京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『ばしゃ馬さんとビッグマウス』

2013-11-11 | 邦画


□作品オフィシャルサイト 「ばしゃ馬さんとビッグマウス

□監督 吉田恵輔 
□脚本 吉田恵輔、仁志原 了
□キャスト 麻生久美子、安田章大、岡田義徳、山田真歩、
       清水 優、秋野暢子、松金よね子、井上 順

■鑑賞日 11月4日(月)
■劇場 横浜ブルグ13
■cyazの満足度 ★★☆(5★満点、☆は0.5) 

<感想>

  
吉田恵輔監督の過去の作品である『純喫茶磯辺』では仲里依紗が新人ながら
  いい味を醸し出していた。 もちろん同作品に麻生久美子も出演していたが・・・。 
  水と油のように混ざり合わない男女が出会い、夢を追いつつ挫折を

  繰り返す脚本家を目指すイタい者同士の掛け合いを繰り広げる。

 学生時代から脚本家を夢見て、ばしゃ馬のようにがんばり続けるも、一向に芽の出る
 気配のない34歳になる馬淵みち代(麻生久美子)。 次々と脚本コンクールに応募する
 ものの一次審査すらも通らない。 彼女はある日、友人のマツモトキヨコ(山田真歩)を
 誘ってシナリオスクールへ通うことに。 するとそこで、自信過剰でビッグマウスな自称・
 もうすぐ天才脚本家の26歳の年下男、天童義美(安田章大)と出会う。 見事に対照的な
 2人だったが、天童は馬淵のひたむきな姿に一目惚れしてしまう。 対して馬淵は、自分で
 書いたこともないのに評論家気取りで偉そうな言動が多い天童に怒りすら覚え、毛嫌いする。
 そんな2人はまるでソリが合わず、反発を繰り返すばかり。 それでも徐々に2人の距離が
 縮まっていく。

 最初は会話のキャッチボールが面白かったけど、中盤あたりから同じことの繰り返しで
 面白みに欠けていた。 夢を追い続けることも大事だが、才能のなさに気付き、
 諦めることの勇気も必要だ。 人生、どこで自分の才能を発揮できるかは、一度や二度の
 挫折くらいで決められるものではない。 中途半端に前カレに相談するくだりだったり、
 みんな葛藤しながら仕事や生活に追われていることも知らず、他人の心に土足で上がり
 込む節もあったりで、もっと膨らみを持たせられる映画だと思って観ていたのだが、
 結局のところ、そのままでフィニッシュという抑揚のない映画だった。

 主演の麻生久美子はその表情・角度によって綺麗に見えたりブスに見えたりするから
 面白い。 ただ今回は監督の演出もあるのか、なんだか薄っぺらい演技に終始していた。
 一方、ビッグマウスな天童義美を関ジャニの安田章大が演じていたが、まだまだ演技と
 しては不十分と感じた。 おそらく、ちゃんとした俳優を使っていたら、これほどダメダメな
 映画にはならなかったろうに。

  せっかくみなとみらいまで出掛けて来たのに(上映館が限られていたので)残念・・・


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2 コメント

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あまり (sakurai)
2013-12-10 09:48:39
期待持たずに、さらっと見に行ったもんで、さほどのがっくり感はなかったです。
多分、ずっと夢を持ち続けて、どうしてもあきらめきれず、もがいている自分が好きだ!!っていう人には、ぐいぐいきたでしょうね。
どっか自己満足風なテイストも感じました。
安田君は、どうだったんでしょうね。
器用な感じはしましたが、いまや、ジャニーズなんだか、タレントなんだか、歌手なんだか、俳優なんだか。。
種々雑多 (cyaz)
2013-12-10 12:24:40
sakuraiさん、TB&コメント、ありがとうございますm(__)m

>さほどのがっくり感はなかったです。
なるほど^^

>多分、ずっと夢を持ち続けて、どうしてもあきらめきれず、もがいている自分が好きだ!!っていう人には、ぐいぐいきたでしょうね。
そうかもしれませんね^^
みんなそれぞれそういう経験はあるかもしれません。
でも、どこまで引きずれるのか???

>器用な感じはしましたが、いまや、ジャニーズなんだか、タレントなんだか、歌手なんだか、俳優なんだか。。
ま、どっちつかずよりはどっちかよりになった方がいいでしょうが(笑)、
ただ関ジャニのメンバーも種々雑多なり(笑)

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