カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

週末は山梨に・・・岩殿山

2009-04-06 | ヤマのこと

【4/5(日)往路:JR新宿~高尾~JR大月 ¥1280
      復路:同じ (帰りは京王線利用で¥920)】

日曜日は「大月市さくら祭り
駅にあったパンフのキャンペーン文字につられ、「岩殿山」へ行って来ました。


天気予報は晴れ、のはずでしたがなんだか曇っていました。
駅から見えるあの岩壁のこんもりとした山が今日目指す場所。



駅から徒歩15分ほどでの岩殿城址入口階段につきました。


10分程度あがると「岩殿山ふれあいの館」到着。
鏡岩大岸壁が目の前です。
晴れていたら多分、もっとキレイなんでしょうね~。
ウグイスのさえずりが心和ませてくれます。

家を6:00に出てきたので、ここに着いてもまだ8:30、さすがに誰もいません^^;


(丸山山頂:標高444.4mより)
ここ「岩殿山」は【秀麗富岳十二景】のひとつ。
富士山と桜を目指してきましたが・・・花曇で残念。かろうじて拝むことが出来ました。


(山梨百名山・岩殿山634m)
そこから30分ほど急な階段や歩道を登り、山頂到着。
ここは関東三名城のひとつ、岩殿城があった場所。なるほど眺めが良いです。
大月市内が見渡せます。肌寒いのでちょっと休憩してすぐ出発。


山頂までなら観光客も来るようですが、私たちは分岐まで戻ります。
怖いのかなぁ・・・と高所恐怖症の私、先へ行く一組を発見したので、
心配しながらも、勇気を出していってみます。
【兜岩】方面へGO!もちろん岩場経由を選択


とても乾燥した登山道なのでヘンに滑ります。ほこりっぽいです。
岩殿山頂からだいぶ下って、一つ目の鎖場へ到着。
この鎖の太いこと!何もこんなに太くなくても・・・お、重いです・・・

長さにして10mほどの鎖場、取り付きの足の置き場を失敗すると次の一歩が出ません(笑)
でもなんなくクリア。ザックが大きいとハマって登れないかも。
上りきると「天神山」?よくわかりません。何の標識も出ていないので見逃したかも?



2箇所の鎖場を終え、いよいよ私が一番苦手とするトラバース道へ突入。
両足靴幅がやっと乗る程度の道幅。
でも鉄の柵(細い矢印)をつかんで行けばOK、その後の垂直鎖場(太い矢印)も、怖くはなかった。
でもメタボだと登れないかも・・・

途中で左下を見てみたが(何かにつかまっていると見れるから不思議)
標高が低いから高度感があまりなくて、すぐ下にステップみたいな段差があるから、
落ちたら痛いだろうな~程度だと思います。
心配することはなかった、案内通りやっぱり「初心者鎖場」でした。

通り過ぎたこれが「兜岩」だったのかなぁ?何も書いてないので解りませんでした。




危険なところを通り過ぎると、あとは小さくアップダウンを繰り返すだけ。
左手に大きな岩壁が見えてきた。
名前からあれが【稚児落し】なんだろうな、と理解した。
ここはちょっと怖くて下は見れない・・・

【稚児落し】とは昔、岩殿城主であった小山田信茂の妻が落城の際、
ここまで逃げて来て観念して我が子を投げ、自らも身を投げた場所といういわれ・・・
怖いですねー。ここから落ちたらさすがに助からないでしょう。


【稚児落し】の岩の上に乗っている私!
昔だったら絶対腰が引けていたハズ、やっぱり慣れ、なんですかねー。
標高が低いので、この程度なら大丈夫になりました
左下に見える尾根は、さっき歩いてきて見上げていた場所です。

ここを越えたら後は下るだけです。
30分ほどで民家の前に到着。大月駅まで30分ほど歩きます。


民家の塀にこんなものが・・・○んく出馬するのか?と一瞬ビックリ(笑)
弁士と書いてあった。山梨県と何か関係が?


さらに歩くとにゃんこ軍団発見近寄って行くと・・・


「あんだよぉ~
ネコってオシリが落ちそうな位置でもバランスよく寝るから不思議

中央道の高架下を通り、桂川を渡り、大月駅に着いたのが11:30。
「真木お伊勢山」の方まで行けばもっと桜も楽しめると思いますが、
我が家の猫を病院へ連れて行く予定があるため、今日はここまで。
ハイキングのような山でしたが、ちょっぴりスリルもありで楽しかったです



行きにチェックした駅ソバ屋さんで「吉田うどん」を頂きます!
おいしい~~不思議な食感、今年二回目で嬉しかったです。

駅から駅まで3時間半程度の山歩きでしたが、
約1ヵ月半、山から遠ざかっていた私にはちょうど良いリハビリになりました。
こんな低山でも筋肉痛って(汗)

このエリア、いいところたくさんありますよね~、最近お気に入りです。
まだまだ行きたいところがたくさんあるし、本格的な春に向けて、足腰鍛えなおさねば