■監督・脚本 ロバート・ゼメキス
■脚本 ウィリアム・ブロイルズ・Jr
■キャスト(声) トム・ハンクス
クリスマス前夜に起こる不思議な出来事-。サンタクロースを待つ少年のもとに白い蒸気をまとって現れた謎の汽車。その名は、急行「北極号」。行く先は北極点。少年を乗せた汽車は、町を離れ、暗い森を抜け、山を越えて、一路北極点を目指してひた走る。その先に待ち受けるのは、見たこともない光景と、夢のような体験だった…。
おススメ度⇒★★★(5★満点、☆は0.5)
ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクス。 言うまでも無くアカデミー賞コンビが贈る、クリスマス・イブのファンタジー! 失った純粋な心に警鐘を鳴らすかのように、まるで子供たちの心の動きを通じて訴えかけているような作品でした。 そもそもはアメリカをはじめ、世界各国で好セールスを記録する絵本の最高峰「急行『北極号』」。 1985年の出版以来、20年にわたるロングセラーを誇り、世代を超え、国境を越えて、長く人々に愛され続けている不朽の名作絵本。 作者は、アメリカを代表する絵本作家のひとりで、映画『ジュマンジ』の原作者でもあるクリス・ヴァン・オールズバーグ。 日本では村上春樹の翻訳で知られ、オールズバーグの絵本のファンは、子供のみならず、幅広い年齢層に広がっている。 失ったものを観てる側が子供の視線で、しかも決して口数は多くないけれど、的を得た言葉で子供たちの間違いのない方向を示すトム・ハンクス演じる車掌との温かい心の交流。 まさにクリスマスを直前に、子供の心に戻れる作品かもしれない。
実際に車掌を吹替えるトム・ハンクスの動きは、実際に彼の動きをコンピューターに取り込み、実にリアルな動きを映画の中に反映させている。 感心したのは車掌を含め、その他のアニメとして登場する人物たち。 アニメはなかなかその質感(重量感)を出すのが困難だと思っていたが、この映画ではそれを実に見事に描き出している。 人それぞれの動き、ちょっとした仕草など、素晴らしい。 ただ目の動きだけはやはり相当難しい作業だと思える。 実際の人間の目の動きをアニメに生かすことは今後も非常に難易度の高い作業になるに違いない。 それにしても、トム・ハンクス本人の動きを反映したとはいえ、彼が実写で演技をしているかのような錯覚するほど、よく出来ている作品だった。 なかでは実際にジェットコースターに乗った疑似体験もできるような「急行『北極号』」の走りでした。
クリスマスを前に少しだけ、それぞれの心の中に“失った子供の純真さや不安”に、もう一度触れてみませんか? そうすれば、あなたにも“サンタの鈴の音”が聞こえるはずです!
■脚本 ウィリアム・ブロイルズ・Jr
■キャスト(声) トム・ハンクス
クリスマス前夜に起こる不思議な出来事-。サンタクロースを待つ少年のもとに白い蒸気をまとって現れた謎の汽車。その名は、急行「北極号」。行く先は北極点。少年を乗せた汽車は、町を離れ、暗い森を抜け、山を越えて、一路北極点を目指してひた走る。その先に待ち受けるのは、見たこともない光景と、夢のような体験だった…。
おススメ度⇒★★★(5★満点、☆は0.5)
ロバート・ゼメキス監督とトム・ハンクス。 言うまでも無くアカデミー賞コンビが贈る、クリスマス・イブのファンタジー! 失った純粋な心に警鐘を鳴らすかのように、まるで子供たちの心の動きを通じて訴えかけているような作品でした。 そもそもはアメリカをはじめ、世界各国で好セールスを記録する絵本の最高峰「急行『北極号』」。 1985年の出版以来、20年にわたるロングセラーを誇り、世代を超え、国境を越えて、長く人々に愛され続けている不朽の名作絵本。 作者は、アメリカを代表する絵本作家のひとりで、映画『ジュマンジ』の原作者でもあるクリス・ヴァン・オールズバーグ。 日本では村上春樹の翻訳で知られ、オールズバーグの絵本のファンは、子供のみならず、幅広い年齢層に広がっている。 失ったものを観てる側が子供の視線で、しかも決して口数は多くないけれど、的を得た言葉で子供たちの間違いのない方向を示すトム・ハンクス演じる車掌との温かい心の交流。 まさにクリスマスを直前に、子供の心に戻れる作品かもしれない。
実際に車掌を吹替えるトム・ハンクスの動きは、実際に彼の動きをコンピューターに取り込み、実にリアルな動きを映画の中に反映させている。 感心したのは車掌を含め、その他のアニメとして登場する人物たち。 アニメはなかなかその質感(重量感)を出すのが困難だと思っていたが、この映画ではそれを実に見事に描き出している。 人それぞれの動き、ちょっとした仕草など、素晴らしい。 ただ目の動きだけはやはり相当難しい作業だと思える。 実際の人間の目の動きをアニメに生かすことは今後も非常に難易度の高い作業になるに違いない。 それにしても、トム・ハンクス本人の動きを反映したとはいえ、彼が実写で演技をしているかのような錯覚するほど、よく出来ている作品だった。 なかでは実際にジェットコースターに乗った疑似体験もできるような「急行『北極号』」の走りでした。
クリスマスを前に少しだけ、それぞれの心の中に“失った子供の純真さや不安”に、もう一度触れてみませんか? そうすれば、あなたにも“サンタの鈴の音”が聞こえるはずです!
トム・ハンクスも素敵でしたよね。吹き替えを観ているのにトム・ハンクスを観てる感じでした。
wowowでインタビューが流れてたのですが どうやら少年の役が一番はまったみたいですね。
TBありがとうございました。
車掌の動きは、まさにトム・ハンクスでしたね^^
彼の役者としての意気込みが、キャラクターにも
乗り移っていたような気がしました。
トラックバックありがとうございました。
宣伝ばっかりすごくて見てがっかり(|||_|||)ガビーンっていう映画が多かったんですけど、これはとっても面白かった ヘ(*^0^*)v
ある意味ジェットコースター・ムービーの場面も
ありましたね(笑) ?!
目が回りそうなシーンも!
まさしくジェットコースター・ムービー。
やはりゼメキスはスピルバーグ一派ですね。
あのジェット・コースターのようなシーンが
客席でも感じることが出来る時代が、
いつの日か来るのでしょうね(笑) ?!
座席が移動したりして(笑)
品川では3Dで観られるそうなので、
アトラクション気分でまた観に行きたいと思ってます!
これからも、どうぞ宜しくです(^-^)
いつまでも子供の心をもっていたいですね~♪
映画を観ていてジェットコースターに乗りたく
なりました(笑)?!
こちらこそ、よろしくお願いしますm(_ _)m
人物がちょっと怖く感じちゃいました。
やっぱり目のせいなんですかね?
おっしゃる通り、「目の動き」は難しいですし、
かつ非常に大切な部分だと思います。
今後のアニメーションにとって最大の課題になると
思います。