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京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『片思い世界』

2025-04-13 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「片思い世界
□監督 土井裕泰
□脚本 坂元裕二
□キャスト 広瀬すず、杉咲 花、清原果耶、横浜流星、田口トモロヲ、西田尚美

■鑑賞日 4月6日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

きっと好き嫌いがはっきりと分かれる作品だと感じました。

坂元裕二の脚本、監督が土井裕泰、
そして広瀬すず、杉咲 花、清原果耶というキャスティング。
期待しないはずがないでしょう(笑)

でも、シネコンは公開してすぐの日曜日、閑散としていました。

「片思い」、それは3人3様の現世への思い残したもの。
過去に行くことは出来ないが、自分たちの過去は俯瞰で見れる。
残虐な幼い頃の事故(事件)が、それぞれの「片思い」というか、
心残りな何かを求めて過去を旅するという感じ。
過去を変えることもできないし、何も触れることのできない。
ただ、見つめるだけで手出しできない現状と、
どこかで吹っ切らなければならない過去。
それぞれの「片思い」は「両想い」にはなるはずもないが、
思い残した心の置き場を暗闇から日の当たる場所へ。
一応、伏線を敷き、ストーリーが進むにつれてそれぞれの「片思いの世界」は

わかるようになってくるのだが、それは驚きでもなんでもなく、
「片思い世界」は「心残りの世界」からの払拭の世界へ。

最近、坂元裕二のオリジナル脚本で映画化が多くなってきたけど、
昔ほどの力量と涙を流す変化球は無くなってような気がする。

土井監督、この脚本に忠実でなく作り上げて欲しかったなぁ・・・。

コメント (2)
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