半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

『ねえ おはなししてよ』 の思い出。お気に入りの本 その2

2009-10-02 20:22:34 | 
うちのカミさんは大の絵本好きなので、結婚したときに沢山の絵本を持ってきました。実は私はそれまで絵本の存在をまったく忘れていたのですが、カミさんの持ってきた絵本は、絵本=子供の物という私の先入観を打ち砕くのに十分なインパクトがあるものばかりでした。

中でも私が特に気に入ったのはコレ、五味太郎 作・絵の 『ねえ おはなししてよ』 です。



簡単に説明してしまうと、森の中でわにのおじさんに出会ったうさぎが、 “おはなし” をせがむというもの。この設定だけでも十分にシュールなのですが、わにのする話というのがまた凄い。

「あるひ わにさんのせなかに 木がはえました とさ」

いきなりコレです (笑) 。ネタバレになってしまうので、その後どうなるかは書きませんが、なんとも不思議な世界が展開することになります。子供の頃にこういった絵本に出会うことができるなんて、我が家の子供達は幸福だなぁと思いました。



この作品はカミさんにとってもお気に入りの一冊だったようで、妊娠中にこの作品を題材にした “おくるみ” を作り始めました。一時は間に合わないかと思ったものの、何とかギリギリで出産前に完成しました。



娘と一緒に寝ている不思議な生き物は、カミさんが作ったハンドパペット、 “オオサンショウウオのペロチャん” です。余談ですが、おくるみのことをアフガンと呼ぶのは、昔アフガン編みで作るのが流行したからだそうです。

このおくるみ、まだどこかにあったような気がして探してみたら……










……ちゃんと残ってました!ちょっと色褪せて、染みも付いちゃってましたけどね。





ペロちゃんも健在です。舌は娘に引きちぎられてしまった!ので、ピンク色のやや短い物に交換しました。



今でも小さなお客さんがきたときには、このペロちゃんの出番となります。
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