2015.11.8(日)
雨でお出かけできなくなった日曜日
どこへ行こうか?検索してたらたまたま空きがあったので予約を入れ
出かけた先はSUNTORY武蔵野ビール工場
3つのビール工場の中で一番古いこの工場は1963年に開設されたそう
右に見える競馬場
左はビール工場
懐かしい歌声が頭の中に響きます
工場見学って団体で行くことが多かった私ですが、
そういう時は説明を受けてもあまり頭に入らないものでした
自分から学ぼうと訪れるとなぜか言葉がするすると頭に入り、
どんどん興味がわいてくるから不思議
こちらの工場には初めて来ました
そして「今までなぜ気づかなかったんだろう?」と思う事がありました
それはここ武蔵野工場の地下、奥深いところから天然水をくみ上げ
その天然水だけを使ってビールを作っている、ということです
あの山から武蔵野工場の下まで?
山の一滴一滴が?
近いようで遠い距離、東京の地中にそんなしくみが
無知すぎて恥ずかしいようですが、改めてビックリです
そしてその”天然水だけを使っているビール”を作っているのは
大手ビール会社ではSUNTORYだけなのだそうです
大好きなプレミアムモルツは
その天然水100%で作られたこだわりの味
今日飲んでいるこのビールの水は、20年前に山に降ったものかもしれない
それほど何十年もの月日が必要だったとは
(画像:2014年 奥多摩・三頭山)
なによりハッとさせられたのが
その天然水は身近なところでいつも私が山歩きをしている
秋川や奥多摩からの森の恵みだということ
美しい森を育もうと森林整備活動していらっしゃる皆さんや
次の世代へと受け継がれる未来の事を思うと
自分が踏み入れることでふかふかな森をダメにしてしまうことのないように
山で頂く水の一滴一滴も無駄にしないように
“水と生命(いのち)の未来を守る”
その意味を今まで以上に強く感じたのでした
天然水の森