□作品オフィシャルサイト 「新しい人生のはじめかた」
□監督・脚本 ジョエル・ホプキンス
□キャスト ダスティン・ホフマン、エマ・トンプソン、アイリーン・アトキンス、キャシー・ベイカー、
リアン・バラバン、ジェームズ・ブローリン、リチャード・シフ、ロナー・ギャラガー
■鑑賞日 2月12日(金)
■劇場 TOHOシネマズシャンテ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
平日の銀座の午後なのに、客席は満員。
それも、新しい人生をはじめるキッカケにしようと考えているような世代が中心(笑)
子供も手を離れ、孫もでき、夫婦二人で何か始めようと考えているような団塊を超えた世代が。
この映画にオシャレな出会いや恋愛観を求めても答えはない。
しかしながら「恋は盲目」という言葉があるように、その時の恋する二人には年齢なんて関係ない。
常に自分たちを中心に世界が回っている。
ただその中に大人の恋の遊び(いい意味で)が展開されている。
もしも現在のそれぞれが置かれた状況で、もし恋する気持ちに目覚めたら、
もしかしたらこんな感覚の映画になるのかも。
結婚適齢期(今こんな言葉は死語かもしれないが)を過ぎ、恋愛自体に不安をもち、
話の話題に入り込む術も知らず、末席で時の過ぎていくのを感じているような。
そんなケイトを演じるエマ・トンプソンは50歳
役柄はもう少し若い設定だけど、彼女がとてもキュートで可愛い
彼女のこういう役柄ってあまり観たことがないかも(笑)
二人の恋はロンドンが舞台だから、彼女はロンドン生まれで国籍もイギリス。
ちょうどフィット。 実生活では離婚経験者だけど(笑)
一方、72歳のダスティン・ホフマンが演じるハーヴェイも離婚して、前妻との間にできた娘の結婚式に出て、
その輪の中に素直に身を置くことができない不器用な男を演じている。 彼も実生活では離婚経験者だ(笑)
この大人の出会いはキザな言葉でクドクわけでもなく、大きな心ときめくような展開もないけれど、
なぜか心のどこかで二人を応援してあげたいというような気持ちがフツフツ湧いてくる。
二人が黄昏る年齢ではないけれど、旨く絡み合っていかないのはそれぞれの心にあるハンディなのか、
それでもいくつかのすれ違いを繰り返し、その距離を詰めていく。
その一つのすれ違いの中で彼女を迎えに行くシーンがあった。
勝手ながら僕はあの名作『卒業』のシーンを勝手に期待してしまったのだが、
やはり年齢的なことからそんな劇的な再会はなかったのだが(笑)
余談になるのだが、72歳のダスティン・ホフマンはその昔になるジーン・ハックマン(80歳)、
ロバート・デュバル(79歳)とまだ売れない時代にそれぞれが売れたら一緒に映画を撮ろうと
約束していたらしい。 彼らが生きているうちに観たいものだが・・・。
老齢離婚が増えている今、だけど恋するのに年齢なんて関係ないよなぁ~
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>最後に映画館とやらで見たのは何年前かしら?パールハーバーを一番前の席で見たのが・・・
それはかなり前なんですね~
そのころからだと劇場もはるかに映像も音声も良くなっていますのでぜひ^^
>×になってから9年。そろそろ最後の恋でもしましょうか?
あは、僕も×1ですが(汗)、
恋は幾つになってもしなければ・・・ですね!
ほんと恋するのに年齢は関係ないですね。
二人を応援したくなるような素敵なお話でしたね。
またダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンがお似合いだったのが良かったです♪
>ほんと恋するのに年齢は関係ないですね。
そうですね^^
>二人を応援したくなるような素敵なお話でしたね。
あの年齢になると、なかなか若い頃のような恋愛は難しいですね(笑)?!
>またダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンがお似合いだったのが良かったです♪
ホフマンにも少し背がほしかった(笑)