□作品オフィシャルサイト 「東京島」
□監督 篠崎 誠
□脚本 相沢友子
□原作 桐野夏生
□キャスト 木村多江、窪塚洋介、福士誠治、柄本佑、木村了、染谷将太、鶴見辰吾
■鑑賞日 8月28日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
何だかちっとも緊張感のない映画に仕上がっているのだが、これでいいのだろうか
漂着して女1人男23人
このシチュエーションを聞いただけで、どんな展開になるのかワクワクドキドキの展開を望んでいたのだが・・・。
原作は残念ながら間にあわなくて未読。 かみさんは映画直前で読了してこの映画に臨んだ。
実際に生きるか死ぬかの状況で、当然のように狂ってしまうものもいれば、
力関係で上に立ち、そこに指示命令系統ができていく。
それでも隙あらば当然上を狙うのは、無人島で現代社会でも同じこと。
また島を脱出すること積極的な人間と、救助の望みをを捨て自分たちが島に残り
どうやって生活をしていくかを模索する人間に二極化していくのも当然の流れ。
リーダーシップを執れる者、サバイバルが得意な者、人のお零れで生きる者、腰ぎんちゃくで生きる者等々、
様々な形の、しかも明白な人間関係の縮図がそこに存在する。
原作の緻密さは映画に反映していないと一緒に観たかみさんは言う。
原作を読まないまでも、映画としての大命題は方向性を失って締まり無い映画になってしまっている。
この映画で木村多江が上手いかと言うと、それまでの彼女の作品の中では特筆できるものではなく、
ま、唯一褒めるとすれば徹頭徹尾最初から最後までスッピンで頑張ってるところかな(笑)
ストーリーが進むに連れて、今度は中国人や他国人まで現れて・・・。
ましてやなんで「黄色いサクランボ」なのか(笑)
窪塚洋介も中途半端だし、だけどそうそうキムを演じるサヘル・ローズが意外に芸達者だったことには驚いたけれど
生きるか死ぬかの状況下で、そこに置かれた人間たちの心模様はこんなものではないだろうし、
原作に描かれている人間模様は必ずしも映像上に現れていないのは、原作を読まれた方なら理解できるかもしれない。
映画を観終わってから、かみさんが「映画観てから、原作を読んだ方が良かった」と一言。
かみさん曰く、原作の清子はもっとボテボテしていて中年オバチャンだとか。
木村多江のイメージでは全くないとか(笑)
僕に取って救いだったのは、エンディングでSuperflyがアレサ・フランクリンの「ナチュラル・ウーマン(詞・曲 キャロル・キング)」を歌っていることだった。
無人島で1人の女と多数の男が一緒にサバイバルライフよ!!!!!
いゃんっキャ━(oノωノ)━ァ♪
旦那もロクな男じゃないんだから ここらで あたち、何発でもしちゃうわよ
逆ハーレム人妻童貞喰いっちゅーの?
Σ(`・ω・屮)屮 オオォォォオォ
エロエロ期待無人島サバイバル
生きるか死ぬかの緊張ハラハラドキドキ
↓では無い↓
って無人島に「たんぱく質」豊富にあるなんて
エロエロドロドロドロ沼へと走るストーリーはヤリ欲をメシ欲に変わる そして サバイバルはミニコント寄せ集め
で~た~ リアル亀仙人窪塚
ユル~~~く のへら~~んで
てれてれ~なサバイバル無人島ライフ
である
ぬるーーい 「無人島 ライフラインたっぷり偽サバイバルライフ」だった
>リアルにアナタハンの和子ってボテボテおばちゃんなんだよね
なるほどね(笑)
>ユル~~~く のへら~~んでてれてれ~なサバイバル無人島ライフである
確かに、あまりキンチョール、いやキンチョー感の無い映画でした(笑)
> 「無人島 ライフラインたっぷり偽サバイバルライフ」だった
ホントホント(笑)
豚なんて、かつて人が住んでいないと存在しないっちゅーねん(笑)
私も原作読みましたが、感想は奥様とまったく同じですね。^^;
何を焦点にした映画なのか、ちょっとわかりませんでした。
窪塚くんの亀仙人姿は、めっちゃ笑えた。。。
ここでなぜドラゴンボール?って思いましたけど。
>このシチュエーションを聞いただけで、どんな展開になるのかワクワクドキドキ
私もです。
ふつ~そんな風な環境になったら、40の女性にでも
群がるでしょうにね~。^^;
>私も原作読みましたが、感想は奥様とまったく同じですね。^^; 何を焦点にした映画なのか、ちょっとわかりませんでした。
原作を読まれた方なら余計にそう思われるでしょうね^^
>窪塚くんの亀仙人姿は、めっちゃ笑えた。。。
そうですね!
ここでなぜドラゴンボール?って思いましたけど。
あの亀の甲羅でヒラメいたのかも(笑)
>ふつ~そんな風な環境になったら、40の女性にでも群がるでしょうにね~。^^;
ふむ、NAOさん、自分を置換しましたね、さては(笑)?
つい先日もFMのラジオドラマなど、可愛いお話でしたし、
お仕事ドラマなんかも良いし。
これはホントに「これでいいのか??」な内容でしたよね~。
ラストもアレでいいのか
>相沢友子さん、好きなんですけどね~。
ほう、『大停電の夜に』や『重力ピエロ』も彼女の脚本でしたね^^
>これはホントに「これでいいのか??」な内容でしたよね~。ラストもアレでいいのか
原作未読でわからないですが、ちょっとアレではねぇ(笑)
どうして、南海の無人島の漂流者が、日焼けしてないのか?
そう云った、基本的なところが、観客の集中力を殺ぐってことを予想しないのが、見ていて判りました。
デカプリオの映画で、東南アジアの無人島物がありましたが。アノ日焼け姿との差を思い出しました。
初めは良く判らないのですが、ドラム缶の置き方がおかしいのです。
カットが切り替わり、船を捜すように、全員が海の方を見る場面です。
ドラム缶は、カタカナの「サヨナラ」と並べてありました。
>どうして、南海の無人島の漂流者が、日焼けしてないのか?
確かにイージーにツッコむ箇所が多かったですね(笑)?!
>デカプリオの映画で、東南アジアの無人島物がありましたが。アノ日焼け姿との差を思い出しました。
そんなの、以前ありましたね(笑)
>カットが切り替わり、船を捜すように、全員が海の方を見る場面です。
ドラム缶は、カタカナの「サヨナラ」と並べてありました。
そうでしたね^^