントンガーデンには食べ物類の持ち込みが禁止されているため、中でランチはできず、観光する前に食事を済ませる予定になっています。今回も車をシェアしていくのですが、早帰り組はなし。というのも12時からしかガーデンがオープンしないので早帰り組は参加できないことになりました。私も行くかどうかずいぶん悩んだのですが、英会話教室自体が今月で終わりですし、少しでもクラスのイベント系には参加して英会話を鍛えなければなりません。来月からはほとんど会話の機会がなくなってしまう可能性が高いためちょっと体力的につらいところですが、行くことにしまいした。

よって例のごとく遠足菓子実習となりました。今回は"シナモンロール"。もちろんサイズはミニミニですが。。。
車の中でみんなでちょっとつまめて、残れば車内に置くか、昼食として自分が食べるかできるものということで、パン系に決定しました。

一度ベジタリアン仕様で"シナモンロール"を作ったのですが、今回は完全版。しかも次の日に堅くならないレシピを採用。半信半疑でしたが、Cookpadのレシピの信用度チェックも兼ねて製作してみることに。

このレシピの特徴は小麦粉に上新粉を加えること。米粉を加えることでモッチリ感を出し堅さをカバーするという作戦のようです。
生地にコーヒーを練りこむのも風味を加える特徴のようです。
まず、粉類を2等分し、片方にコーヒー、砂糖、卵、イースト、塩を加えてどろどろ溶液を作り、残りの粉とバターを加えて練り始めます。

捏ね方や捏ね上がりは普通のパン作りと同じですが、基本的にバターロール生地系のリッチ系ですので、生地は柔らかめです。
上新粉を加えてあるのですが、練りあがりの生地の感じは普通のパン生地と同じ感じでした。1次発酵を鍋で湯煎状態で1時間30分し、成形。

生地を2等分してそれぞれを25cm角の四角系に伸ばし、シナモン砂糖を振り掛けて端からくるくる巻いてゆきます。シナモン砂糖を振る前に少しはけで生地を濡らしておく方がシナモンが定着しやすくて巻きやすかったです。干しブドウやピーナッツをいれてもさらにいいかもしれませんが、今回はシンプルにシナモン砂糖だけ。巻いた棒状のものを切り分け、切り口を上にして天板に並べて2次発酵へ。

2次発酵はオーブンを使い30分ほどで少し膨らんだらO.K.。200度のオーブンで15分焼成し完成です。

焼成後レシピではアイシングをするように書いてありましたが、今回は体力の関係上パス。上からさらに砂糖を少しふって、甘み控えめのミニシナモンロールになりました。

一口食べてみると"???"。なぜか塩っぽい。理由を色々考えた結果、マーガリンにあることが分かりました。こちらではバターよりマーガリンが安く、トランスファットの危惧から菓子類もマーガリンを仕様になっているものが多いです。よって私もマーガリンを使用してこれらのお菓子を作っているのですが、塩分が多いようです。無塩のものなどスーパーで見わけれられないのでベーキングに使えるものだけを探しだして使っていたのですが、塩分量がかなり多いようですね。最初のレシピでは粉類に塩も加えていましたので、塩味が効きすぎたようです。これでは自分が食べるにはいいですが、人にあげるわけにはいかないので、作り直し。同じ作業をまた18時から開始となりました。

2回目は塩を加えずマーガリンの塩分だけで捏ね上げました。21時焼き上がりで味をチェックすると今度はO.K.。あとは次の日まで堅くならないかです。
それにしてもマーガリン恐るべしですね。残り少ない体力がさらに消耗してしまいました。
次回からのお菓子製作でも気をつけなければなりません。まあいい勉強になりましたけど。

昨日の献立は、マンゴーポットポーク、シーフードチャウダー、トマトの冷製スパゲティ、生野菜サラダでした。