タイムスリップ

ずっと気になりつつも年賀状で近況を知るしかなかった友に電話した。
見知らぬ土地で初めての育児で四苦八苦していた頃、何かと世話になった恩人でもある。
生憎留守だったのだが、電話に出た息子さんが気を利かせて「折り返し電話する。」と、言ってくれた。
それから間もなく掛かってきた電話からは、懐かしい友の声が。
近況報告から、話題はあの頃へと行ったり来たり！！
不思議な縁で、同じ歳の二番目の子が同じ職に就いている。（笑）
この話題になると、県は違っても状況は同じらしく、余計な説明なしに理解し合えてしまうから恐ろしい。
最も気になっていた一番目については、やはり苦労されたらしく、あの頃を知るが故に涙なしでは聞いていられなかった。
一生懸命していた彼女に、成長を妨げたという輩もいたらしい。
でも、明るく話す友に、また教えられた気がした。
そして、今度上京する時は必ず連絡すると言ってくれた。

広島での温かい思いやりにどれだけ助けられたか…思いは同じだった。