京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『ALWAYS 三丁目の夕日’64(2D)』

2012-01-28 | 邦画

 

 

□作品オフィシャルサイト 「ALWAYS 三丁目の夕日’64
□監督・脚本・VFX 山崎貴
□脚本 古沢良太
□原作 西岸良平
□キャスト 吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、
      薬師丸ひろ子、須賀健太、小清水一揮、マギー、温水洋一、
      神戸浩、飯田基祐、ピエール瀧、蛭子能収、正司照枝、森山未來
      大森南朋、高畑淳子、米倉斉加年

■鑑賞日 1月21日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  『ALWAYS 三丁目の夕日』、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』に続く第3弾。
  昭和39年といえば、東京オリンピックや新幹線開通等々、日本の高度経済成長期。
  前2作同様、三丁目の住人たちの人情味溢れる昭和の風景を描き出す作品だ

 これを観るにつけ、時代とともにそれぞれの住人たちの変化や成長が、
 まるで自分も三丁目に住んでいるかのような疑似体験ができるようだ。
 何かにつけこの映画では東京タワーが映るのだが、特に僕の場合、通勤途中で
 毎日少し回り道して東京タワーの下を歩いているので、土日を除き、朝夕東京タワーを
 観ているから余計に感慨深げい(もっとも東京タワーが出来た頃の僕はと言えば、
 大阪は下町のハナタレ小僧だったのだが)。

 いつもながら、鈴木オートを軸に三丁目の人々の係わり合いや
 そこに見る昭和の下町の人間群像が楽しみで、特に今回は鈴木オートの従業員である
 六子(堀北真希)が仕事の腕をめきめきと上げ、時には社長・則文(堤真一)が頼るほど。
 鈴木オートは順風満帆だ。東京オリンピックに合わせてカラーテレビを購入するほど(笑)
 そんな六子も年頃で思いを寄せる男性・菊池(森山未來)が出現。 出会いは六子が
 やけどで治療を受けた病院の医師だったのだが、少しずつ二人の距離が縮まる一方
 菊池には悪い噂が・・・。

 それでも六子の恋愛成就を願い、頑固一徹な則文の心をほぐし、菊池との結婚を許す。
 鈴木オートの長男・一平は、成長して少しふっくらしたが、何と加山雄三に憧れて
 ギターをかき鳴らすガキ大将(ちょっと小さい頃からのイメージはなくなってしまったけど)。
 しかしながら、生意気にも六子の結婚を前にして、「結婚を認めるのはオヤジたちではなく、
 六子の実の両親が認めることじゃないのか」と釘を刺すところは、さすがに当時の
 現代っ子気質を味合わせてくれる(笑)

 
一方、鈴木オートの則文と喧嘩の絶えない売れなかった作家、茶川竜之介(吉岡秀隆)と
 ヒロミ(小雪)の間には赤ちゃん誕生が近い。 また竜之介を親代わりに育った淳之介は、
 いつしか茶川と同じ小説家に憧れ、そのことで再び竜之介に追い出されてしまう。
 共に相手を思いやるばかりに、心のボタンの掛け違いをおこしたままだし、
 希薄になった現代の親子関係とは別の、真の親子以上に昭和気質の親子関係が見てとれる。
 二人の間のあの万年筆は、血縁関係はないけれど親子の愛情の証。

 
そんな中である意味強い味方でありながら、事をややこしくしてしまうタバコ屋の
 ばあちゃん(もたいまさこ)も相変わらずいい具合に絡み、宅間先生(三浦友和)も
 ヒロミの出産であわてて連れて来られ、六子の恋人・菊池のオヤジさんが先輩で
 あることを話し、菊池の悪評を打ち消し、六子の結婚に強い助言をする。

 残念ながらこの二人の結婚式には六子の実の両親は登場していなかったが、
 結婚式を教会で挙げ、ライスシャワーをするシーンでは、お米はお土産ではなかった
 のかともらす薬師丸ひろ子の言葉が印象的だった。 高度経済成長期でありながら、
 やはりお米が主食の日本人にとってはお米は大切な糧。 当時米を巻く事なんて
 まさに「もったいない」といったところ。
 随所にしっかりと時代考証を重ねた結果が、上手く時代の流れや当時の風潮を
 描き出していた。

 
余談だが、氷屋(ピエール瀧)は新規に導入したコーラの自販機の前で日がな一日
 見張りをしていたのが可笑しい 前は新型冷蔵庫の登場に悲哀感じあったし(笑)
 でも淳之介を演じる須賀健太クンのあのふくよかな顔を見てしまうと、
 当時あんなにふくよかな子供はあまり居なかったなぁって思ったりして(笑)
 あの家庭はあんまり裕福ではないだけに、少し引いてしまう部分も・・・。
 確かに物のない時代ではあるけど、あんなに汚れたシャツをいつまでも
 着ている子供は居なかったような記憶がするのだが(笑)


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8 コメント

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昭和39年 (mayumi)
2012-01-28 08:50:05
> あんなに汚れたシャツをいつまでも
> 着ている子供は居なかったような記憶が
え? え?
うそうそ! cyazさん、もっとお若いでしょ?
私は、オリンピックの頃は 2才で 記憶はないのだけど、この2年後くらいだと
ちょっと覚えがあります。
下駄履き刈り上げのおかっぱ頭で遊んでいました。
流石に 淳之介ほどの身なりの子は近所にはいなかったけど、
うちのひいばあちゃんは シミーズで表に出ていたし、
冬場は垂らした洟を舌で舐める子も居ました。

そんな記憶とオーバーラップするからという訳ではないけど、
涙と鼻水で大変な映画鑑賞でした。
哀愁~ (cyaz)
2012-01-28 21:47:34
mayumiさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>私は、オリンピックの頃は 2才で 記憶はないのだけど、この2年後くらいだとちょっと覚えがあります。
そうですか(笑)?
あんなには汚くなかったような(汗)

>下駄履き刈り上げのおかっぱ頭で遊んでいました。
あのころ、おかっぱ多かったですよね~
散髪代が惜しくて丸坊主の子供も多かったですし(笑)

流石に 淳之介ほどの身なりの子は近所にはいなかったけど、うちのひいばあちゃんは シミーズで表に出ていたし、冬場は垂らした洟を舌で舐める子も居ました。
洟垂れ小僧はいっぱいいましたね(笑)
シミーズ、ステテコは当たり前の時代でした!

>そんな記憶とオーバーラップするからという訳ではないけど、涙と鼻水で大変な映画鑑賞でした。
ですよね(笑)
あの時代を生きた記憶のある人には哀愁を感じましたね^^
ひょっとしたら・・・ (しんちゃん)
2012-01-28 22:15:05
 長年、TBのやり取りはあっても、ひょっとしたら初めてカキコさせてもらうかもです。

 で、私は六ちゃんの結婚式でチャペル前に六ちゃん側の先頭で立つ年配の夫婦が両親かと思いました
ただまぁ・・・親族は一番後ろに立つのかもしれませんが。
お世話に~ (cyaz)
2012-01-28 22:55:41
しんちゃんさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>長年、TBのやり取りはあっても、ひょっとしたら初めてカキコさせてもらうかもです。
そうでしたっけねぇ(笑)?
お世話になってますm(__)m

>私は六ちゃんの結婚式でチャペル前に六ちゃん側の先頭で立つ年配の夫婦が両親かと思いました ただまぁ・・・親族は一番後ろに立つのかもしれませんが。
ま、そこは強調することもなかったところですが、
でも一平が言うことも一理あるかと(笑)
お腹一杯 (メビウス)
2012-01-29 20:24:16
cyazさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

泣き所が相変わらず絶妙で、自分もまた鼻すすりながら目頭熱くなっちゃってましたねぇ^^;
1作目を観始めた当初は昭和30年代の東京の再現度などに驚かされてはいましたが、3作目ともなるとCGより三丁目の人たちの人間模様でもうお腹一杯w
・・まあ六子がせっかく結婚するのに、一番大切な青森のご両親が出てこないと言う『妙』などもありはしましたけど、3作通して親代わりを果たしてきた鈴木家は、六子の本当の両親以上の絆が見て取れたので、結果オーライといった感じかもですね(笑
六子~ (cyaz)
2012-01-29 22:24:20
メビウスさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>泣き所が相変わらず絶妙で、自分もまた鼻すすりながら目頭熱くなっちゃってましたねぇ^^;
そうですよねぇ^^

>1作目を観始めた当初は昭和30年代の東京の再現度などに驚かされてはいましたが、3作目ともなるとCGより三丁目の人たちの人間模様でもうお腹一杯w
空に五輪の輪は、小さい頃の記憶として残っていましたよ!

>・・まあ六子がせっかく結婚するのに、一番大切な青森のご両親が出てこないと言う『妙』などもありはしましたけど、3作通して親代わりを果たしてきた鈴木家は、六子の本当の両親以上の絆が見て取れたので、結果オーライといった感じかもですね(笑
ですね^^
ヘタに実の両親が登場しないことで、
鈴木オートの家族の一員としての六子の位置づけがされていて、
より深い愛情を感じさせてくれたのかも。
あの教会での同級生の涙がなかなか良さげでした(笑)
Unknown (Ageha)
2012-02-01 13:28:08
やっぱ、鈴木オートとロクちゃんの絆を強調するために両親無視したのね。(わわわわわ)
出席してないわけないんだけど、
これっぽっちも存在感なしのロクちゃんの青森の親ってどうなんって正直そこはツッコミどころだったけど。(笑)

カエルの子は蛙というか
茶川と慎之介がホントの親子以上に親子の絆で
結ばれてるのがめっちゃ感動したな。
勉強部屋の雰囲気がまんまだったのは
茶川本人も無意識のうちに
自分の父親そっくりになってってるんでしょうね。
んで、心を鬼にして追い出し作戦するんだけど
・・・でもやっぱ泣きながら走る。
そこは優しさと弱さと隠せない愛情ってことで。

けっして裕福ではないけど
わたし幸せだよっていうヒロミさんも
むっちゃできた嫁はんやし。

・・・・・しあわせ~ってなんだ~っけなんだ~っけって昔さんまがポン酢のCMで歌ってたのが
頭の中でリフレインしておりました。(オイ)
しょーゆーこと~ (cyaz)
2012-02-01 17:38:01
Agehaさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>やっぱ、鈴木オートとロクちゃんの絆を強調するために両親無視したのね。(わわわわわ)
ですねぇ(笑)

>これっぽっちも存在感なしのロクちゃんの青森の親ってどうなんって正直そこはツッコミどころだったけど。(笑)
でも、チラリそうかなぁと思わせる節はあっても良かったりして(笑)

>茶川と慎之介がホントの親子以上に親子の絆で結ばれてるのがめっちゃ感動したな。
これは今後もセット販売(笑)?

>心を鬼にして追い出し作戦するんだけど・・・でもやっぱ泣きながら走る。
そこは優しさと弱さと隠せない愛情ってことで。
ずっとそうだったから、多少ふくよかになっても
やはりラン、ラン、ラン(ランニングのランですが)

>けっして裕福ではないけどわたし幸せだよっていうヒロミさんもむっちゃできた嫁はんやし。
ちょっと昭和には綺麗過ぎる・・・。

>しあわせ~ってなんだ~っけなんだ~っけって昔さんまがポン酢のCMで歌ってたのが
頭の中でリフレインしておりました。(オイ)
ふむ、ショーユーこと(笑)

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