□作品オフィシャルサイト 「僕達急行 A列車で行こう」
□監督・脚本 森田芳光
□キャスト 松山ケンイチ、瑛太、貫地谷しほり、村川絵梨、ピエール瀧、
星野知子、伊東ゆかり、笹野高史、伊武雅刀、西岡徳馬、松坂慶子
■鑑賞日 3月24日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
こんなに肩の力の抜けた森田監督作品もいいなぁ
『武士の家計簿』や『間宮兄弟』のような、クスクス笑える小ネタ満載で(笑)
もしかして、自分の体とは別に、魂が導いたこのフワフワ感だったのかも・・・。
鉄道オタクという言葉はどうかと思うけど、鉄道マニア、あるいは車窓からの風景を
楽しむ鉄道(旅行)ファン。
様々な鉄道を通じての楽しみ方は、これも十人十色かもしれない。
小町(松山ケンイチ)と小玉(瑛太)。 二人は“鉄道”を通じて出会い、
またその鉄道を共通の趣味として共有しあえる仲間。
二人だけの走り出した僕達急行は、東京を離れ、九州にまで遠征する。
その過程で、鉄道を通じて様々な出会いと、見えない隠れた糸で繋がれた
私生活であり、仕事上のそれぞれのシーンで劇的効果を得られることになる。
この二人の今風ではない若者の一挙手一投走が、リアルテンポで観ている側に
温度差なく伝わってくるところが実に心地よい
脇も笹野高史や伊武雅刀、ピエール瀧や、松坂慶子、西岡徳馬など、
主演の二人に絡んで可笑しさを倍増させていた。
若い人たちには理解できたかどうかわからないが、あの伊東ゆかりの「小指の思い出」で
ウケたのは、僕等おじさんおばさん世代だと思うが、これは結構森田監督の遊び心満点だったかも
小玉の鉄工所にしても、蒲田を舞台に、まるであの3作もの映画になった「はやぶさ」の
隠れた優秀な部品の数々は、下町の町工場から生れたものだというものを逆手にとって、
それが小町の本人が希望していない出世へのレールとなっているのも面白いところだ
ちなみに蒲田付近の映像は、観てすぐにどこだかわかったが(笑)
さらに、あの京急電車はお馴染みで、快特の走り出しのあの“トゥルルルル~”という
モーター音はとても親しみがある。 ま、着メロにはしたくないけれど(笑)
あのモーター音、以前タモリ倶楽部で京急を取上げていて、今は亡き芳雄ちゃんが、
車両の床に耳を押し付けて聞いていたのが印象的だった。
また小玉の雄叫び、“アアア~ア~”は、『ドラゴン・タトゥーの女』を思い出したりして(笑)
監督のこだわりか脚本家のこだわりか、この映画の登場人物の名前は電車名とリンク
していてそこも面白い。
「小町=こまち(秋田新幹線)」、「小玉=こだま(東海道・山陽新幹線の各駅電車)」、
あずさ(中央本線特急)、みどり(博多・佐世保間の特急)、あやめ(総武本線成田線の特急)、
他にアクティ、ユーカリ(松坂慶子) 等々。 それにしてもアクティ(西岡徳馬)、ユーカリ(松坂慶子)はビジネスネーム(笑)
ま、ちょっとした鉄道の旅をさせてもらった感じだが、鉄ちゃん、鉄子ではないけれど、
大学卒業の際に、九州一周の一人旅に出たけれど、そのときは電車の乗継ぎ時間を
調べるのに、 時刻表があんなに面白いものだとは思わなかった
ただ、映画の中で絶え間なく出てくる列車の名前と区間はスーパーを入れて欲しかったなぁ
それにしても、芳雄ちゃんはいなくなったし、また森田監督も。 ちょっと淋しいなぁ、映画界・・・。
伊東ゆかりさん、可愛らしかったですね。
本当に惜しい監督さんを亡くしました。
>かなり好きな映画でした。
それは良かったですね!
>伊東ゆかりさん、可愛らしかったですね。
うまく「小指の思い出」とリンクさせていましたね(笑)
>本当に惜しい監督さんを亡くしました。
ホント、仰るとおり残念です・・・。
登場する人名、会社名を数えていればよかった~と、プチ後悔(笑)
ソニックにも乗ってみたいし、湯布院号も憧れていたっけ・・(遠い目・・)
マイペース清盛じゃなかった、松ケンくんに、優しい瑛太、
なかなか良かったです
なんか方がの鉄道モノ、あまりハズレがない気がしますね~
一両だけの可愛い列車や、コーヒーにまつわるミステリー
もっと深く知っていたら、もっともっと楽しめたんでしょうね。
でも、そこをサラッと描いてるのが本作の好さかもしれないですね。
>色んな名前も楽しめて、、こんなことなら最初っから登場する人名、会社名を数えていればよかった~と、プチ後悔(笑)
そうでしたか(笑)
ま、実際に登場人物の名前は一部しか呼んでいなかったですけどね(笑)
>ソニックにも乗ってみたいし、湯布院号も憧れていたっけ・・(遠い目・・)
kiraさん、意外に“鉄女”だったんですね(笑)?
決してサッチャーではないですが(汗)
>マイペース清盛じゃなかった、松ケンくんに、優しい瑛太、なかなか良かったです
そうですね^^
結構、あのふんわり感が良かったですね!
>私も、『移民の歌』には、思わず反応しちゃいました。
ですよねぇ、あれ(笑)
>一両だけの可愛い列車や、コーヒーにまつわるミステリー もっと深く知っていたら、もっともっと楽しめたんでしょうね。
そうですね^^
以外に趣向を凝らした内容になっていたので!
>でも、そこをサラッと描いてるのが本作の好さかもしれないですね。
万人に入りやすく作られていましたね^^
鉄道の名前だけはスーパー入れて欲しかったですが(笑)
全否定しながら
写真結構とったなと。(笑)
自分のブログでも書いたんですが
持って帰れないものを閉じ込める
そこにその瞬間しかないものを切り取りたい
私にとってのカメラってそういう道具なんですが
わざわざ「たま電車」撮るだけのために
和歌山行ったりしましたよ~。
でもあれマジでかわいかったよ~~(*^_^*)
森田監督の遺作になっちゃうとはね~・・・。
もしかしたら続編できてたかもしんないのに。
小町くんが飛ばされては帰ってくる・・・みたいな(おいおい)
新幹線だって代がわりするし
採算がとれなくて廃止になる路線だってある。
RAILWAYSのときもやたら
電車がまるでひとりのスターみたく
映画のなかで輝いてた存在だったから
鉄ちゃんじゃなくたって
こういう映画もっと作ってほしいなって。
映画のなかくらい話がうますぎてもええやん。
>鉄ちゃんじゃない鉄ちゃんじゃないと全否定しながら写真結構とったなと。
やっぱカメラ向けますよね(笑)
>そこにその瞬間しかないものを切り取りたい
私にとってのカメラってそういう道具なんですが
それはみんなに言えることですね!
>わざわざ「たま電車」撮るだけのために
和歌山行ったりしましたよ~。
でもあれマジでかわいかったよ~~(*^_^*)
なるほど^^ って近いやん(笑)
>森田監督の遺作になっちゃうとはね~・・・。もしかしたら続編できてたかもしんないのに。
当たればシリーズ化してたかも
>小町くんが飛ばされては帰ってくる・・・みたいな(おいおい)
彼は全国行脚でしょうね。
フーテンの小町ですわ(笑)
>RAILWAYSのときもやたら電車がまるでひとりのスターみたく映画のなかで輝いてた存在だったから鉄ちゃんじゃなくたって
こういう映画もっと作ってほしいなって。
確かに仰ることはわかります(笑)
>映画のなかくらい話がうますぎてもええやん。
そうそう^^
マツケンと瑛太の笑顔が素敵でした。
趣味も仕事も一生懸命な姿もよかったです。
色んな電車が出てきてワクワクしました。
楽しめました。
>肩の凝らないのどかな映画でしたね。
マツケンと瑛太の笑顔が素敵でした。
そうでしたね^^
小笑い満載で、嫌みのない映画でしたね!
>趣味も仕事も一生懸命な姿もよかったです。
これ、一時僕も同じ状況でしたけどネ(笑)
>色んな電車が出てきてワクワクしました。
楽しめました。
ホント、ちょっとした旅行気分を楽しめました^^