□作品オフィシャルサイト 「ハミングバード」
□監督・脚本 スティーブン・ナイト
□キャスト ジェイソン・ステイサム、アガタ・ブゼク、ヴィッキー・マクルア、
ベネディクト・ウォン、ジャー・ライアン、ヴィクトリア・ビューイック
■鑑賞日 6月8日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
どの作品も決して裏切らないステイサム作品。
ビッグヒットもない代わりに、コケる作品もないから、最近結構人が入ります(笑)
かつて特殊部隊を率いていた元軍曹ジョゼフ(ジェイソン・ステイサム)は、
戦場で犯した罪から逃れるようにロンドンの裏社会でひっそりと生きていた。 彼には
ただひとり心を通わせる少女がいたが、ある日突然、彼女は拉致されてしまう。
少女を救うべく、他人になりすまして裏社会でのしあがっていくジョゼフだった。
冒頭でも言ったが、ステイサムの主演作品は決して観ている側を裏切らない。
でも、さすがに作品数が増えてくると相反して、彼のアクション・シーンが少なく
なって来ているのはファンとしては残念なところだ。
復讐の鬼と化するのはストーリー上仕方がないところだし、特殊部隊にいた経験を
活かしつつ、裏社会でのし上り、それに奢ることなく、社会奉仕をすることも忘れない。
家庭を顧みず、別れた妻や娘のことを影で心配する。 傷ついた肉体や精神を、
ある修道女との接触で徐々に癒している彼が、都会の片隅の廃墟で互いの身体を
寄せ合って、その温もりだけで寒い夜を過ごしてきた彼女をいたぶり殺した犯人を、
自らの手で見つけ出す。 そこまではいいのだが、制裁を加える段になると、ビルの
屋上から無常にも落としてしまう。 そこまでしなくても、殺人以外の方法があったの
ではないかと・・・。 その部分は決して後味のよいものではなかった。
『トランスポーター』シリーズのような、奇想天外なアクションをもう一度観せて
欲しいところだ。
このあと、スタローン脚本の『バトルフロント』の公開が控えているが、今度は
バリバリのアクション物を期待したいところだ。
ステイサム、共演する女優さんを観ていると、トム・クルーズのように、自分より
大きな女性が好きなのかなぁ(笑)
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