２００８年ベストシネマ１５（邦画編）

２００８年ベストシネマ１５（邦画編）

　洋画編のところでも書きましたが、昨年はは年間１０１本（洋画５１本、邦画５０本）の映画を劇場で鑑賞しました～　実は『おくりびと』だけ２回観たので、邦画の作品数とすれば４９作品５０本となります。
　何となくですが僕としては邦画の方を多く観た感じがするのですが、比率はほぼ半々だったようです。　しかしながら印象に残る映画とすれば邦画の方が多かったし、ベスト１５も選びやすかったですね。

　

　 ベスト１５
　　　① 『おくりびと（１回目）』『おくりびと（２回目）』
　　　　　文句なしに僕の中ではベスト１です。２回観ましたから。　
　　　② 『アフタースクール』
　　　　　観ているものをいい意味で裏切り続ける監督の技巧は凄い。
　　　③ 『山桜』
　　　　　今のジャニーズの中では時代劇ヅラ一番は東君。　それでＴＶでは
　　　　　必殺仕事人なのかな（笑）
　　　④ 『しあわせのかおり』
　　　　　お腹が空いて空いて仕方なかった作品。　優しく温かい映画でした。
　　　⑤ 『歩いても歩いても』
　　　　　母が強く真の意味で家族の中心にいるのはやはり“母”でした。
　　　⑥ 『パコと魔法の絵本』
　　　　　笑いあり、涙あり、個性的な役者の妙技に感嘆。
　　　⑦ 『ハンサム★ス－ツ』
　　　　　笑いの数では最高の作品でした。
　　　⑧ 『崖の上のポニョ』
　　　　　アナログに拘った宮崎監督の温かさと苦悩も感じた作品でした。
　　　⑨ 『ジャージの二人』
　　　　　ふわーとした流れの中にしっかりメッセージも込められていました。
　　　⑩ 『容疑者Ｘの献身』
　　　　　堤さんの新境地。　原作の持ち味を消さずに仕上がっていました。
　　　⑪ 『歓喜の歌』
　　　　　シネカノンはなかなかいつも泣かせてくれまんなぁ（笑）
　　　⑫ 『結婚しようよ』
　　　　　拓郎世代にはクロスオーバーするものが盛りだくさんでした。
　　　⑬ 『陰日向に咲く』
　　　　　この映画、２００７年に観た作品だったんだなぁとしみじみ回顧・・・。
　　　⑭ 『Ｋ-２０ 怪人二十面相・伝』
　　　　　予想に反してエンタテインメントな作品に笑わせてもらった。
　　　⑮ 『Ｓｗｅｅｔ Ｒａｉｎ 死神の精度』
　　　　　金城君、このあたりで続けて２作品。

　 個人賞
　　　○ 主演男優賞　本木雅弘（『おくりびと』）
　　　　　プロはだしの美しい演技。　本人の意気込みが感じられた作品でした。　
　　　○ 主演女優賞　中谷美紀（『しあわせのかおり』）
　　　　　今年は該当者なしでも良かったが、今までの頑張りを含めて選びました。　
　　　○ 助演男優賞　堤 真一（『容疑者Ｘの献身』、『クライマーズ・ハイ』、「魍魎の匣」）
　　　　　色んな役柄をこなせる役者になりました。特に石神役は秀逸だった。
　　　○ 助演女優賞　樹木希林（『歩いても歩いても』）
　　　　　一言で強烈な母のイメージを作り出す技は誰にもマネできないこと。　
　　　○ 監　 督　 賞　滝田洋二郎（『おくりびと』）
　　　　　久しぶりにこれぞ滝田監督って言うものを観せてもらって最高。　
　　　○ 新　 人　 賞　仲里依紗（『純喫茶磯辺』）
　　　　　お笑いではないのに、宮迫を食った演技はなかなかなものだった。　
　　　○ 敢　 闘　 賞　堺 雅人 （『アフタースクール』、『ジャージの二人』、『クライマーズ・
　　　　　　　　　　　　　ハイ』）
　　　　　助演男優賞でも良かったけど、まだまだチャンスはあるから。　
　　　○ 特　 別　 賞　田中麗奈（『山桜』、『犬と私の１０の約束』、『築地魚河岸三代目』）
　　　　　どれを観ても登場していたような気がするが、無難にこなしていた。
　　　○ cyaz賞 　     國村 隼 （『パコと魔法の絵本』、『Ｋ-２０怪人二十面相・伝』）
　　　　　オカマ最高～とその意外に細いおみ足に感動（笑）

　

 
　　日本アカデミー賞は　　「第３２回日本アカデミー賞優秀賞決定～」　

　　ちなみに「キネマ旬報」のベストテン１０は、
　　　（１）おくりびと
　　　（２）ぐるりのこと。
　　　（３）実録・連合赤軍　あさま山荘への道程（みち）
　　　（４）トウキョウソナタ
　　　（５）歩いても　歩いても
　　　（６）闇の子供たち
　　　（７）母べえ
　　　（８）クライマーズ・ハイ
　　　（９）接吻
　　　（１０）アフタースクール

　　個人賞は、
　　　▽監督賞＝滝田洋二郎（おくりびと）
　　　▽脚本賞＝小山薫堂（同）
　　　▽主演男優賞＝本木雅弘（同）
　　　▽主演女優賞＝小泉今日子（トウキョウソナタほか）
　　　▽助演男優賞＝堺雅人（クライマーズ・ハイほか）
　　　▽助演女優賞＝樹木希林（歩いても　歩いても）
　　　▽新人男優賞＝井之脇海（トウキョウソナタ）
　　　▽新人女優賞＝甘利はるな（コドモのコドモ）



　　　　 ご参考までに　　「２００７年ベストシネマ１５（邦画編）」

　　　　 ご参考までに　　「２００６年ベストシネマ１５（邦画編）」

　　　　 ご参考までに　　「２００５年ベストシネマ１５（邦画編）」

　　　　 ご参考までに　　「２００４ベストシネマ１５（邦画編）」