
夢は永遠に生き続ける
■監督・脚本 ビル・コンドン
■キャスト ビヨンセ・ノウルズ、ジェイミー・フォックス、エディー・マーフィ、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ、ダニー・グローバー、ジョン・リスゴー
□オフィシャルサイト 『ドリームガールズ』
1962年デトロイト。 エフィー(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ローズ)、ディーナ(ビヨンセ・ノウルズ)のコーラストリオは、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに出場していた。 そんな彼女たちを、カーティス(ジェイミー・フォックス)という男が目を付けた。 やがてデトロイトで抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリー(エディー・マーフィ)のバックコーラスを務めることに。 そんな3人はカーティスをプロデューサーに、ドリームガールとしてデビューを飾る。 そして次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たすのだが・・・。
おススメ度 ⇒★★★ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★☆
本年度、アカデミー賞も最多6部門8ノミネートされた作品。 トニー賞で6部門を受賞した伝説のブロードウェイミュージカルを「シカゴ」の脚本家、ビル・コンドンが監督した作品である。
いきなり冒頭からパワフルなステージが繰り広げられる。 アメリカショービズ界は昔から、栄光と奈落の間でうごめく人たちが犇く。 夢を追い続ける3人の女性もいつかプロとしてデビューしたい。 強い想いは幸運を呼び込みアメリカンドリームを手中にする。 しかしそこには自分たちの知らないところで違った様々な思惑も併走する。
懐かしいモータウン・サウンドが随所に埋め込まれ、ちょっとしたミュージカルを観ている様な気分だ。
もっともそもそもはブロードウェイ・ミュージカルだが(笑) 音楽好きにはたまらない映画だった。
109シネマズのエグゼクティブシートのど真ん中でこの映画を観ながら、結構腰を浮かせて小躍りしていた自分が居た(笑)
途中やや中だるみするところはあったものの、当時のショービズ界の栄光と破綻という背景を如実にあらわしていることは確かだ。 そしてアカデミー賞最多6部門8ノミネートされている実力はあった。
ビヨンセはもちろん音楽業界では既に成功しているのだが、この映画のディーナを演じるために減量したらしい 10日間で6キロも痩せたということからこの映画にかける想いは強かったようだ。 実際少し前に観た『ピンクパンサー』のときはかなりふっくらしていて、ジェニファー・ハドソンに近いくらいだったかも(笑)
ちなみに彼女が行ったダイエット法、「メイプルシロップ・ダイエット」は結構危険なダイエット法の中でも危険らしい。 良識ある女性の皆さんご注意を(笑)
カーティスを演じるジェイミー・フォックスは既に『Ray/レイ』で素晴らしい演技を見せ、まさしくレイ・チャールズ本人もビックリな演技で感動を与えてくれた。 今回はやや怪しい腹黒い中古車ブローカー上がりのプロモーター役だったが、まさしくショービズ界で天国と地獄を見た役を上手に演じていた。
エディ・マーフィはこの映画のどこで彼らしさ(笑いを狙う)出すのかと思っていたが、意外にも抑え気味にほとんどセカンドギアで走っていたような気がした。 助演男優賞はきっとお笑いに走らなかったからだろう(笑) アカデミー会員特有のお笑い嫌いが出なくて(笑)
3人娘の一人、助演女優賞にノミネートされたジェニファー・ハドソンのヴォーカルパワーは凄い ソウルフルな歌声とその声量はビヨンセを寄せ付けない。 「私のほうが上手い」、演技だけでなく圧倒的なパワーでは流石にビヨンセ(ルックス・スタイルは別にして)よりは上だ
ただし演技はRadishだったけど(笑)
そしてダニー・グローバー、スクリーンで彼の元気な顔を観るのは久しぶりだ。 冒頭で顔を見せてくれたときには嬉しかった。 いつぶりだろうなぁ(笑) 『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』以来かなぁ(笑)
やはり渋いなぁ(笑) その昔、シドニー・ポワチエ(『野のユリ』で黒人初のアカデミー主演男優賞授賞)と見分けが付かなかったことがったなぁ(笑) モーガン・フリーマン(『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー賞助演男優賞授賞) 、デンゼル・ワシントン(『グローリー』でアカデミー助演男優賞授賞、『トレーニング・デイ』でアカデミー主演男優賞授賞)、フォレスト・ウィテカー(『ラスト・キング・オブ・スコットランド』で今回のアカデミー主演男優賞ノミネート)等、黒人俳優も素晴らしい役者さんが増えましたねぇ~
エフィー(ジェニファー・ハドソン)がセンター(メイン・ヴォーカル)から外されたとき、
昔、売れ出した頃にランちゃんにセンターを譲ったキャンディーズのスーちゃんを思い出したりして(笑)
この映画のモデルになってるシュープリームス、そしてダイアナ・ロス、彼女の日本公演を見たときの様子が思い出されたなぁ~
わぁぁって思わず拍手しそうになりましたよ~♪
ずっと「one night only」がなっています^^
最初からジェニファーの迫力に圧倒され、
ビヨンセのパーフォーマンスと美しさに見とれ・・・
私も"one night only"なりっぱなしです。^^;
やはり、キャンディーズを思い出しましたよ。
同じくキャンディーズを思い出した私です♪
彼女たちにも何かあったのでしょうか・・と想像してみたり(笑)
けど、現在メジャーに活躍しているのがスーちゃんのみっていうのが・・・(笑)
んですね!
そういえばダイアナロスが主演した「ビリーホリデイ
物語」を観たことがあるんですが、今ダイアナロス
的な役を今の現役のビヨンセが演じてるってのが
時の流れを感じます。
30年後くらいにビヨンセの伝記映画が作られる
かどうかは判りませんけど(笑)
>ショーのシーンは本当にショーを見ている気分になりました。 わぁぁって思わず拍手しそうになりましたよ~♪ ずっと「one night only」がなっています^^
ライブ感があったのでみんなコンサートを見ている雰囲気でしたね^^
>最初からジェニファーの迫力に圧倒され、ビヨンセのパーフォーマンスと美しさに見とれ・・・ 私も"one night only"なりっぱなしです。^^;
やはりプロで本物ですからね^^
素晴らしいライブでした!
>やはり、キャンディーズを思い出しましたよ。
やっぱり、そうでしたか(笑)?
>同じくキャンディーズを思い出した私です♪
彼女たちにも何かあったのでしょうか・・と想像してみたり(笑)
そうでしたか^^ 同じですね(笑)
>けど、現在メジャーに活躍しているのがスーちゃんのみっていうのが・・・(笑)
運命ってわからないものですよね(笑)
>cyazさんダイアナ・ロス生でご覧になってるんですね!
はい、素晴らしいエンターテイナーでした^^
>今ダイアナロス的な役を今の現役のビヨンセが演じてるってのが時の流れを感じます。30年後くらいにビヨンセの伝記映画が作られるかどうかは判りませんけど(笑)
ま、それはないでしょうね(笑) それぐらい当時のダイアナ・ロスは違っていました^^
素晴らしい歌の数々には圧倒されました。
本当にソウルを感じるものばかりで・・・。
特にジェニファー・ハドソンはすごかったですね~。
たっぷりと見応えのある作品でした☆
>素晴らしい歌の数々には圧倒されました。本当にソウルを感じるものばかりで・・・。特にジェニファー・ハドソンはすごかったですね~。
彼女の歌声はさすがのビヨンセも敵わないほどの迫力がありましたね^^