半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

サントリー美術館で 『高野山の名宝』 展を見ました。

2014-10-16 14:12:48 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で東京ミッドタウンに行きました。お目当てはこちら、サントリー美術館で開催されている 『高野山の名宝』 展です。



この齢になるまで、仏像はもちろん、仏教芸術の類にはほとんどまったく興味がありませんでしたが、今年の1月にこちらで見た 『天上の舞 飛天の美』 が予想以上に面白かったので、今回も足を運んでみることにしたのです。


やはり今回の見物は国宝である運慶作 ≪八大童子像≫ でしょうね。他にも重要文化財である快慶の ≪四天王立像≫ や ≪孔雀明王坐像≫ も見所かな。





運慶や快慶、日本史の授業に出てきたらその名前くらいは知っていましたけど、こうやってその作品をまじまじと見るのは初めてのこと。私が仏像に対して漠然と抱いていたイメージより、遥かに躍動感のある作品だったので驚きました。これらの像も、恐らく完成したばかりの頃は鮮やかな色で彩色されていたんでしょうね。

今回、個人的に面白いと思ったのは、過去の修復時にポーズを変えられてしまっていた作品があったという解説。ヨーロッパの絵画や彫刻もそうですが、日本の仏教芸術の中にも、最初に世に出たときとはかけ離れた姿になってしまっている作品もあるのかな?。
コメント
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