京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『ローレライ』

2005-03-06 | 邦画
 乗員70名 祖国を守るため、彼女を守るしかなかった・・・。
 全長110mの艦内で、彼らが描き出した未来とは。

■監督 樋口真嗣
■原作 福井晴敏(『終戦のローレライ』)
■脚本 鈴木智
■キャスト 役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎、香椎由宇、堤 真一、石黒 賢、佐藤隆太、ピエール瀧

1945年8月6日、広島に投下された原子爆弾が大戦の終局を告げようとしていた。 海軍軍令部の浅倉大佐(堤 真一)は、さらなる原爆投下を阻止すべく、最後の作戦を実行に移す。 切り札はドイツ軍から接収した戦利潜水艦・伊507。 浅倉は長く現場を離れていた絹見少佐(役所広司)を伊507の艦長に抜擢し、原爆を積んだ戦闘機が離陸するテニアン島への奇襲攻撃を命じる。 それは無謀な任務に思われたが、伊507には“ローレライ”と呼ばれる特殊な敵艦探知システムが搭載されていた。 そんな矢先、今度は長崎に原爆が投下。 そして第3の標的となったのは首都・東京だった。

おススメ度 ⇒★★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★

“ローレライ”と呼ばれる敵艦探知システムにはやや疑問があるものの、日本を守るためにその命を捧げてまでも原爆東京投下を阻止するストーリーには自ずと涙が流れた。 “ローレライ”の香椎由宇ちゃんを観ていると、かつてトム・クルーズ主演の『マイノリティ・リポート』に出演していたサマンサ・モートンと重なった。 潜水艦の限られたスペースの中で展開する人間模様は、それぞれの人間関係を深く描かなくても、自然に入ってくるものである。
役所広司はどんな役も無難にこなしてしまうところに役者としての大きさを感じる。 前回の『笑の大学』とは全く異質な役なのに、こんな人間味のある決断力を持った艦長をこなしてしまう。
ご本人にお会いしたことがあるのだが、スクリーンに映るほど迫力はなく、むしろ華奢な感じだ。妻夫木くんも相変わらずマイペース演技で、彼にもどこか役者としての転機を迫られることがあるだろう。
 
Yahooのエンターテインメントニュースによると、
 歴代潜水艦映画史上最高の興収40億円突破確実の見通しとなった。 今年は終戦60周年ということもあり『亡国のイージス』(今夏公開予定)や「男たちの大和」(年内公開予定)と戦争を題材にした作品がラッシュ。『ローレライ』のヒットが“戦争作品ブーム”に火をつけそうだ。
興行成績の視界も良好だ。
 2月28日まで前売り券の売り上げ累計が、2000年公開の『U―571』(興収18億円)の367%と歴代潜水艦映画の中でもトップクラス。作家・福井晴敏氏の原作も売り上げが145万部を突破。2月15日発売の3、4巻は書店からのオーダーで発売前に重版がかかるという異例の売れ行きに。
 また、映画の公式ホームページ(www.507.jp)のアクセス数も2月に入って急増、昨年12月~3月初めまでの累計で1000万ヒットを記録している。
 今年は終戦60周年。今後、戦争作品が目白押しで、2005年は改めて戦争を振り返る年になりそうだ。
とのことです。

 『U―571』は劇場で2回観ましたが、とても感動した映画でした。 同じ潜水艦映画でしたし、若干テーマは違っていても、『ローレライ』も同じ感動を得られるものでした。 『U―571』は男臭い映画でしたが、『ローレライ』は一人の若い女性を含めた首都原爆投下阻止に命をかける映画としては同じ感動の涙を流せました。 女性も男性もちょっぴり涙を流せた映画ではないでしょうか。 

 原爆といえば、『父と暮らせば』(黒木和雄監督、宮沢りえ・原田芳雄主演)が、東京では3月5日~4月8日まで岩波ホールで再上映されています。 最高の映画なので、御覧になっていない方は是非この機会に御覧になってみてください!


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120 コメント

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確かに (ぷちてん)
2005-03-07 00:32:04
>女性も男性もちょっぴり涙を流せた映画ではないでしょうか。



そうですね、ちょっとウルッときました!♪



役所公司は、安定した演技で、安心してみていられますね~~

いつも (千草)
2005-03-07 01:12:11
TB有難うございます。

映画感動しましたね!!

亡国のイージスも見たいと思いました!!

こちらからもTBさせて下さい(^_^)

そうですね~ (cyaz)
2005-03-07 08:30:50
ぷちてんさん、TB&コメントありがとうございますm(_ _)m



役所さんは何でもこなしていける役者さんですね!

そういう意味でこれからも楽しみな役者さんだと思います^^
こちらこそ~ (cyaz)
2005-03-07 08:38:38
千草さん、TB&コメントありがとうございますm(_ _)m



『亡国のイージス』は僕も観たい作品です!

限られたスペースでの物語は妙に緊迫感があり、

観ている側にもその緊張感が楽しめますね^^
不謹慎ですが・・・ ()
2005-03-07 09:46:03
役所さんのすばらしい演技にはホントですね!

しかし、「お国のため!」のセリフの所で”笑いの大学”で私のツボにハマった「オニクノタメ!」が思い出され不謹慎ですが、噴出しそうになったのも事実ですっ(笑)

ローレライ、なんとなく不評のコメントが多いので凹んでましたが、cyazさんとこのコメントで安心しましたっ

ローレライシステムの存在もファンタジーでしたが、実際あんなのがあったらスゴイなぁ。と。。。
TBありがとうございます。 (hi-chan)
2005-03-07 11:27:04
そういえば、「マイノリティ・リポート」で似たような設定がありましたね!すっかり忘れていました。

やはりファンタジーなのか…(苦笑)

「父と暮らせば」という映画、気になっています。

観に行ってみようかな。
Unknown (*みゆき*)
2005-03-07 12:00:54
観終って何日かたっていますが、後からいろいろと考える事も多い作品でした。

時間がとれたら、もう一度見てみたい気もします。
Unknown (サムライ)
2005-03-07 12:19:49
TBありがとうございました。

『父と暮らせば』観にいってみようかと思います。

(神保町に行くことがあって気にはなってたので、この機会に行ってみます
そうなんですよね~ (cyaz)
2005-03-07 12:20:52
海さん、TB&コメントありがとうございますm(_ _)m



「お国のため」実は僕もレビューに書こうと思っていましたが、やめました(笑)

海さんと同じで「オニクノタメ」を想像し、内心笑っていたのは同じです。

でもテーマがテーマなだけに、笑いをこらえた分、泣いていました(笑)?!

役者さん、上手いですよね^^
こちらこそ~ (cyaz)
2005-03-07 12:24:42
hi-chanさん、TB&コメントありがとうございますm(_ _)m



『マイノリティ~』のタイトルが浮かばず、かみさんに

あのトム・クルーズの近未来のって聞いて思い出しました!

サマンサ・モートンはすぐに浮かんだんですが(笑)



『父と暮らせば』、是非観てください!

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