2010年ベストシネマ15(邦画編)
またまた今年もまとめるのが遅くなってしまいました・・・。
昨年は年間95本(洋画40本、邦画55本)の映画を劇場で鑑賞しました~
一昨年が87本でしたから、少し伸びましたが100本達成とまではいきませんでした
もっとも2010年は無理して観ないようにしてたのも事実で、でもあちこちで歩いていた割には観れた方です。
邦画を観る本数が増えてしまいましたが、逆に興味をそそる洋画が少なかったように感じました。
今年の邦画は時代劇調が多かったように思います。 ここには老齢人口が増えていくことと、
若年層が映画館に足を運ばなくなってきたその傾向が表れているのでしょうか
一昨年、昨年同様邦画の方がベスト15のチョイスもし易かったです(笑)
ベスト15
① 『最後の忠臣蔵』
② 『今度は愛妻家』
③ 『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』
④ 『告白』
⑤ 『ハナミズキ』
⑥ 『ゴールデンスランバー』
⑦ 『孤高のメス』
⑧ 『ちょんまげぷりん』
⑨ 『時をかける少女』
⑩ 『トイレット』
⑪ 『春との旅』
⑫ 『十三人の刺客』
⑬ 『悪人』
⑭ 『借りぐらしのアリエッティ』
⑮ 『おまえうまそうだな』
ハリウッド同様、実話ベースのものが増える傾向にある邦画でしたが、
その中でも特に秀逸な原作をベースにしたものも多かったようです。
改めて感じたのは、原作は原作、映画は映画として観ることが重要かなと感じました。
当たり前のことなのかもしれませんが(笑)
『告白』や『悪人』は原作も映画も非常に興味深い作品となりましたし、
『ちょんまげぷりん』や『トイレット』は不思議な新感覚で、
『最後の忠臣蔵』や『十三人の刺客』は、2009年の時代劇の代表格ではなかったでしょうか。
個人賞
○ 主演男優賞 役所広司(『最後の忠臣蔵』、『十三人の刺客』)
2010年はこの2本で十分じゃないですかねぇ(笑)
○ 主演女優賞 松たか子(『告白』)
いや~この役を見事に演じていました 流石歌舞伎役者の娘という面も。
○ 助演男優賞 柄本 明(『悪人』、『雷桜』、『十三人の刺客』、『孤高のメス』)
どの映画に出ていてもブレない。 特筆できるのはやはり『悪人』の演技
○ 助演女優賞 もたいまさこ(『トイレット』、『マザーウォーター』)
この人の持つ独特の存在感は希有で貴重なものですね~
○ 監 督 賞 中島哲也(『告白』)
原作のいいところを漏れこぼさず、さらに中島カラーに染めるところは流石。
○ 新 人 賞 鈴木 福(『ちょんまげぷりん』)
もしかしたら主役を食っていたかもしれない子供離れした才能。
○ 敢 闘 賞 佐藤寛子(『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』)
新人ながら、堂々たる裸の演技、恐れ入りました。
○ 特 別 賞 海南友子『ビューティフル アイランズ』
こういうワールドワイドな問題提起が、少しでも地球温暖化を阻止するかも。
○ cyaz賞 岸部一徳 (『十三人の刺客』、『相棒Ⅱ』)
『十三人の刺客』をご覧になったらわかるはず(笑) 2009年は死に年
ご参考までに 「2009年ベストシネマ15(邦画編)」
ご参考までに 「2008年ベストシネマ15(邦画編)」
ご参考までに 「2007年ベストシネマ15(邦画編)」
ご参考までに 「2006年ベストシネマ15(邦画編)」
ご参考までに 「2005年ベストシネマ15(邦画編)」
ご参考までに 「2004ベストシネマ15(邦画編)」
>毎年、今年は100本以上観ようと決意しても、なかなかうまくいかない私です。
毎週2本観れれば、単純計算で100本いくんですけどね(笑)
>cyazさんのように、邦画だけでベストを選べるといいなあ、考えています。参考になりました。
ありがとうございます。
今年は頑張って100本達成して下さいね!
特にcyazさんは敢闘賞に選ばれた佐藤寛子さんについて、私も同感です(笑。
私も今年からはあまり劇場に通えなくなるので鑑賞本数が減ることになりますが、少ないながらも良い作品に出会いたいと思っています。
遅くなりましたが今年も宜しくお願いいたします。
テレビドラマのSP版ばかりが邦画じゃないぞっていう作り手たちの意気込みが溢れてました。
個人賞、「時かけ」と「ゼブラーマン」で正反対の役どころを見事に演じた仲里依紗にも何かあげたいな~。
今年もよろしくお願いします。
>逆に興味をそそる洋画が少なかったように感じました。
同感です。
私も、積極的に邦画を観ようとしていたわけではなかったのですが
昨年は、魅力的な洋画が少なかったため、自然と邦画のほうへ行ってしまいました。
今年は、いい洋画作品が増えるといいですよね。
それにしても95本はすごいですね!
私は今年は頑張って50本は行きたいのですが・・・無理かなぁ~--;
洋画篇も楽しみにしています。
あたしの性格の悪い選び方とは、隔世の感がありますよ・・。
このひねた性格、なんとかせねばと思ってる今日この頃・・・。
「孤高のメス」と「春との旅」があるのがうれしいです。これ選んでる人、あんまりいないので。
仲代達矢の渾身の演技!確かに見た!と感じました。
>所々同じような結果を見つけて嬉しく思っています。
それは良かったです^^
>特にcyazさんは敢闘賞に選ばれた佐藤寛子さんについて、私も同感です(笑。
この映画に当然のごとくの裸の体当たりの演技でした!
>私も今年からはあまり劇場に通えなくなるので鑑賞本数が減ることになりますが、少ないながらも良い作品に出会いたいと思っています。
そうですか、それは残念ですが、選んで良い作品、観て下さいね^^
>遅くなりましたが今年も宜しくお願いいたします。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
>邦画の充実した年でしたよね。見応えある作品が多かったです。
ほんと、そのとおりですよね~
>テレビドラマのSP版ばかりが邦画じゃないぞっていう作り手たちの意気込みが溢れてました。
確かに(笑)
でもTVの演出から監督に乗り出した人も多かった(笑)
>個人賞、「時かけ」と「ゼブラーマン」で正反対の役どころを見事に演じた仲里依紗にも何かあげたいな~。
僕も彼女は好きですね~。
だから「時かけ」9位に^^
>今年もよろしくお願いします。
こちらこそよろしくお願いいたします^^
>私も、積極的に邦画を観ようとしていたわけではなかったのですが
昨年は、魅力的な洋画が少なかったため、自然と邦画のほうへ行ってしまいました。
そうですよね~
だんだん邦画のクオリティも高まってきている事は事実ですね^^
>今年は、いい洋画作品が増えるといいですよね。
そうですね~
>それにしても95本はすごいですね!
でも100本いかなかったですし(汗)
>私は今年は頑張って50本は行きたいのですが・・・無理かなぁ~--;
週1本ですね^^ 頑張って下さいネ!
そのうちご一緒しましょう^^
>洋画篇も楽しみにしています。
はーい^^
>人柄がにじみ出るような、やさしいベストですねえ。
泣きモノが好きなだけですよ(笑)
>あたしの性格の悪い選び方とは、隔世の感がありますよ・・。このひねた性格、なんとかせねばと思ってる今日この頃・・・。
いやいや僕より毒舌は尊敬に値します(笑)
>「孤高のメス」と「春との旅」があるのがうれしいです。これ選んでる人、あんまりいないので。
そうですね~
『春~』はややマニアックでしょうか(笑)?
>仲代達矢の渾身の演技!確かに見た!と感じました。
ちょっと舞台がかっている演技でしたが、この映画の役にはピッタシでした^^