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カミさんと二人で、国立歴史民俗博物館に行きました。
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お目当てはこちらの特集展示、『黄雀文庫所蔵 鯰絵(なまずえ)のイマジネーション』です。今回は入館料のみで見ることができる特集展示という扱いでしたが、企画展示室の一つを使った通常の特集展示より充実した内容になっていました。
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カミさんも私も不勉強で、てっきりタイトル通りにナマズの絵を集めた展示だと思っていたのですが(笑)、安政江戸地震の後に出版されたナマズ(=地震の元凶)をモチーフとした版画のことだったんですね。ホント、教養がなくてゴメンナサイ。
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地震の被災状況を詳細に伝える瓦版など、ナマズには全然関係のない資料も色々あり、大変興味深く拝見させて頂きました。
今回の展示には、ナマズを鎮めるためにその頭尾に打込まれたという要石が登場した作品がいくつもあったのですが、どれもかなり巨大な岩や石碑のような石として描かれていました。しかし、本物の要石は鹿島神宮でも香取神宮でも、それと分かる目印がないと通り過ぎてしまう程度の大きさしかありません。参考のために、2019年に訪問した香取神宮の要石の画像を貼っておきますね。恐らく当時の絵師の皆さんは、一度も本物の要石を見たことがなかったんだろうなぁ。
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この要石、杭のような形状だという説もありますが、それを聞いて『ガメラ対大魔獣ジャイガー』に登場したウエスター島の悪魔の笛を思い出してしまうのは私だけでしょうか?。そんなことを考えていたら、ジャイガーも何となくナマズみたいな姿に見えてきちゃいましたよ(笑)。
この特集展示を見たカミさんと私は久々にナマズが食べたくなり、夏休みで家にいた息子も誘って出掛けることにしたのですが・・・・・・その話はまた明日。