京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『アメリカン・スナイパー』

2015-03-05 | 洋画


□作品オフィシャルサイト 「アメリカン・スナイパー

□監督 クリント・イーストウッド
□脚本 ジェイソン・ホール
□原作 クリス・カイル、スコット・マクイーウェン、ジム・デフェリス
□キャスト ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ルーク・グライム、
       ジェイク・マクドーマン、ケビン・ラーチ

■鑑賞日 2月22日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  これと同じ緊張感を以前感じたことがあった。
  そう、キャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』がそれだ。

 ネイビー・シールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)は、
 イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとる。
 しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金が
 かけられ、命を狙われる。数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカに
 いる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに
 苦しみながら、2003~2009年の間に4度にわたるイラク遠征を経験。
 過酷な戦場を生き延び、妻子のもとへ帰還した後も、ぬぐえない心の傷に苦しむことに。

 究極の状況に置かれた人間心理として、また子供を持つ親の立場として、
 自国の勝利のために人を殺めること。 それはただならぬ神経の持ち主にしか
 できない芸当だろう。
 死ぬか生きるか・・・そんな状況に置かれたことのない自分が言うのもおかしいが、
 どこがクリスを殺人鬼ではないと否定できるのだろうか・・・。
 確かにアメリカにとってはひとりの偉大な英雄なのかもしれない。
 ベトナム戦争の遺産がドラッグ中毒だとするなら、何かいつも正当性を主張する
 一アメリカを美化してるとしか思えない作品だ。
 ま、そう言いながらも最後まで緊張感を維持しつつ、
 前のめりで観ていた自分もそこに居たが(笑)


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サッチー)
2015-03-05 10:04:06
どんな映画かな?と思っていましたが、cyazさんの
解説で良く分かりました。

胸を締め付けられるような映画でも、心の隅に
何かが残る・・・
でも戦争についての自分の気持ちがクリアになりましたか?難しい問題ですね。
史実~ (cyaz)
2015-03-05 12:20:03
サッチーさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>どんな映画かな?と思っていましたが、cyazさんの
解説で良く分かりました。
解説と言うか、全くの私観に過ぎません(汗)

>でも戦争についての自分の気持ちがクリアになりましたか?難しい問題ですね。
戦争を知らない子供たちですが、
知っておかなければならない、
そして風化させてはならない史実はありますよね^^
確かに (ミス・マープル)
2015-03-05 18:26:31
TBありがとうございます。
確かにアメリカ万歳的な要素を考えて見ていましたが、
無言のエンドクレジットを見ながら、これは逆にも考えられる
と思いました。
つまりいつでもアメリカが世界の正義であり続ける時期は
とっくの昔に終わっていたのに、それに気づいていながら
気づかないふりをしている人間が多くいるのだということを
言っているのでは?と。
イラク人をバンバン撃っていくクリスも、その「狼」と思って
いたものが、実は「狼」ではなかったと気づいた時が
来たのだと思いました。
長文になりすみません。様々な意見があってこそ、この
映画の意味があると考えています。緊張感が持続する
映画でしたね。
こんばんは☆ (kira)
2015-03-05 18:53:45
愛国心と言う名の免罪符がなくては戦場で戦えない、テロと戦えない。
勝ちに行ったアメリカの生んだ、繰り返される悲劇。
戦場を知らない人に、理解はできないですよね、、、
あの瓦礫の中で大勢の人が、今も生活をしていることにどうしても現実と思えないんですから・・・

緊張感~ (cyaz)
2015-03-06 08:22:29
ミス・マープルさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>それに気づいていながら気づかないふりをしている人間が多くいるのだということを言っているのでは?と。
なるほど、それは言いえて妙ですね!
そこもイーストウッドの“渋さ”でしょうか^^

>実は「狼」ではなかったと気づいた時が来たのだと思いました。
そうかもしれません。でも不遇の死でしたねぇ、最期は。

>緊張感が持続する映画でしたね。
そうですね^^
イーストウッドだから、こういう映画作風に仕上がったのかも^^
副産物~ (cyaz)
2015-03-06 08:25:51
kiraさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>勝ちに行ったアメリカの生んだ、繰り返される悲劇。
戦場を知らない人に、理解はできないですよね、、、
そうですね^^
カッコ良さげですが、逆に悪影響の
副産物(副作用)を生んでいるのもアメリカの汚点ですね。

>あの瓦礫の中で大勢の人が、今も生活をしていることにどうしても現実と思えないんですから・・・
まだ、裏で意図を引くつまらない殺戮が続いていますねぇ><
こんばんは (りお)
2015-05-13 02:31:38
やはり人によって、見方って変わるものですねえ。
わたしは、クリスが殺人鬼だとかではなく、あくまでPTSDを主題とした反戦映画と思ったので、そういう見方もあるのかーと、面白く思いました。
十人十色~ (cyaz)
2015-05-13 07:55:09
りおさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>クリスが殺人鬼だとかではなく、あくまでPTSDを主題とした反戦映画と思ったので、そういう見方もあるのかーと、面白く思いました。
なるほどなるほど^^
ま、十人十色ですので、どこに主眼をおくのかは
さまざまでしょうね(笑)
それぞれが素直に捉えれば、それはそれでいいのでしょうね^^

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