Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

寿司ギフト。

2006-11-23 07:11:40 | 料理
今日も早朝寿司作り。
昨日は試作でしたが、今日は本番、朝3時起きです。
今日はCさんの誕生日でいつもの通りクラスでお祝いミニイベントが計画されています。

彼女は無類の寿司好きで毎日寿司を購入して食べているとか。
お菓子よりも寿司の方が喜ぶのではないかと思いました。
寿司は想像以上にメジャーで人気のある食べ物で、あちこちで寿司バーのようなお店を見かけます。スーパーでもデリで必ずきゅうり巻きやカルフォルニアロールみたいなお寿司は見かけますね。

しかしながら、こちらではお寿司というとほぼ魚の乗っかった握り寿司のことを意味し、巻き寿司や稲荷寿司のような他のお寿司はほとんど知られていません。
さすがに握り寿司はネタの仕入れもできないし、鮮度も保てないので今回は、巻き寿司にしました。

昨日試作した「四海巻き」はなかなかうまくできたので、これをメインの寿司にして、オープン稲荷と茶巾寿司、押し寿司をつくりました。
茶巾寿司は雛寿司としてよく作られますが、全体が黄色ですので見た目に華やかになりますね。

茶巾の紐は三つ葉を使うのですが、こちらでは当然ありませんので、イタリアンパセリを代用。茎はちょっと太いので半分か3等分に薄くして結びました。

押し寿司は初挑戦。押し型はもちろん持ってないのでプラスチックのタッパーを利用。重ねられるようになっているのタッパーなのでほぼ木枠の押し型と原理が同じにできます。
具はツナ、人参、三度豆の3種類。大阪寿司のように華やかにできればいいのですが、やはり色合いがイマイチ。カットも大きさに迷いが出たのと包丁の切れと押しが弱かったせいか、きっちり真四角になりませんでした、角が出ないと押し寿司は見栄えが落ちてしまいますね。今後の課題です。

すこし大めに作って、Cさん用と別に2箱分ミニサイズ寿司盛り合わせを作りました。

1つはJ先生用。もう一つは持っていければ先日のコーラスの主催者で車で送ってくれた牧師さん用。
もしJ先生に渡せなければ、H先生に渡そうと思いました。

朝食前には寿司は完了。花束製作の時間はなかったので朝食後急いでフラワーアレンジ開始。前回のKさんの時は初めての花束作成だったので、ずいぶん悩んで数回やり直しましたが、今回は迷いなくささっと作りました。前回の方が花の種類も違ったせいか華やかな感じにできましたが、今回は菊が多いせいかやはり仏様チックが抜けない印象。まあ、日本人に渡すのではないのでよしとしましょう。あまり形もこだわってももらう方もそこまで見ていない感じですので、気楽に製作。渡して初めて見たときのインパクトだけを大事にするため、色をカラフルにしました。

花束とお寿司をもって出動。ちょうど中級クラスは一人しかまだ登校してませんでしたので、スキをみてJ先生にお寿司を渡すことができました。J先生も今週は自分の論文製作があるらしく、かなり大変でげんなりモード。彼は一人暮らしなので、一週間分まとめて休みの日に調理して同じものを1週間食べ続けるらしい。デリで買ったり、インスタント食品を使わないところが一応彼のこだわりのようですが。。。

クラスの始まる時間ぎりぎりに教室に入ってみると、肝心のCさんが欠席。H先生が電話をかけてみたところ、今日は車を使えないから、クラスに来れないとのこと。結局H先生が夕方のCさんの誕生日パーティに呼ばれているらしくそのときに持っていってもらうことになりました。

帰りにJさんにランチに誘われて、メキシカントラック屋台フードをご馳走になりました。
殺伐地帯によく見かけるトラックで、メキシカンフードを売っているようでした。大学内でも売りに来ているとは知りませんでした。Jさんのお勧めのブリトーを購入して近くの雰囲気の良いベンチで食べました。
あれこれ1時間くらい話しながら食べてJさんと別れて、日曜にお世話になった牧師さんのところへ。

「ブリトー」はハンバーガーと同じくアメリカのファーストラッピングフードです。メキシコのトルティーヤのような薄い小麦粉生地を焼いたパンに野菜や肉など好きなものを挟んで包み食べます。
今回はメキシコ系だったので、牛肉と野菜のほかにアボガドと米が入っていて、サルサソースをつけて食べます。サルサソースは唐辛子ソースでかなり辛いのですが、韓国人のJさんはたっぷりつけて食べていました。私は少しつけただけでむせるほど辛いので、ソースは遠慮して食べました。
ラップフードは大好きなのですが、ダンナさんは苦手なのでなかなか食べる機会がないので貴重な試食でした。

牧師さんのオフィスに行くと、白人男性一人だけがパソコンを使っていました。ここは大学の教会のオフィスで学生やその関係者ならコーヒーサービスやコピー、インターネットが無料で使えます。一応インターナショナルなのですが、牧師さんが韓国人のためかほとんど韓国人学生の憩いの場になっているようです。奥の事務室に牧師さんを尋ねて、ご挨拶。一応カンニングペーパーを作っていたのですが、やはりうまく話せずアワワモードで会話して、お寿司を渡して、早々に退散。今日は早朝からばたばたしていたのでちょっと体力消耗してますので、また別の元気な日に英語の会話練習を兼ねて尋ねたいと思います。

昨日の献立は、チキンフィレカツ、海老とブロッコリーのパスタ、ラタトィユ風スープ、ライスサラダでした。