京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『アジョシ』

2011-09-25 | 洋画

 

 

□作品オフィサルサイト 「アジョシ
□監督・脚本 イ・ジョンボム
□キャスト ウォンビン、キム・セロン、キム・ヒウォン、ソン・ヨンチャン、キム・テフン、タナヨン・グォングトラクル

■鑑賞日 9月17日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 前作『母なる証明』で無垢で陰のある青年を好演したウォンビンが、
 今回は同じ陰があるものの、少女を救出するために命がけの戦いに挑む元特殊要員を演じている。

 この映画の前に『アンフェア the answer』を観ていたが、
 まさか“痛い”映画が続くなんて(笑)

 この映画、韓国では2010年の年間興収1位を記録した作品だ。
 主役のウォンビンに加え、不遇の少女ソミを演じるキム・セロンの演技が心を打った。
 いっそテシク(ウォンビン)に育てられ、あの名作『レオン』のマチルダみたいだったら、
 なんて心の隅で思いながらも観ていた。

 登場人物の設定も、もしかしたらテシクの隠された過去と同様に、それぞれ心に深い傷を負っているのかもしれない、
 負う側の刑事・キム・チゴン(キム・テフン)や、マンソク兄弟側についたベトナム系の殺し屋
 ラム・ロワン(タナヨン・ウォンタラクン)がそうかも。
 テシクもロワンも状況は違えどもソミからネイルアートをしてもらっていたけれど、
 最後になるかもしれないソミをきっとロワンは助けるだろうなぁと思えたところは、
 冷酷でありながらも片隅に優しい心を仕舞い込んでいたんだから。
 ソミに出会って大人が振り返る瞬間だとも思えた。

 
純真な心のソミに、
 「アジョシを嫌いになったら、わたし、好きな人が一人も居なくなってしまう」と
 言いながら泣かれたら、観てる当アジョシ(おじさん)は涙腺が開きっぱなし(笑)
 年齢は違えども寡黙なテシクと、孤独なソミは唯一無二の友だち。
 ダンサーの母親が組織から盗んだ麻薬が原因でソミは誘拐されてしまう。
 それを知ったテシクは麻薬売買や、臓器売買等々、手段を選ばぬ組織に
 一人で立ち向かう。ここで見せるウォンビンが鍛え上げられた肉体は凄い。
 兵役の現場で鍛えあがられた肉体を今も維持しているのだろうか。
 少し変わった腹筋の付き方が気になったが(笑)

 
それにしてもR-15かなりのバイオレンス・アクションが観られるが、
 相変わらず韓国物ってえげつない感じの描写が多いなぁ・・・。



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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (yukarin)
2011-09-26 10:48:49
すみません、間違えてまた送っちゃいました。
削除してくださいね。

アンフェアは観てないんですがあちらもイタイのですか?
ウォンビンのアクションに釘付けでした。
ソミ役の子も泣かせる演技しますよねぇ。
返信する
肉体美~ (cyaz)
2011-09-26 12:19:58
yukarinさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>削除してくださいね。
了解しました^^

>アンフェアは観てないんですがあちらもイタイのですか?
凄く痛いです、死体が(笑)

>ウォンビンのアクションに釘付けでした。
凄い肉体でしたよね~

>ソミ役の子も泣かせる演技しますよねぇ。
最近は日本もそうですが、子役の当たり年ですかね^^
返信する
イタイ イタイ! (mayumi)
2011-09-27 16:56:47
あまりお好みではありませんでしたか?

もうホント 痛いんですが、個人的には あまり嫌じゃありませんでした。
ウォンビン、キム・セロンは もちろんですが、キム・ソンオが印象的でした。

ソミ、ロワンのおでこに絆創膏を貼っておいて良かった☆
返信する
寸前で~ (cyaz)
2011-09-27 17:36:07
mayumiさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>あまりお好みではありませんでしたか?
痛いのはやはり(笑)

>ウォンビン、キム・セロンは もちろんですが、キム・ソンオが印象的でした。
そうでしたね^^

>ソミ、ロワンのおでこに絆創膏を貼っておいて良かった☆
ですよね~
子供の純真さが消え行く命の火を寸前で食い止められましたからね!
返信する
TBありがとうございます。 (しんちゃん)
2011-10-02 14:23:24
TBありがとうございます。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。

私のブログにもTBしていただいたのですが
2回来ていましたので、1つは削除させていただきました。
ご了承ください。
返信する
こちらこそ~ (cyaz)
2011-10-03 08:20:06
しんちゃんさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>いつもご覧いただき、ありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ^^

>私のブログにもTBしていただいたのですが
2回来ていましたので、1つは削除させていただきました。
それはすみませんでしたm(__)m
お手数お掛けしました。
ご了承ください。
返信する
素晴しい作品だー (q 目が感情を表す)
2011-10-03 10:59:25
これまた素晴しい作品だったわ
このアクション すげぇ
ウォン・ビンのアクション
形や一瞬一瞬の動きがびしっっとしてるのがまたイイ
ウォン・ビンが飛び降りると、カメラも一緒に・・・ 
カメラワークも楽しんだわっ
単にアクションだけじゃなくて
演技も良かったわね~
ウォン・ビンの目の演技で感情の動きが現れてたし
ワル好き悪役大好きとしては
悪役が“悪”に徹しているのもツボ
マンシク兄の不気味さは素敵っ
返信する
ワイルドボディ~ (cyaz)
2011-10-03 12:34:08
qさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>ウォン・ビンのアクション 形や一瞬一瞬の動きがびしっっとしてるのがまたイイ ウォン・ビンが飛び降りると、カメラも一緒・・・
確かにウォンビンの肉体とアクション、楽しませてもらいました^^
 
>ウォン・ビンの目の演技で感情の動きが現れてたし
あれは兵役で何か得たのでしょうか?

>ワル好き悪役大好きとしては悪役が“悪”に徹しているのもツボ マンシク兄の不気味さは素敵っ
そこでしたか^^
でも、あっちの悪役ってパターン似てますねぇ(笑)?!
返信する
この映画の (sakurai)
2011-11-16 21:42:19
ために、格闘技とアクションを徹底的に、鍛え、かなりの年月を要したそうですから、あの体型はその賜物だと思います。
韓国の役者さんってのは、取り組み方への姿勢が半端ないと思いますが、それって大事ですよね。
何はともかく、昔から見守ってきたおばちゃんとしてはこんだけ活躍されると、ちょっと複雑・・。でもでもでも、眼福でした!
返信する
好きです~ (cyaz)
2011-11-17 12:34:55
sakuraiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>格闘技とアクションを徹底的に、鍛え、かなりの年月を要したそうですから、あの体型はその賜物だと思います。
まさにそうですよね~
安藤クンもこれぐらいの腹筋は欲しかったですね(笑)

>韓国の役者さんってのは、取り組み方への姿勢が半端ないと思いますが、それって大事ですよね。
仰るとおりだと僕も思います。
みんなハングリーですよね^^

>何はともかく、昔から見守ってきたおばちゃんとしてはこんだけ活躍されると、ちょっと複雑・・。でもでもでも、眼福でした!
そっか^^
少しイケメン路線を斜めに走るウォンビン、
男性ですが・・・好きです!
返信する

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