京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『先生と迷い猫』

2015-10-23 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「先生と迷い猫
□監督 深川栄洋
□脚本 小林弘利
□原案 木附千晶(「迷子のミーちゃん 地域猫と商店街再生の物語」)
□キャスト イッセー尾形、染谷将太、北乃きい、岸本加世子、
       ピエール瀧、嶋田久作、もたいまさこ

■鑑賞日 10月11日(日)
■劇場  チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 校長職を定年退職し、妻に先立たれて一人暮らしをする森衣恭一(イッセー尾形)。
 堅物で偏屈なことから近所でも浮いた存在で、訪ねてくるのは亡き妻(もたいまさこ)が
 可愛いがっていた野良猫のミイだけ。 追い払おうとする森衣をよそに、ミイは毎日
 妻の仏壇の前に座っていた。 そんなある日、ミイが姿を見せなくなり、気になって
 探し始めた森衣は、同じようにミイを探す人々がいることを知り、その交流のなかで
 「居なくなってからでは伝えられない気持ち」に気付く。

 原作は未読。 実際、実話に近いところのストーリーは進行していくのだが、
 この映画では、正直イッセー尾形のあの“間”がスベッているように感じだ。
 周りに個性的な俳優陣がいるにもかかわらず、イッセー尾形のカラーが強すぎて、
 なんとも調和のない映画になっている気がした。

 クスクス笑いは当然コメディアン出身でまた独り芝居も特異なイッセー尾形だが、
 ここでもその一人芝居が逆効果になっていたのでは。
 深川監督は好きな監督さんだし、恐らく自らの監督作である『60歳のラブレター』の
 あの演技でイッセー尾形を起用したのだろうが、ちょっとそこは期待ハズレ。
 染谷将太や嶋田久作の使い方も惜しい。


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