半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

MLAIC環太平洋選手権参戦記 5日目

2011-09-02 12:55:40 | 前装銃射撃、古式銃
今日は競技の初日。射場に到着したら、ちょうどUSAチームの友人、トム・ワラバック選手が射撃をしている所でした。




大山選手の射撃開始は午前10時から。今回も和服での参加です。




私の競技は午前11時から。最初はこれ、クーヘンロイター (英語読みでクーチェンルーターと呼ぶ方もいますが、ドイツ語なんで国際的にはクーヘンロイターとかクーヒェンロイターと読むのが正解) から。USAチームのロバート・ペロクイン選手が競技中の写真を撮っておいてくれました。どうもありがとう。




このクーヘンロイター、はっきりいって、参加するだけの種目です。何故なら、本来この種目に参加するのはこのような銃だからです。




ライフルド・バレルであることはもちろん、トリガーのアジャスト、前後サイトのアジャストも可能です。スムーズ・ボア、固定サイト、握りにくいグリップetc.の日本製管打式短筒では勝負になりません。これで約$2000だそうです。羨ましい!。今回の私の成績はビリから二番目。まぁ当然ですね(笑)。








私の二つ目の種目、タネガシマは午後13時から。しかし、突然雷雨になってこのような状態になってしまいました。射座もずぶ濡れで。火縄銃を撃つには過酷な状況です。






しかし、それでも競技が中止されるようなことはありませんし、条件の差にクレームを付けるような選手も皆無。ちゃんと雨の対策をしてこなかった方が悪いという考え方なんですね。私も以前、もっと酷い状況の中で撃たされたことがあったので、自分なりの準備はしていました。





残念ながら結果は惨敗。最下位でした。トホホ~。しかし言い訳なんかありません。結果が出せなかったということは、それが現在の私の実力ということです。天候が原因と思われるような不発、遅発もありませんでした。


私の射撃が終わったら、再び晴れました(笑)。




この日、最後の種目は火縄銃のヒザダイ。隣は同じ日本チームの大山さんでした。試合を前にして精神統一?をしている大山さん。




この回の射場長はUSAの会長、ゲイリー・クロフォードさんでした。我々と同じ火縄銃射手の一人で、今回はタネガシマ・オリジナルでは86点を撃って優勝、ミケーレ・オリジナルでも2位に入賞しています。



今日は遅い時間帯の試合だったので、結果はまだ分かりません。明日確認することにします。さて、明日は私が一番力を入れているタンヅツの競技が行われる日です。何とか結果が出せるように頑張ります。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黒色火薬、今回はこれを使用... | トップ | MLAIC環太平洋選手権参... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いよいよ競技、始まりましたね。 (クラッシャー・マキ)
2011-09-02 22:16:21
でも、苦手種目で苦戦かしら・・・
その分、得意種目で挽回してね。

こちらは子供達の学校も始まり、フツーの生活に戻りつつあります。でも、大きめの台風が西日本を通過中で、時々大雨に。

大人しく過ごすしかなさそうです。

残りあと少し、
返信する
終わったよ。 (半谷)
2011-09-03 15:16:54
クラッシャー・マキ様

無事に全種目終了したよ。結果だけ見るといつもと同じみたいだけど、今回は厳しかった~。予定通り、日曜日に戻ります。

NORI
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

前装銃射撃、古式銃」カテゴリの最新記事