かなりブランクが開いてしまいましたが、今日は “銀食器の話 その3” ということで、銀食器の手入れ方法について書くことにしましょう。
以前にも書いた通り、我が家では普段使いで銀食器(もちろん銀メッキではなく銀無垢)を使用しています。しかし、そういった話をすると、「銀食器は手入れが大変でしょう?」と、聞かれることが少なくありません。まぁ結論からいってしまえば、日常的に使っている限りはそんなに頻繁に手入れをする必要はありませんし、手入れをするにしても、ちゃんと専用の手入れ用品を使用すれば別に面倒というほどのことはありません。
我が家で使用している手入れ用のアイテムは、すべてイギリスのハガティ社(Hagaty)の物。私はメーカーから直接輸入しましたが、日本国内でも簡単に入手できると思います。銀食器を使っていると、このように部分的に黒く変色してきます。特に卵料理などで使用するフォークなどでは、このようにはっきり分かるくらいになります。
これは酸化ではなく硫化によるもの。漂白剤では落ちませんし、クレンザーのように粒子が荒いコンパウンドで落とそうとしたら傷だらけになってしまうでしょう。そこで登場するのが還元剤です。我が家で使用しているのはこのシルバーディップ 。現在はシルバーバスという名称に変更になっているようです。
使い方は簡単。この中にドボンと漬けてから、中のカゴごと引き上げて水洗いするだけです。
この画像は試しに途中まで漬けてみた状態。はっきり線がついてますね。
でも、そのままではちょっと黄色っぽい感じになってしまいます。そこで登場するのがこれ。シルバーフォームです。洗浄剤と研磨剤を合わせた様な物とでもいいましょうか?
こちらも使い方は簡単。このシルバーフォームを濡らしたスポンジにつけて軽く磨き、そのまま水で流すだけ。すると・・・・・・
・・・・・・あっという間にこの状態。時間にして、わずか30秒ほどでしょうか?
上からフォームで手入れが終わった状態。還元剤につけただけの状態。手入れ前の状態。こうやって比べてみると、手入れ前の状態はかなり黒ずんで見えますね。でも実はコレ、わざわざ黒くなるように手入れをしないで放置していた物。前回から4ヶ月のブランクが開いてしまったのは、中々この状態にならなかったためです。もっと簡単に黒くする方法もあるのですが、あまりに不自然な黒さになってしまったため使えませんでした(笑)。
もし、さらにピッカピッカにしたいときは、このシルバースミスポリッシュもあります。銀製品用の研磨剤ですね。
これはシルバーダスター。銀製品の手入れ用クロスです。一度きれいに磨き上げて、時々これで拭いてあげれば、数年経ってもピッカピッカで顔が映る状態のままです。銀食器用の箱に入れておけば、別に黒くなったりすることはありません。でも、銀食器をあまりピッカピッカに磨き上げるのは、逆に品がないということで好まれないそうですね。
まぁこんなわけで、銀食器を普段使いに使用することは別に面倒でも何でもありません。一度これに慣れてしまうと、もうステンレスのカトラリーには戻れません。恐らく「銀食器は手入れが面倒」という説を唱えている方々は、実際に銀食器を日常的に使用したことがないか、手入れの仕方が間違っているか、そのいずれか(あるいは両方?)だと思います。
以前にも書いた通り、我が家では普段使いで銀食器(もちろん銀メッキではなく銀無垢)を使用しています。しかし、そういった話をすると、「銀食器は手入れが大変でしょう?」と、聞かれることが少なくありません。まぁ結論からいってしまえば、日常的に使っている限りはそんなに頻繁に手入れをする必要はありませんし、手入れをするにしても、ちゃんと専用の手入れ用品を使用すれば別に面倒というほどのことはありません。
我が家で使用している手入れ用のアイテムは、すべてイギリスのハガティ社(Hagaty)の物。私はメーカーから直接輸入しましたが、日本国内でも簡単に入手できると思います。銀食器を使っていると、このように部分的に黒く変色してきます。特に卵料理などで使用するフォークなどでは、このようにはっきり分かるくらいになります。
これは酸化ではなく硫化によるもの。漂白剤では落ちませんし、クレンザーのように粒子が荒いコンパウンドで落とそうとしたら傷だらけになってしまうでしょう。そこで登場するのが還元剤です。我が家で使用しているのはこのシルバーディップ 。現在はシルバーバスという名称に変更になっているようです。
使い方は簡単。この中にドボンと漬けてから、中のカゴごと引き上げて水洗いするだけです。
この画像は試しに途中まで漬けてみた状態。はっきり線がついてますね。
でも、そのままではちょっと黄色っぽい感じになってしまいます。そこで登場するのがこれ。シルバーフォームです。洗浄剤と研磨剤を合わせた様な物とでもいいましょうか?
こちらも使い方は簡単。このシルバーフォームを濡らしたスポンジにつけて軽く磨き、そのまま水で流すだけ。すると・・・・・・
・・・・・・あっという間にこの状態。時間にして、わずか30秒ほどでしょうか?
上からフォームで手入れが終わった状態。還元剤につけただけの状態。手入れ前の状態。こうやって比べてみると、手入れ前の状態はかなり黒ずんで見えますね。でも実はコレ、わざわざ黒くなるように手入れをしないで放置していた物。前回から4ヶ月のブランクが開いてしまったのは、中々この状態にならなかったためです。もっと簡単に黒くする方法もあるのですが、あまりに不自然な黒さになってしまったため使えませんでした(笑)。
もし、さらにピッカピッカにしたいときは、このシルバースミスポリッシュもあります。銀製品用の研磨剤ですね。
これはシルバーダスター。銀製品の手入れ用クロスです。一度きれいに磨き上げて、時々これで拭いてあげれば、数年経ってもピッカピッカで顔が映る状態のままです。銀食器用の箱に入れておけば、別に黒くなったりすることはありません。でも、銀食器をあまりピッカピッカに磨き上げるのは、逆に品がないということで好まれないそうですね。
まぁこんなわけで、銀食器を普段使いに使用することは別に面倒でも何でもありません。一度これに慣れてしまうと、もうステンレスのカトラリーには戻れません。恐らく「銀食器は手入れが面倒」という説を唱えている方々は、実際に銀食器を日常的に使用したことがないか、手入れの仕方が間違っているか、そのいずれか(あるいは両方?)だと思います。
熱伝導率が高いので、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べられます。
私もスターリングシルバー愛用者で、クリストフルのマルリーで揃えました。
50ピース位を使っていますが、あまり神経を使うようなことなく使えますね。
保管をクリストフルで用意しているケースに入れているからかも知れません。
これからも豊かな食事の時間を楽しんで下さい。
一度本物のシルバーの使い心地を知ってしまうと、もうステンレスには戻れませんね。
手入れが面倒だと誤解して躊躇っている方がいるのは残念です。
半谷