半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

美術館で肉球三昧?。松山庭園美術館で 『猫ねこ展覧会 2018』 を観ました。

2018-06-25 20:28:28 | 美術館、展覧会


昨日は我が家の果樹園の手入れに行く予定だったものの、生憎の雨だったのでキャンセル。代わりに・・・・・・といってはなんですが、匝瑳市にある松山庭園美術館を初訪問してみることにしました。

途中、クルマがすれ違えないような田んぼの中の狭い道を走って行くと、ちょっと不安になりかけた頃にこの看板が出現!。めざす美術館はここからさらに上った場所にあります。




途中でこのような看板を発見。猫が沢山いるようですね。




丘の上にはこのように立派な建物が!。この美術館は芸術家の此木三紅大 (コノキ・ミクオ) 氏がアトリエと住居の一部を開放して設立したものだそうです。駐車場もかなり余裕があるので、ここまでクルマで上がってきても大丈夫です。




入り口は建物の左側にありました。オオオッ、これは期待できそうだな。




庭園美術館の名の通り、順路に沿って進むとこのような日本庭園を通ります。途中にも作品が沢山あるので、ちょっとした探検気分が味わえます。








このような見晴らしの良い建物もありました。眼下には美しい水田が広がっています。本来はお茶室なのかな?。




そこからさらに作品を観ながら進んで行くと・・・・・・






・・・・・・芝生の中庭に到着。本物の猫達もお出迎えしてくれます。猫と遊ぶのが目的でやってくる常連さんもいるようですね。今回は行きませんでしたが、猫カフェも併設されています。






この庭に面して別館のギャラリーと本館の入り口がありました。現在は 『猫ねこ展覧会 2018』 という企画が開催中で、猫をテーマにした作品達がずらっと並んでいました。






絵画等の平面だけではなく、彫刻や工芸などの立体作品も沢山ありました。






この作品のタイトルは 《出土した猫土器》 。猫はもっとずっと後の時代、奈良時代に経典などをネズミから守るために中国から輸入されたといわれているので、実際にはあり得ないパロディ作品ですね。でも出土品の雰囲気を凄く良く再現しているなぁ。




なぜロートレックの 《ムーランルージュ》 が?と思って良く見たら、こちらも登場人物を猫に置き換えたパロディ作品でした (笑) 。



個人の住宅の一部ということだったので、もっとコンパクトな美術館だと思っていたのですが、展示室がいくつもつながっていて、予想より遙かに広くて驚きました。


建物も大変凝っていて、ご覧のように素敵なアイアンが随所に使われていました。






帰りに駐車場の奥まで行ってみたところ、草むらの中にもこのような作品達が!。



こちらの美術館、開館日は金、土、日、祝日のみで、 『猫ねこ展覧会 2018』 は7月29日まで開催されているとのこと。きっとヘビーな猫好きの皆さんでも、お腹一杯になれると思いますよ。
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