何時もながら。

午後に会社時代の上司Sさんと昨年亡くなった先輩のMさん宅にイノシシの肉を届けて来る。
帰宅途中に従姉のY子さんから電話が有り、K子さんと共に親父にお供えを持って来てくれる。随分前から盆や暮れや事あるごとに気を使ってくれます。
先日はわしに山用のセーターにシャツを送ってくれました、今日は霜降りの綺麗な牛肉、普段わしが食べる米産の牛と大違いも持参してくれました。
遠慮せずに今夜いただきます、腹がビックリしそうです。
従姉２人が帰ってから犬達を軽く山へ連れて行ってやるがそれ程走らずにわしの近くで遊んでいてくれたので無駄なく帰宅できる。
さあ、今から夕食です、美味いだろうなあ。

撤去と新設。

今朝は近所（４ｋｍ）の谷の横の道に中形の足跡を見付けていたので山へいぬのならここを通るだろうと言う場所に１個追加設置した、４年くらい前に捕獲した道です。
既に設置している４個には異常なし。
北へ走る、北も今年一杯で少し休めるつもりなので気配のないものを２個撤去した。
ただそのうちの１個は踏み込んで踏み金が下まで降りていたのだが作業点の針金が歪みワッシャから抜けていました、大分以前に踏んだようで土が筒の中に全部詰まっていたので設置不良でした、丁寧に埋め戻しをしていなかった報いです、しかし１カ月前に同じ道の５０先で小さいが掛かって居たのでそれが踏んでいたのかもしれない？。
どちらにせよ罠は丁寧に設置しないと後悔する。
１０時前に巡回は終わったが天気が良いので海で釣りをしている人を見ていて帰宅、すぐに犬達と山へ行く。
クマ子が久しぶりに南斜面で吠えたのでイノシシは南に居た様だ、北の竹やぶの１個を撤去した、１時前に帰宅。
台所の隅に肉の切れ端がどこかに潜りこんでいるのか腐敗臭がする、どこだろう？。

不運は付き物？。

お世話になった人に芋や肉を発送して買い物に走りついでに年賀状を出して来た。
丁度郵便局に居た時に岡山のあっちゃんから電話が有り、今期一番の１００ｋｇオーバーを取り逃がしたと悔しがっていました。
罠を設置２日後に足首を括っていたのだがワイヤーが関節部に入り足首を残して逃走されたとの事です。
罠の設置場所の見切りも正確で、きれいに足首に掛かったのだが２ｃｍ程の差で明暗が分かれたようだ、括り木も弾力が有るものに括っていたのだが猟には運不運が付き物で今回のケースは運が悪かっただけなので後へ引きずらない事だ。
それにしてもあっちゃんも腕を確実に上げてきているので間もなく名人になる事でしょう。
さて、わしは昼前に十分遊ばせたのだが少しだけ山へ連れて行く。（午前は姫だけ山から出てこずに置いて来たのだが１時過ぎに自分で戻り窓ガラスの向こうで鳴いて合図をする）
クマ子が少し山の上の方で吠えたが直ぐに戻る、他の３匹は足元から離れず。
４時半に帰宅。
明日は今年最後の資源ごみの日なので新聞紙等を束ねて出そう

今年は打ち止め？。

今朝は曇りなのでそれ程冷えていない、７時過ぎてから巡回に出る。
腰が痛い、罠の数が少ないので近所は１５分で終わり北へ走る。
北の方も今は数が少ないので回るだけなら３０分で終わります。
昨日獲っているので今日は欲しくない、掛かれば嬉しいが少ないイノシシを獲るのも難しい。
巡回は９時過ぎに終わり帰宅後犬達を連れて裏山へ行く。
姫とトラ子がウサギを追い２時間帰らず、一旦クマ子とデブ子を連れて戻り再度迎えに行きます。
今年はもうイノシシは獲れないかも知れないが、解禁後罠を設置した場所２５カ所位の内８割以上の場所でイノシシは掛かりました。（小さいが）
獲れないのは家の１００ｍ横の谷と後２カ所くらいで殆どは小さいが掛かったので大きな空振りは無い、荷重のせいで失敗しているだけなので今後の課題にしよう。
午後は芋と肉の発送が有るので今から御犬様を迎えに行こう。

腰が。

北風が冷たい中、釣り用の防寒具を着込み玄関先の車の陰で今朝のイノシシを解体する。
中腰のため腰に負担が掛り何時も痛くなる、２時間で終わり今度は台所で部位別に小分けして人に上げられるように冷凍保存する。
結局４時までかかったが整理できました、それから裏山へ犬達と行く。
北の斜面で例のイノシシが居た様でクマ子が吠えて姫も吠える。
ただ、何時もの通りにイノシシに挨拶した後はあっさりと下まで戻り上を見て思い出したように吠えていたが行く気は無し。
わしがしんだいんで戻る、夕食のおかずに剥いたバラの部分をすき焼きのたれを少し入れてフライパンで焼いたものを食べる。
脂が甘かった。
今夜は冷えそうだが大人しく炬燵で過ごそう。

(この上にイノシシが居た様だ）

粘り勝ち？。

（もっと待てばよい写真も撮れたのに）
朝方まで降っていたが7時過ぎに止んだので巡回に出る。
珍しく今日は何処も狸にいじられていません、その代わり罠の近くにはイノシシの気配もなし。
ただ、中形が道路を歩いている足跡を発見したので近い内にそれを狙って１個追加しよう。
北へ走り昨日獲ったイノシシの肉を地主さんに届ける。
残りの罠は今日は駄目で最後に２週間前に海の際（５０ｍ）の山に設置していたのを見に行く。
すると何かが動くが一つも荒れていない、近づくとウリではない色も黒いのだが大きくもない、わしを見て暴れるがカズラがワイヤーに絡まり動きが鈍い。
罠の位置を確認すると足首の良い所を括っていたので安心する、止め刺しの許可を貰っている銃を使うまでもない、イノシシに近づいて１ｍ下へ行くと暴れて横向きになり括った側をわしに見せる、まな板のイノシシです、こんな楽な処理は猟期中に余りないので有難かった。
５０kgは有るだろう、次に腹を見る、シンボル無し、その次はおっぱいだがそれも分からないくらいです、これは良いかもと期待して腹を割ると予想通りに脂が厚く付いていました、今期最高の肉になるでしょう、３人位に上げられます、こんなのが後５頭くらい獲れれば皆に配れるのだが・・・・・・。
行く猟場にはイノシシが少ないのでそうは行かないだろう。
帰宅後水に浸けて置き犬達と軽い散歩に行き１１時前に戻る、午後から剥くことにしよう。
今日の場所は通れば掛かる自信が有ったのでやったと言う気持ちになった、我慢して良い結果になりました。

（散歩終了で車に乗った犬達）

腰を温める。

今日も中腰で２時間弱作業をしたので先日剝いたときに傷めていた腰が重痛いので３時前に風呂に入る。
暇なので昼風呂も悪くない、幸い今日は温かいので湯冷めもしないだろう。
ひげも剃り、薄い頭も洗いゆっくりと昼風呂に浸かり疲れを癒す、風呂から出て犬達を山へ連れて行く、昼に剥いた時に出たくず肉？を生のまま犬達にやると炊いた物よりよく食べる。
山で少し遊んだ頃大粒の雨が降り出して来たので帰宅。
後は年賀状を１０枚書けば今日のノルマは終わりになる、まだ少し腰は痛いが頑張ろう？。

（クマ子と違い初めて会う人にも愛想よくするトラ子です）

脂が乗りかける。

早朝にかなり雨が降り道路に水溜りが出来ていたが７時前から巡回に出る、幸い小雨がたまに降るくらいで回れました、近所は異常なし。
北へ走り最初の罠を見ると昨期良いメスが掛かった同じ場所で笹が揺れる、見ると小さい奴が綺麗に掛かって居た、処理を後にして残りの罠を全部見るがそのすべてにタヌキが来ていて悪さを？していたのが２カ所有ったがイノシシの気配はなし。
巡回が終わり最初の場所へ行き処理をする。
帰りに釣りの先生宅により由岐のグレの状況を聞きコーヒーとチョコで一息つく、帰りにカレンダーを貰い帰宅。
その足で犬達を山へ散歩に連れて行き３０分ほど遊ばせる。
帰宅後雨の合間を見て獲りたてのイノシシを剥く、小さくても脂が乗って居ます、地主さんに肉を明日届けると電話をすると小さく切っておいてと言うので今からぶつ切り？にします。
まだまだ上げないといけない人が多く居るのに中々良いのが獲れず苦労する、こんなことは９年目で初めてです、少なくなりました。
後３カ月弱なので今度は場所を変えて頑張ろう。

（白く脂が乗ってきました）

明日は荒れ模様？。

昼間は3時間ほどウトウトする、それから犬達と山へ行く。
３匹が北の山へ入ったのでまた１時間待ちかと諦めていたら案外早く順に出て来てくれた、おかげで待たずに帰宅できる。
昨夜は腰が痛くて年賀状を書くことが出来なかったので今夜その分を書こう？。
明日は予報では天気が荒れそうなので早目に頑張って巡回に出よう。

(デブ子（チビ）も１３歳に成ったおばあちゃんだ）

発信機。

先日、西で他の猟師に獲られたかもと思ったのは４年ほど前に隣の谷で巡回中に強烈なイノシシの匂いがして坂道を大きいのを引きずった形跡が有り落ち葉が左右に分かれていて車が入る所までそれが続いていたことが有りました。
どう見てもわしが巡回する少し前にイノシシを引き出した様でした。
後で考えると無線機を付けていて普段は現地へ来ない方式？だったように思います？。
それに一人市外の猟師で心当たりが有ります、久しく合っていないが今度合った時聞いてみよう。
さてと今日の巡回も７時から見て回るがタヌキの悪戯が４箇所有っただけでイノシシの気配なし、終わるころ市役所から電話が有り頼んでいた書類が出来たとの事なので今日も釣りの先生宅へ寄らずに帰宅し市役所へ直行し警察へ届けて宝くじを買い車に餌をやり帰宅。
直ぐに犬達と山へ行くも３匹が１時間余り帰らず車で寝てしまう、今日は日向に居ると心地よい、やっと帰ったと鳴いて合図をしてくれたので目が覚めた、乗せて帰宅、その足で我が家の１００ｍ先の谷の罠を見ると泥が上に重なりコンクリートで固めたようになっていました、これでは作動しないので持参したスコップでやり替えをして来た、無精をするとこんなことに成ります。
さあ、午後は暇だなあ？。

（近所の谷、秋には来ていたのに形跡なし）