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半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

Bunkamuraザ・ミュージアムで 『英国の夢 ラファエル前派展』 を見ました。

2016-01-26 20:06:27 | 美術館、展覧会
少し半端な空き時間ができてしまったので、Bunkamuraザ・ミュージアムに寄ることにしました。お目当てはこちら、 『英国の夢 ラファエル前派展』 です。




以前は耽美主義 (唯美主義) やラファエル前派の作品にはあまり興味がわかなかったのですが、ここ2年ほどの間に 森アーツセンターギャラリーの 『ラファエル前派展』  、  三菱一号館美術館の 『ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860~1900』  、  横浜美術館の 『ホイッスラー展』 と立て続けに見ていたら、少しずつ面白さが分かってきました。




発表当時、 「人に比べて馬が小さすぎる」 と酷評され、ジョン・エバレット・ミレイがラファエル前派と距離をおく原因となってしまった作品であるこの 《いにしえの夢 浅瀬を渡るイサンブラス卿》 と……




……その名声を取り戻すきっかけとなった 《ブラック・ブランズウィッカーズの兵士》 (入り口の看板に使用されている作品) が同時に見られるというのは面白いですね。




あまり引きが強い企画展ではないように思っていたのですが、予想外の人出でちょっとビックリ。ラファエル前派の作品は私が思っている以上に人気があるのかな?。そういえば、お正月に一部の新聞に掲載された宝島社の企業広告では、樹木希林さんがミレイの 《オフィーリア》 に扮して登場していたなぁ……。



今回の企画展、個人的に一番の収穫だったのは、やはりミレイの 《ブラック・ブランズウィッカーズの兵士》 でした。油彩でここまでシルクの質感が再現できるとは驚きです。

“19世紀後半の象徴主義者たち” のコーナに展示されていたエレノア・フォーテスク=ブリックデールの 《小さな召使い (乙女エレン) 》 も構図や表情が素晴らしかった。

会期は3月6日までたっぷりありますので、渋谷方面にお出掛けの予定があるようでしたら、見ておいて損はないと思います。

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流れ星 (PineWood)
2016-01-31 06:18:06
本展を見ました。繊細な美しさが人気の秘密なのだと思います。流れ星を描いた小さな絵画でも、葉っぱに映じた流れ星の光の軌跡を捉えてとても詩情が溢れるいてー。一枚の葉の中の全宇宙を診るウイリアム・ブレイクのポエム♪
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Unknown (半谷)
2016-01-31 17:42:20
PineWoodさま

以前にも書きましたが、私の中では “耽美主義” や “ラファエル前派” = “ちょっと人間的に問題のある困った人達” というイメージが強く (笑) 、作品以前の問題で何となく敬遠していたというのが正直な所かもしれません。

今後はスルーしないでちゃんと見るようにします。

半谷
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