なんくるないさ~、沖縄での研修医生活

臨床研修のメッカ沖縄にあって忙しさNo.1を自負する中部徳洲会病院。スーパー研修医がリレーでつづる研修医ブログ。

リウマチ・膠原病 群星プロジェクト スタンフォード大学 Dr.Kelly

2012-05-24 19:58:46 | Weblog
皆様お久しぶりです。
先週まで卒後臨床研修評価機構の更新で、準備に追われる日々でしたが、2年前に受けて今回改めて「うけて、よかった」と思っております。
 サーベーヤーの先生方、ありがとうございました。
さて、本日群星プロジェクトでスタンフォード大学からDr.Kellyが中部徳洲会病院に来てくださいました。
 
 まずは、お出迎え

その後は、すこし会話をしたのちに一年目の山本先生のプレゼンで始まりました。

Dr.Kelly

レクチャー修了後、アメリカの研修の話等貴重な生のお話をしていただき、いい刺激になったとのことです。
2年目研修医は「とても奇麗な発音で、とても聞きやすく楽しかった」
一年目研修医は「教えることで、教わる」
etc…

宮城先生、宮里さん、そしてケリー先生ありがとうございました。
                                            卒後臨床研修事務担当 木村

NYにて

2012-05-04 00:56:03 | Weblog
先週珍しい人に出会いましたのでご報告申し上げます。

今度遊びに来るときは、日本製の書きやすい、MRさんからもらうペンをたくさん持ってきてもらえると助かります。(Oさんはすごく喜びます。)
まだカルテが紙カルテなもので、二日で一本終わらしてしまう感じです。Dr.GripやJetStreamなんて最高です。

そうそう同期の内2人がNYにいるなんてすごく不思議。そしてあとうわさによるともう二人もアメリカ留学に向けて取り組んでいるみたいです。
初期研修のころには考えもしなかったのにな。

近況報告でした。

研修医のための診療ガイド 最新版できました

2012-04-18 11:30:17 | Weblog


「研修医のための診療ガイド」が Version 5.1 になりました。

Version5では、中徳OBの國永先生(現在は倉敷中央病院総合診療部)が加筆してくれています。

中徳研修医のページからダウンロードできます。
PDFファイルですので、タブレット端末やスマートフォンで利用できます。
印刷すると白衣のポケットにもはいります。

                研修委員長/小児科 今西康次

沖縄クリニカルシュミレーションセンター 開館 !

2012-03-26 19:12:27 | Weblog
お疲れ様です。
昨日、琉球大学にて沖縄クリニカルシュミレーションセンターの開館セレモニーが開催されました
 14時にオープニングセレモニーが開催され、沖縄県知事も参加され盛大に行われました。




館内はこんな感じです。

その後は祝賀会が開催され、現豊見城中央病院で初期研修を中徳で修了されました、産婦人科医の當眞先生が司会で行われました。写真撮るのもかなりの人で遠くからしか撮れませんでした


新聞にも大きく取り上げられました。
当院も今後研修医教育に利用させていただけたらと、思っております。
その時来られていた実習生も「沖縄県がうらやましい…」とのことで今後が期待されます


互助会バレーボール大会!

2012-03-23 18:41:43 | Weblog
 お疲れ様です。
昨日互助会主催のバレーボール大会が、となりの中学校の体育館をお借りして開催されました/face_warai/}
 担当部署が3階デイケアー職員を中心に中部徳洲会バレーボールチームで助っ人で入ったり運営側に回って無事けが人もなく盛り上がりました。
 試合は各部署対抗で、参加人数が少ないところは他の部署から補強して、チームを作って対戦致しました。
もちろん医局からも研修医の先生や、学生さんも誘って参加してました


学生さんもサーブが決まったりと、盛り上げてくださいました。


川満先生もサーブ打っていますが、この笑顔ただものではない感じ


泉先生も試合となると身体能力発揮!!


さらに、友利先生は当直が始まる直前まで試合でハッスル!サウスポーでバレー部顔負け


でも、最後はこんな感じ

参加人数も150名とのことで、各部署とも楽しむことができました

今度は年度初めのボーリング大会?


                                                   キムラ


7期生 初期研修修了。

2012-03-21 18:58:28 | Weblog
 お疲れ様です。
ただ今、何か寂しいような嬉しいような気分です
昨年もこんな感じでしたが、かかわってくださった先生が中徳を卒業するのは寂しいものですね

 先週の金曜日「7期生 卒業判定会議」が行われました。
初期研修修了には厚生労働省ではこんな基準が設けてあります。 医師の臨床研修における修了等の基準
 その中の臨床研修の到達目標のおきましては「※全疾患(88項目)のうち70%以上を経験することが望ましい

」とされておりますが、中部徳洲会病院では毎年100%を目指して修了判定会議が行われます。

今年の修了生は5名でしたが、5名皆ほぼ100%経験して終了式を無事終えられました
また、サマリーも皆書き終えており例年7~9名の同期がおりますが、この7期生は5名であり普段から鍛えられたおかげであるとの声もありました。
 修了判定会議はこんな感じで行われました。

院長、副院長、看護部長、事務部長、コメディカル、そして初期研修修了者のチューターと研修修了者です。
病院で研修医を育てていく姿勢に感謝致します。

チューターが一人一人医師としての姿勢、経験すべき症例等のいい面、改善していくこと等一人五分ぐらいコメントいただきました。

前研修委員長、新垣先生からも愛情ある厳しいお言葉をいただきました。

 
 無事修了判定会議を終えると、17:30から4階講義室で後期研修修了式を、一年目の友利先生、大越先生が司会で始まりました。

初期研修修了生&後期研修修了生。ご卒業おめでとうございます!
最後の方には一年目が協力して作った2年目へのビデオレターで幕を閉じました。

 さらに、そのあとは近くの居酒屋で思いのたけを喋っていただきました

右下では飲みすぎてダウンした先生も
「中徳で研修して本当に良かったです」など研修医を育てる姿勢についての感想が多く、今後も今しかできない「初期研修はハードワーク」をやって、患者さんに優しい医師を育てることの大切さを実感することができました。


 さらに月曜日は群星沖縄の卒業式が行われました。

中部徳洲会病院は、徳洲会グループでありながら群星沖縄にも所属しており、沢山の同期と共に卒業できましたこと、感謝しております。


7期生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
来年度はこの5名のうち3名中徳で後期研修を行われます。
また、来年度は新たに7名の新研修医が入職されます。
毎年半分以上の初期研修医が残って中徳を支えてくださっております。
充実した研修を送りたい方は是非一度見学お待ちしております!

勉強会 「エコー下CV挿入術」

2012-03-09 12:12:49 | Weblog
 お疲れ様です。
沖縄は雨が降ったりやんだりの天気が続いております
 さて昨日研修医むけに勉強会が開催されました。

副院長はじめ、総合診療部はじめコメディカルや研修医も集まり必要性を感じ研修医だけでなく皆で勉強しました。


 一年目の友利先生も。


 比嘉副院長も興味津津で…。

開催するにあたり、徳洲会本部、日本コヴィディエンの皆様本当にありがとうございました。
シュミレーターの必要性を強く感じ、伊波院長に相談してみたいと思います

群星臨床教育セミナー

2012-02-20 17:46:17 | Weblog


本日は14時から群星関連でスタンフォード大学からDr.Tazukeが来院されました。
とても気さくな先生で研修医の先生方にも質問したりと、とてもいい雰囲気でした
 専門は産婦人科ということで、当院の一年目の友利先生がプレゼンしてくださり、一般の外来で質問されるようなことも含め、14時から約2時間ご指導いただきました。


 その後ざっくばらんに話もしてくださり、今後の志望科から始まりましたが、話もアメリカでの女性疾患の話等になりとてもいい勉強と刺激になったことと思います。
 お忙しい中来て下さりTazuke先生本当にありがとうございました。
また、群星沖縄、宮里さんいつもお手伝いしてくださり本当にありがとうございました。
                                                 きむら

初期研修修了生~ 卒業生講演会  

2012-02-18 16:58:09 | Weblog
 お疲れ様です。
明日は沖縄マラソンです。
沖縄はまたまた寒くなってまいりましたが、マラソン日よりで明日は中部徳洲会病院からの医師始め看護師、コメディカル、事務も50名近く参加するとのことです
 本日当院の初期研修を終えられ東京西徳洲会病院で外科の村田 一平先生が研修医の為に講演をしてくださいました。

 


司会は中部徳洲会病院、救急総合診療部で村田先生の同期の柴原先生。

 
 30分の予定でしたが、後輩の為にパワーポイントだけでなく、DVDまで用意していただき、「初期研修の時の鼠径ヘルニアのオペの時と比べ専門的に丁寧に話してくださいました
 研修医だけでなく当院の外科の先生方も参加して、とてもいい講演会でした。
お忙しい中本当にありがとうございました。

 その前に2年次研修医の渡邉先生が札幌南青洲病院で「緩和ケア」を研修して来られたプレゼンもしていただきました。

 
 

                                                      木村

2年次研修医 Dr.W 北海道へ行く  ~ 緩和研修 ~

2012-02-07 20:27:06 | Weblog
 お疲れさまです。
昨年も2年目の先生が緩和研修を希望して、研修されましたが今年も2年目の女医 Dr.W が北海道で一カ月お世話になってまいりましたので、感想文を掲載させていただきます。 


 ホスピスとはがんの末期で痛みから解放され、人生の末期を穏やかに過ごしている明るいところというイメージでした。抗がん剤や放射線療法など色々おこなってなお進行をとめられなかった(一般病棟と比較して)わりと若い人たちが多く、メディアによって「ホスピス」が一般的に知られるようになっており、入院待ちも多いと思っていました。
実際病棟には高齢者が多く、年齢層でみれば一般的な病棟とさして変わりなく、市街地から遠く交通の便が悪いという理由で案外空床になったり、ホスピスといえど立地条件というものも関係あるのだと思いました。
病棟は明るく個室が多く、吸引びんや尿バックなどに布が覆われ、細やかなところに病院を感じさせない工夫があり驚きました。認知症の方もおり、痛みや不安を訴えておられましたが決してミトンをつけられたり車いすに固定されることなく、話を傾聴されていました。病院にいながらできるだけ快適に過ごされるよう病棟の雰囲気、スタッフの気遣い、徹底したチームでの情報の共有、定期的に行われるチームの話し合いによる治療方針の決定というものが本来目指すべき医療なのかという気がしました。ただそれがごくごく限られた人たちにしか提供されないのもまた不平等を強く感じました。
一般病棟で亡くなる方もたくさんいます。がんの末期に関わらず、心不全の末期、COPDの末期、慢性腎不全の末期などの何となく先がみえている高齢者の方々が毎日ばたばたと治療をされている方たちの中で亡くなっていかれます。今後はそういった方たちにも緩和ケアが受けられれば理想的ですが、かなり非現実的と思われるので少しでも近いことができればと思いました。吸引を減らすとか点滴を減らすとか苦痛になる処置が少しでも減らせる工夫、消臭剤を置いてアロマを炊くなど環境を少しでも快適にできるようなことをしていければと思います。
 
 患者さんたちと話していて私たちが本当に些細と思うようなことでかなり気持ちが変わってくるんだというのを感じました。3分診察だとしても「待たせてしまってごめんなさい」、目を見て話す、聴診器をあてるといった至極当たり前のことだけで実際とても満足感がかわるのはすごいです。聴診器をあてる、おなかを触るといったボディータッチがどれだけ喜んでもらえるかなんて考えたこともなかったです。普段の診療でも十分可能なことはあるということを痛感しました。

 緩和病棟へ研修に行くにあたり、基本的には告知済みであることが前提でしたが、実際その前段階におけるがんの告知について、どうやってがんの告知についての希望をきくのかと思っていました。高齢の入院患者さんたちの多くは家族の希望により未告知の方がほとんどでした。未告知の上で抗がん剤の治療などを行なったりします。「病気について詳しく知りたいですか?」と言う質問で解決できるなんてとても驚きでした。暗にがんと言っているようでそんな風に言われたら誰でも「はい」と言うに違いない、知りたくなるに違いないと思っていましたが実際言われるのとそうでないのは異なるということ、詳細などは知りたくないという選択をとる人も実際いるというのは驚きでした。

自分のことについて、死ぬということについて、医療とは何かについて今までで一番考えさせられた1カ月だと思います。麻薬の使い方はまだまだ分かりませんが、今後の診療において少しでも不満を感じさせないちょっとしたことを気遣えるよう、初心を忘れずに働いていこうと思いました。1カ月本当にありがとうございました。


 W先生一カ月お疲れさまでした。
また、受け入れてくださいました患者様始め先生方、本当にありがとうございました。
当院での初期研修では当直時始め救急を盛んに受け入れている病院ですが、ある意味相反する「緩和」はとても勉強になったことと思います。
              ※これは個人的な感想であって記載してあることがすべてではありませんので、ご了承ください。

                                                  木村

第1回 九州・奄美・沖縄ブロック合同研修医勉強会

2012-01-31 20:42:00 | Weblog
ご無沙汰しております。
沖縄では港が近くにある地域は旧正月が1/23日に行われました。
地域によって行われるところと、行われない所もあり私も参加させていただきましたが、お酒を飲みながら正月料理を食べ年に正月が2回ありなんか得した気分でした
 最近では北部の方では「さくら祭り」も行われており、少しずつ春を感じる季節となっております

さて、表題からかなりずれましたが先日「第1回 九州・奄美・沖縄ブロック合同研修医勉強会」が行われました。
これまで、沖縄・奄美は合同で数回開催しておりましたが、九州地区の研修も盛り上げよう!ということで開催され、盛大のうちに終わることができました。
 初期研修の2年間の中で「地域医療」の研修は厚労省で1月と決まっておりますが、徳洲会は2ヶ月となっており、この時期に離島研修されている先生方の「離島で経験した症例」を発表していただき、その場の指導医にご意見をいただきました。


前半の座長は中部徳洲会研修委員長・今西先生にやっていただきました一番左の座っている先生です。


中部徳洲会病院の土田先生が宮古島で研修されているので発表していただきました。

                                                 きむら


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2012-01-11 10:00:34 | Weblog
お疲れさまです。
今年も宜しくお願い致します。
 昨年は震災・津波などの災害で大変な年となり、今現在も被災生活が続いております。
徳洲会グループでの支援は一度終了致しましたが、中部徳洲会病院で初期研修を終えられた川島先生が本吉病院の院長に就任され、頑張っておられる姿が掲載されておりました。当院での研修体験などにも触れておりとても心強く感じましたのでブログに掲載させていただきます。
 中部徳洲会病院、伊波院長が「3日に1回の当直」や「あえて研修期間はハードにする」など研修医を愛情をもってあえて厳しい環境で鍛え、後の医師人生の大きな糧となる様に今後も続けていき川島先生はじめ中部徳洲会で初期研修を終えられた先生がたが日本国内はじめ、海外でもご活躍されている様な医師となってくださる一助となれればと強く感じました。




木村

実習生 & スタンフォードからの講師(群星)

2011-12-24 18:27:09 | Weblog
お疲れさまです。
最近沖縄も冬らしくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
昨日まで、関西から医学部実習生2人来てくださっていました。
一日目は後期研修医について院外研修についていっていただいたり、午後から気管切開のOpeに入っていただいたりと、あわただしく一日が過ぎていった感じでした。
翌日から、同じ大学の学生さんも実習に入られ群星関連で来られたスタンフォードの先生の指導を研修医の皆様と一緒に受けていただきました。
 中徳でも毎月10回ほどの教育回診がありますが、今回はさらにいい刺激となったこととと思います。
指導後の「トーク&トーク」では研修医からのたくさんの質問にも丁寧に答えていただき、とてもいい時間を過ごさせていただきました。
 群星の皆様本当にありがとうございました。

  院長と研修医、学生さんで恒例のお出迎え。






アメリカでのDr.Yang先生が努力されているお話は研修医もとてもいいモチベーションになったことと思います。
ハードな日程の中本当にありがとうございました。

木村

NY,BOSTON研修 いよいよお別れ

2011-12-11 07:01:59 | Weblog
あと3時間でNYを発ちます。

今回の収穫は3つ。
1.小児精神を専門にする皆さんとご一緒できたこと
2.海外でのTMATへの評価の高さを再認識できたこと
3.いっぱい走ったこと

普段あまり接点のない小児精神の先生方や臨床心理士、保健師の皆さんとご一緒できたことは、小児科医として大きな財産になりました。またTMATは災害医療に強いけれどメンタルヘルスという視点はあまりなかったので、今後のプロバイダー教育に反映する必要性を感じました。旗振り役になれればいいと思っています。

海外で活躍する日本人医師の皆さんはTMATを絶賛されておられました。特にTMATのロジのすばらしさを異口同音に語っておられました。体ひとつでやってきて、交通手段、寝泊り、食事がスムーズに提供されるだけでなく、診療上必要な物資がタイムリーに供給されるシステムを大絶賛されています。日本総領事の皆さんも同じことをおっしゃっておられました。TMAT関係者としてこれほどTMATを誇りに思ったことはありませんでした。


朝ボストンを出て13時にNYのチャイナタウンに到着、すぐにブロードウエイまでタクシーを飛ばして14時からのオペラ座の怪人を鑑賞。超ロングランですがこの日もほぼ満席でした。滑り込みでチケットを買ったので最上段の桟敷席のような場所でしたが、迫力といい衣装の豪華さといい、十分満喫できました。


さすがNYだけあって、ハマーのリムジンがありました。


夕方のレセプションに向かうべくタクシーを捜しますが、クリスマス前のタイムズスクエア周辺は人でごった返していて空車が見つかりません。そこへ黒塗りリムジンが乗らないかと誘ってきます。5人で50ドルとの交渉に、8人が乗りました。スーツケースもあるので広~~いはずのリムジンがすし詰め状態。皆で大笑いでした。おかげでタクシーよりもかなり安上がりになりました。


12月10日の夜はニューヨーク日本人医師会主催の懇親会でした。写真はマウントサイナイ医科大学准教授の柳澤先生で、今回の世話人をなさってくださいました。柳沢先生もTMATのロジを絶賛してくださいました。


懇親会の締めはリーダーの本間先生とボストン小児病院の江津さん。江津さんの至れり尽くせりのコーディネーションですばらしい研修となりました。


最後の朝も5:30から早朝ジョギングをしました。JFK空港近くなので、やや治安はよくない場所ですが、近くの公園まで約5kmの軽いジョギングを楽しみました。寒くて手が凍りつきそうでした。


初めての土地では、google地図を参考に手書きの地図を作ってから走ります。今朝はこんな感じの地図となりました。とおりにすべて名前がついているのでオリエンテーションがつきやすく走りやすいです。

そろそろ搭乗時間が近づいてきました。
これから14時間の長旅です。混んでるそうなのでちょっと憂鬱です。
帰ったらすぐに仕事なのでこれも憂鬱です。

実に得るものが多い研修でした。日米の複数の支援団体の協力で成立した今回の研修は、人的交流も含めて実に実りあるものとなりました。同時にTMATに対する海外の評価が私たちの想像を越えて高いものであることを知り、TMAT関係者の皆さんにお伝えしたい気持ちでいっぱいです。日本からはソフトバンクインベストメント社がご支援くださったとのことで、この場を借りてお礼申し上げます。

      小児科 今西康次

BOSTON研修最終日

2011-12-09 23:40:13 | Weblog
今朝も6時から早朝ジョギング。
昨日までと打って変わって寒い朝になりました。約5度。
手袋をしなかったので凍りそうなぐらいに冷たかった。


今日の講習はボストン小児病院で行われました。


ボストン小児病院はハーバード大学の関連病院で、全米でNO.1の評価を受けているそうです。ICUだけで3フロア。玄関にはValet Parkingのサービスもあります。以前、伊波院長が新しい病院ではValet Parkingを導入したいといっていたのを思い出しました。実際にサービスされているところがすごいですね。


ハーバードメディカルスクールの正面です。

今日の講義は、災害後に増える虐待への対処、アルコール問題、家族療法でした。ボストン小児病院には100人を超えるソーシャルワーカーがいて、虐待に対する調査や対処に積極的にかかわっているそうです。

すべての講義が終わった後で、ハーバードのCOOPへ立ち寄りました。

子供用のスクラブが売られていました。かわいいですね。
これを着せて、将来はハーバードに入れと教育するのでしょうか?

ボストン最終日は、総領事公邸でのレセプションがありました。
参加者全員とボストン側の関係スタッフが集まりました。
総領事公邸は高級住宅街の一角にありました。まさにお屋敷です。
私はタフツ大学の樽井先生の車に同乗させていただいたのですが、
車が門の前についてインターホンを押すと、門扉がゆっくり自動で開きました。


玄関の上には菊の御紋が。さすが日本国公邸。


総領事の引原氏


中央のひげの男性が樽井先生。TMATでも活躍されました。右から二人目はボストン小児病院のChoe先生。


レセプションルーム


TMATアメリカを統率したBrigham and Women's Hospitalの鈴木ありさ先生。予想通りactiveな方でした。

なごやかにレセプションは終了し、私たちの研修も無事に終了となりました。しかし、総領事公邸でのレセプションまで行われるとは、どんなにすごい人脈なのかなと、ただただ驚くばかりでしたが、震災に対する海外での気遣いの大きさを知り、大いに感激したのでした。

あすNYに移動し、NY日本人医師会のかたがたとお会いして、翌日にNYを離れることになります。あっという間の1週間でした。

          小児科 今西康次