カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

秋の遠足in箱根

2013-11-13 | ゆるキャン


2013.11.9(土)~11.10(日)友人4人と箱根へ。

恒例秋のゆるゆるキャンプ。今回はみんなの日程がうまく合わずギリギリの決定でしたが、
運よく以前から行きたかったケビンが取れたので、いつもの富士五湖ではなく箱根への旅となりました。

金時山はよく行くのに、箱根の最高峰”神山”には登ったことがない事に気づく私。
今回は箱根フリーパスを購入したので無駄なく利用しようと、まずは桃源台からロープウエイに乗ります。



ロープウエイなんて何年ぶり?!すっかり童心に帰り観光気分を満喫します。
大涌谷、昔はロープウエイから下を覗くと「わー!すごい!怖い!」なんて思っていたはずなのに、
今日はふーーーん・・・な感じになっていた。笑
山歩き始めたらこの程度では感動しなくなってしまったんですかね、ああ、人ってなんて欲深い・・・
観光客の間を抜けて、いざ、登山道へ。




登山口からしばらくきつい硫黄臭の中を抜け、窪んでしまったいかにも箱根らしい道を登っていきます。が。

おかしいなぁ?今日は晴れの予報だったはず?またしてもすっかりガスにまかれて真っ白ケッケ。
富士山は行きのバスからは見えていたけど、大涌谷まで来たらもう周りの景色も何も見えなかった。
それでも人気があるのか?神山山頂は座るところがないほどの大混雑でした。
学生さんの登山大会?もあったようで、老若男女ぞろぞろ団体さんが多いのには驚いた。

神山からは駒ヶ岳へと進みます。
伸びずぎの笹を掻き分け進むと、山頂のあちこちにお地蔵さん。
「賽の河原っぽいね~
と思いっきり叫んだら、地蔵ではなくホンモノの人だった!あまりの視界の悪さで勘違いした私。
石の上に座りみんなどこを見つめていたのだろう?結構シュールな画だった・・。

駒ケ岳からはまたロープウエイで箱根園へ降り、バスがないので箱根港まで歩きます。
そこからは初めて乗る”海賊船”で遠足気分。こんな天気でも大混雑の遊覧船でした。
船は桃源台に到着。朝預けた荷物を取って宿へと向かいます。




さて、今宵の宿は桃源台から徒歩5分のところにある”芦ノ湖キャンプ村”のケビン。
以前キャンプ場を利用したときに見て、いつかここに泊まってみたい♪と思っていた場所です。
人気がある為、土日はなかなか取りにくいらしいのですが、運良く空きがでました。
行ってみると思った以上に素晴らしい♪ 2ベットルーム・お風呂・天井が高いリビングキッチン、
鍋・食器・まな板包丁・炊飯器・温水暖房完備・バーベキューテラスetc・・食材さえ持参すれば何もいりません。
いつも外にトイレのあるようなコテージやキャンプ場しか使わなかった私には夢のような贅沢設備
これで1泊¥21,000(6人まで利用可)とはコスパが良すぎで大満足☆




チューリズムプランには今夜もシェフが付いてます。

我がダンナ様がテントも持たないのに、食材だけでパンパンに重くなったザックを背負ってきていたので、
何がでるのかな~と楽しみにしていたら、バーベキュー~ローストビーフ~シチュー~デザートまで。
腕を振るってくれまして・・・久々に家事をしないで人の作ったものを戴ける幸せを味わう私

その上このケビンの凄い所は建物の造りがシッカリしている為か、隙間風一つなく音も漏れない。
4人で思う存分大はしゃぎしてもビクともしません。周りの音も聞こえません。
最後はキッチンカウンターが”D'S Bar”となり、楽しい夜は暮れて行きました。




翌朝は荒れ模様。
天気はまたしても残念だったけど、「こんな森の中のお家に住みたい」と思うほど静かで快適なケビンに泊まり、
気のおけない仲間と他愛のないおしゃべりできた二日間で、日ごろのストレスも解消リフレッシュ。

「また来ようね」

都心から2時間で来れる箱根・芦ノ湖。
日帰りももちろんいいけれど、山も温泉も宿も色んな楽しみ方が出来る箱根はやっぱり大好き。



おしまい。



【行程】新宿駅:小田急箱根高速バス→桃源台(ロープウエイ)→大涌谷→神山→駒ケ岳
    (ロープウエイ)→箱根園→(遊覧船)桃源台→芦ノ湖キャンプ村
    桃源台→箱根湯本→風祭・鈴廣→某鮨屋→小田原駅→(ロマンスカー)新宿駅