『デス・レース』

□作品オフィシャルサイト　「デス・レース」
□監督・製作・原案・脚本　ポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソン
□原案　イブ・メルキオー
□脚本　ロバート・ソム / チャールズ・グリフィス
□キャスト　ジェイソン・ステイサム、タイリース・ギブソン、イアン・マクシェーン、ナタリー・マルティネス、ジョアン・アレン

■鑑賞日　１２月９日（火）
■劇場　チネチッタ
■cyazの満足度　★★★☆（５★満点、☆は０．５）

＜感想＞

　少し前にＣＳで放送していた『トランスポーター１、２』を続けて観た。　特にストーリー性が高いとか言うものではなく、ただただ無茶なアクションが楽しめるし、ハイテンポで退屈しないタイプの映画だったからだ（笑）

　その『トランスポーター１、２』でも主演をしていたジェイソン・ステイサムと、なんだか最近いい母（妻）役が回ってきているジョアン・アレンというキャスティング、そしてカーレースもたっぷり観れそうなので観たいと思っていた映画だ。　特に予告編ではジョアン・アレンが刑務所署長という今までにないダーティなイメージも楽しみにしていた。

　そもその元ネタはロジャー・コーマンの『デス・レース２０００年（１９７５年作）』。　それをポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソンがリメイクしたもの。 　タイトルが“デス・レース”ということから、『バイオハザード』で血ドバーッ好きのポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソンがどんな風に仕上げるのか興味津々。

　“脱獄不可能の刑務所”というところから、結構オチがよめてしまうものなのだが、ステージ３まであるデスレースにまるでゲーム感覚で武器をゲットしていく様はさすがにバイオハザード・ゲーム版（やったことはないが）そのもの
　またリアルタイムで「デス・レース」を放映し、人気番組となっているのも面白い。

　脱獄してからのオチはありきたりでもう少しヒネって欲しかったが、でもバリバリアメ車で乗り付けた、デス・レースではナビゲーター役のナタリー・マルティネスがなかなかエキゾティックでナイスバディで良かったなぁ　彼女、キャリアを調べていて映画は初めてのようだが、「ファッション・ハウス」というＴＶには出てたような。
　これまた「ファッション・ハウス」を調べてみたら、共演者は殆どＴＶ俳優だったが、その中に知った懐かしい名前を発見　その名はボー・デレク　そうあの十点満点の『テン』に主演していた彼女だった。　『テン』が１９７９年の作品だからもう約３０年経っているんだなぁ・・・って変なところに寒心（笑）