□作品オフィシャルサイト 「ラーゲリより愛を込めて」
□監督 瀬々敬久
□脚本 林民夫
□原作 辺見じゅん
□キャスト 二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕、
寺尾聰、市毛良枝、朝加真由美、奥野瑛太、金井勇太
■鑑賞日 12月12日(月)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
観ようかどうしようか迷っていた作品。
いつもならこの手の映画はかみさんと一緒に観るのだが、
今回はかみさんがパスしたので一人で鑑賞。
結果、今年一番涙が流れた映画だった。
後半部分では涙が止まらなく、その涙はマスクの上の部分を濡らしていたほど。
生きて帰る。決して「希望」を捨てない。
主人公・山本幡男(二宮和也)の最後まで生きて帰ることへの拘り。
その生き様と意志の強さに感動した。
そして、脇を固める松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕の演技も抜群。
このキャスティングは本当に素晴らしいと感じた。
更に山本の妻を演じた北川景子の号泣シーンも涙を誘った大きな要因。
山本の遺書を届けるために、その遺書も没収されると渡せないため、
4人(松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕)はそれぞれ、
分担してその遺書を暗記し、脳に焼き付けて、帰国時に山本の妻に伝える。
永くシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留され、帰国さえできなかったが、
実際にこういう感動的な話があったことに正直驚いた。
何より瀬々敬久監督の力量が発揮された秀作だと言っても過言ではない。
2021年の僕のベスト15の中で2位に挙げた
『護られなかった者たちへ』に匹敵する作品だった。
生きて帰ってきてほしかった・・・。
ワンちゃんの海に飛び込むシーンは、実話だったのに驚き。
あのシーンは涙腺崩壊でした。
松坂桃李君、あのシーンすごく叫んでたけど
あれは心からの叫びのように感じました。
俳優陣は、みな素晴らしいキャスティングで文句なし。
私もこの作品は今年度の上位に入るの確定です☆☆
>山本さんの生き様・意思の強さに感服した映画でした。生きて帰ってきてほしかった・・・。
本当にそう願いたかったですね!
>ワンちゃんの海に飛び込むシーンは、実話だったのに驚き。あのシーンは涙腺崩壊でした。
脳裏に『南極物語」が><
>松坂桃李君、あのシーンすごく叫んでたけどあれは心からの叫びのように感じました。
瞬間瞬間を上手く間が取れる俳優さんになって来ましたね、彼。
結婚したこともプラスに影響してたりして(笑)
>俳優陣は、みな素晴らしいキャスティングで文句なし。
これはジャスト・フィットでしたね!
>私もこの作品は今年度の上位に入るの確定です☆☆
ですよね^^