□作品オフィシャルサイト 「ファミリー・ツリー」
□監督・脚本 アレクサンダー・ペイン
□脚本 ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
□原作 カウイ・ハート・ヘミングス
□キャスト ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、
ニック・クラウス、ボー・ブリッジス、ジュディ・グリア
■鑑賞日 5月26日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
<感想>
ボート事故で、突然妻・エリザベスがこん睡状態に陥った夫で弁護士の
マット・キング(ジョージ・クルーニー)。 そのショックだけでなく、
あまりにも知らなさ過ぎた家族の実態(娘二人の)と直面することになる。
更に愛していた妻の浮気が発覚。 浮気相手との駆け引き、さらには
先祖代々の土地売却問題も絡んで・・・。
クールガイ・クルーニーも最近やたら角が取れ、丸みを帯びた役回りが
多くなった。 ハワイを舞台に、妻の死に際して様々な知りえなかった
問題が勃発。 それをマット(クルーニー)が解決していくストーリー。
まず二人の娘二人、特に下の娘の自由奔放な振る舞いがマットを困らせる。
上の娘もどこの馬の骨かわからない彼氏がセットのように付いてくる(笑)
そんな娘二人+1人が珍道中を繰り返す。
ただ、そこには浮気調査はもちろんのこと、土地売却を含め、
娘たちとの絆を少しずつ取り戻していったり、また親戚との係わり合いの
進展もみられるところ。
ふと考えると、落ち込みそうな話題ながらも、ハワイという乾いた
自由な舞台をが、 それを払拭し、また娘たちとのやり取りも可笑しい。
最後のほうでは、二人の娘とも同じ歩調を取れるようになり、またマットに
協力的になっていく。 +1の方は相変わらず飄々としているが(笑)
特に浮気調査ではマットと娘二人+1で、ここでの浮気相手の調査と
本人とのやり取りは面白い。 まるでマットの片腕化した長女・アレクサンドラを
演じるシャイリーン・ウッドリーのナチュラルな演技も見物。
もちろんマイペースな次女・スコッティを演じるアマラ・ミラーもそうだったが(笑)
☆1個プラスしたのは、この二人の娘の演技に対してかな
そうそう従兄弟のヒュー役で出ていたボー・ブリッジス、久々にスクリーンで
見れて良かったなぁ
ただ、映画全体としては大きな変化もなく、ただ家族の絆回復物語程度で
可もなく不可もなくといったところ。
ちょっと脇の甘い映画で終わってしまったような感あり
ハワイの雰囲気で癒された感じでした。
ではでは☆
ドラマとユーモアさのバランスが上手く
いかにもアレクサンダー・ペイン監督らしい作品でした!
>ハワイの雰囲気で癒された感じでした。
ハワイだから、このストーリーながら
あまり暗くなく作れたのでしょうね!
>ドラマとユーモアさのバランスが上手く
いかにもアレクサンダー・ペイン監督らしい作品でした!
そうでしたね^^
ジョージ・クルーニーも性格俳優の域に達しましたかね(笑)?!
あれがいいスパイスだったなあ。
いつものバタ臭いハンサムぶりを封印して、くたびれたおっさんをいい具合に演じてくれました。
苦手なジョージさんなんですが、今回は良かったなあ。
>なかなかいい味わいをかもし出してたと思います。あれがいいスパイスだったなあ。
お好きだったんですね、あの感じ(笑)
>いつものバタ臭いハンサムぶりを封印して、くたびれたおっさんをいい具合に演じてくれました。苦手なジョージさんなんですが、今回は良かったなあ。
なんか子供に振り回されているクルーニー、
エスプレッソのCMのような表情で(笑)