□作品オフィシャルサイト 「ファーストキス 1ST KISS」
□監督 塚原あゆ子
□脚本 坂元裕二
□キャスト 松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森 七菜、リリー・フランキー
■鑑賞日 2月24日(月)
■劇場 Tジョイ品川
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
夫・駈(松村北斗)が人助けをしたがために、その事故で亡くした硯カンナ(松たか子)。
結婚15年目で以前から倦怠期が続いていて不協和音が続いていた。二人は離婚を決め、
駈が離婚届を提出する前に事故は起こった。
たまたまカンナが不思議にタイムスリップ(ま、これもよくわからない設定だったが)
出来たことにより、過去に戻って出会いから恋愛期間を経て結婚へ、そして事故・離婚と・・・。
振り返れば、結婚して長く同じ屋根の下で生活すれば、色々あるのは当然のこと。
もし夫婦でこの映画を観ていたとしたら、自分たちの出会いや、それからの結婚生活を
振り返って観ることになるだろう。
出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた
Making good things better
いいえ すんだこと 時を重ねただけ
疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの
杏里の「オリビアを聴きながら(詞・曲:尾崎亜美)」の歌詞ではないけれど、
ま、夫婦のすれ違いなんてあって余りあるもの。
例えタイムスリップできたとしても、歴史を変えることは出来ない。
「だから何?」って感じで。 涙は一筋も流れませんから。