半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

グリフィス (Kuehl) のポルシェ930用クーラー改良キット、テスト画像です。

2010-07-01 23:50:01 | ポルシェ911
グリフィス・テクニカル (Kuehl) のポルシェ930用のエアコン (クーラー) ・キット、お問い合わせが多いので、2年前に実施してエフロード誌に掲載したテスト風景の画像をアップします。


テストは外気温度が34℃の時に行いました。




この状態で窓を閉めていると、室内温度は40℃以上まで上昇します。そこでクーラーのスイッチON。




市街地を走行中、アイドリング状態でダクトの部分に棒温度計を差し込んでみたら13℃。高速走行時には7℃まで下がりました。




室内温度はストップ&ゴーの多い街中で約25℃。高速走行中は約22℃まで下がりました。



後日、外気温32℃時に清水さんの工場の前に停めてテストしたときには、アイドリング状態で22℃まで下がりました。


しかし、ダッシュボードのセンター・ベンチレーションの周囲は結露でこのような状態になってしまいます。




さらに、渋滞の中で使用を続けると油温がここまで上がります。やはりクルマに対する負荷は少なくないようです。



私個人の結論としては、このグリフィスのクーラーキットの評価は以下の通りです。

■悪い点
①価格が高い。
②車両重量が増加する。
③車両の重量バランスが崩れて、さらにリアヘビーになる。
④故障因子が増える。
⑤クルマに対する負荷が増大する。

■良い点
①運転席、助手席に関しては、汗をかかない程度には効く。
②雨の日に四人乗車しても、窓が曇らない。

以上の点を比較すれば、普通の方にはあまりお薦めできないという結論に達します。夏用にクーラーの効くクルマを確保して、930は休ませるというのが正解だと思います。

尚、今後のプランとしては、以下の4点を考えています。

①ウィンドウに透明な赤外線カット・フィルムを貼る。
②リア・フードのコンデンサーをより効率の高い 『レトロ・エア』 の物に変更する。
③リア・フードのコンデンサーに電動ファンを追加する。
④オイル・クーラーを電動ファン付きのコア・タイプに変更する。

さすがにここまでやれば、やりきったという気になるでしょうね (笑) 。

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